施工事例

富士見市|宅配ボックス付き門柱と石目調タイルテラスが映える、木調で囲うお庭

富士見市|宅配ボックス付き門柱と石目調タイルテラスが映える、木調で囲うお庭

道路側の塀は低く抜き、庭側は木調で閉じる。『抜く塀』と『閉じる塀』を使い分けた新築外構です

埼玉県富士見市の施工事例|宅配ボックス付き門柱と石目調タイルテラスが映

埼玉県富士見市で、新築のお住まいに合わせて行った外構工事です。敷地は約141㎡の平坦地。三方には既存の境界塀が回っていました。ゼロから囲い直すのではなく、残す塀と足す塀の仕分けから始めています。

建物は黒に近い濃いグレーのタイル貼りで、サッシと玄関ドアはダークブラウン。外構の金物もこの色調に収めました。

ご相談の背景

最初のご相談は、建物の基礎工事が始まる二か月ほど前。引渡し後の着工という段取りで、更地に近い状態からの打ち合わせです。

論点は二つ。ひとつは三方に回る既存の塀の扱いです。天端が440mm、640mm、820mmとばらついており、新しい塀とフェンスの接続が決まりません。もうひとつは地区計画の区域にあたること。道路に面する垣や柵は、生垣か、低い基礎に見通しの利くフェンスを載せて全体1.2m以下に収めるかに限られます。閉じたい気持ちと、開けなければならない条件。どこで分けるかが宿題でした。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、宅配ボックスが付いた機能門柱。初回の現地打ち合わせで必須の条件に挙がり、最後まで揺らぎません。

ふたつ目は、庭に面した側だけをしっかり目隠しし、それ以外は開けておくこと。面ごとに扱いを変えたいというご希望です。

三つ目は、リビングの掃き出し窓から続くタイルのテラス。奥行きは庭の中ほどまでというイメージです。あわせて駐車2台分と将来の自転車置き場、木調のナチュラルモダンな色味も条件です。

ご提案のポイント

埼玉県富士見市の施工事例|宅配ボックス付き門柱と石目調タイルテラスが映

門柱はLIXILの機能門柱FF(エンボスブラック)に、前入れ後ろ取出しのボックスセットKN(ディープグレー)を組み合わせました。センターブロックはシャイングレー、インターホンと表札はご支給品を取り付けました。宅配ボックスも表札も一本にまとまり、玄関までの動線がすっきりします。

塀は面ごとに役割を変えます。道路側は、ベージュのレンガ調化粧ブロック(マチダ ビースマイル120)を低く積み、上にLIXILのハイグリッドフェンスUF8型T-6(ブラック)を載せました。細い黒の格子は視線を通すので、地区計画の基準に沿いながら、塀が「壁」ではなく敷地の「縁取り」になります。着工前の届出も、ご委任いただき当社で提出しました。

対して庭側は閉じます。エコモックフェンスH1200を、既存ブロックの上にコアあけで立てました。板幅145mmの横板を7段、隙間は10mm。ふさぎ切らず、風と光だけは通します。塀を積み増さずに高さを稼ぎました。

テラスはリビエラのエタニティ300角(マルチカラー)。図面には「3段目の天端をサッシの下端に合わせる」と注記しました。建物の開口部を基準に高さを決めたので、掃き出し窓からほぼ段差なく出られます。建物側に回る立ち上がりは仕上げをせず、ブロック積みのまま。見えない面は化粧しません。

いちばん手間をかけたのは足元です。この敷地には浄化槽があり、その上を車が乗ります。土間コンクリート40㎡のうち浄化槽にかかる範囲は、スラブ用の配筋をD10で縦横200ピッチに組み、マンホール廻りに補強筋を追加。天端も土間の仕上げ高さに合わせています。さらに伸縮目地8.4mに幅80mmのスリットを13.9m足し、6号砕石を詰めて雨水とひび割れの逃げ道に。完成すれば見えませんが、省けば将来表に出ます。

完成した外構の見どころ

埼玉県富士見市の施工事例|宅配ボックス付き門柱と石目調タイルテラスが映

道路から見えるのは、黒い門柱と黒いフェンス、そしてベージュの塀。金物を黒で締め、足元を明るくすると囲いの重さが出ません。塀は低く、その上は抜けている。『抜く塀』だけで構成した、道路側の表情です。

裏へ回ると景色が変わります。濃いブラウンの横板が背を作り、その内側に人工芝の緑と石目調タイルのテラス。玄関前の枡にはアッシュグレーの割グリ石を敷き、株立ちのアオダモを1本。石の面に細い枝が重なります。

暮らしの変化

留守にしていても荷物を受け取れる。門柱に宅配ボックスを組み込んだ効果は、毎日いちばん分かりやすい形で効いてくれます。表札もインターホンも同じ柱です。

庭は、視線が切れているぶん使い方が自由です。掃き出し窓からそのままテラスへ出られ、人工芝の上は子どもの遊び場にも洗濯物の一時置きにも。草取りの手間は要らず、マンホールが複数ある駐車スペースも仕上げ面が乱れていません。

富士見市で、新築の外構をご検討中の方へ

外構は、囲うか開けるかを一律に決めがちです。面ごとに役割を分ければ、規制のある道路側も視線を切りたい庭側も成立します。届出が必要な区域なら段取りごとお引き受けします。

富士見市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。他の事例は施工事例一覧にもまとめています。

施工概要

施工エリア 埼玉県富士見市
施工内容 駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き40㎡、伸縮目地、砕石スリット、浄化槽上のスラブ配筋D10+補強筋
門まわり工事:機能門柱(LIXIL 機能門柱FF/エンボスブラック)+宅配ボックス(ボックスセットKN)
境界工事:新設境界塀(マチダ ビースマイル120/ベージュ)、メッシュフェンス(LIXIL ハイグリッドUF8型/ブラック)、目隠しフェンス(エコモックフェンスH1200/ブラウン)
テラス工事:タイル貼り7.6㎡(リビエラ エタニティ300角/マルチカラー)
修景工事:化粧ブロック2段積(TOYO モデリート120)、割グリ石(TOYO クラッシュロック/アッシュグレー)
庭工事:人工芝(メモリーターフ28mm)9.5㎡、犬走り防草シート+青系砕石18.6㎡
植栽工事:アオダモ株立ちH2.2m内外1本
価格帯(目安) 200万円〜280万円
工期(目安) 約4週間〜6週間
相談から完工までの特徴 既存の境界塀を活かし、道路側は抜き庭側は閉じる、面ごとの使い分けで組み立てた新築外構です。
担当プランナーコメント 面ごとに囲い方を変えると、同じ敷地に表情が二つ生まれます。道路側は規制に沿って低く抜き、庭側は既存ブロックを土台に高さを稼ぎました。見えない配筋まで含めた足元です。

富士見市で、新築の外構をご検討中の方はお気軽にご相談ください。敷地の条件と行政のルールを読み解き、『抜く塀』と『閉じる塀』の配分をご提案します。