
今回ご紹介するのは、新築住宅の外構工事をご依頼いただいた川越市のM様邸です。
「家の外観に合わせて、シンプルでモダンな外構にしたい」というご希望をお持ちで、Zoomを通じてお打ち合わせを重ねさせていただきました。
M様は、ご新居の基礎工事が始まる前の早い段階からご相談をくださいました。当初のお悩みは、理想のデザインと予算のバランス。「予算は抑えたいけれど、安っぽく見えるのは避けたい」という、多くの新築施主様が抱える切実な課題と向き合うところから、私たちのプランニングはスタートしました。
「予算は150万円くらいに収めたいんですが、門柱だけは少しお金をかけてでもカッコよくしたいんです」
M様との打ち合わせで特に印象的だったのは、この一言でした。
当初はフェンスやウッドデッキなど、多くの要素を盛り込んだプランをご検討されていましたが、予算との兼ね合いで優先順位をつける必要がありました。
M様のご新居は、シックな黒い外壁が特徴的なモダンな住宅。
そこで私たちがご提案したのは、「引き算の美学」を取り入れたオープン外構です。

プランが決まっていく過程は、まさにM様と私どもの二人三脚でした。
特に議論を重ねたのが「門柱」です。
当初は化粧ブロック積みの一般的な門柱でしたが、M様から「ここはこだわりたい」と強いご要望をいただき、ジョリパット仕上げの塗り壁門柱に変更しました。
「他の部分を削ってでも、家の顔となる門柱は妥協したくない」というM様の想いを受け、黒い外壁に映える、少しグレーがかった上品な色味をご提案。
さらに、門柱の位置を少し道路側に前に出すことで、門柱裏にプライベートな空間を確保。ここにお子様が遊べる人工芝スペースや、宅配ボックスを配置することで、機能性とデザイン性を両立させました。
また、サイクルポートの屋根材には「クリアブルー」を採用。「熱線吸収などの機能面も大切ですが、見た目のスッキリさも重視したい」というM様の細やかなこだわりが反映されています。
M様、この度は埼玉外構にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
「予算の中で何ができるか」ではなく、「どうすれば予算内で最高のパフォーマンスを出せるか」を一緒に考え抜いた時間は、私にとっても大変充実したものでした。
特に、門柱の仕様変更を決断された時のM様の熱意には、プランナーとして心を動かされました。完成した塗り壁の門柱は、間違いなくM様邸のシンボルとなるはずです。
これから始まるご新居での生活が、この外構と共に素晴らしいものになることを心より願っております。
限られた予算でも、工夫次第で理想の空間は実現できます。
「こだわりたいポイント」と「コストを抑えるポイント」のメリハリをつけたプランニングは、埼玉外構の得意分野です。
川越市周辺で外構工事、お庭のリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽に埼玉外構にご相談ください。お客様の夢を形にするお手伝いをさせていただきます。
| 施工内容 | 駐車場土間コンクリート(伸縮目地)、アプローチデザインコンクリート、塗り壁門柱(ジョリパット)、サイクルポート(LIXIL ネスカFミニ)、人工芝下地造成、建物周り防草シート+6号砕石敷き |
| 価格帯(目安) | 176万円 |
| 工期(目安) | 約2週間〜3週間 |
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