富士見市|白い塗り壁の門柱と一枚屋根のカーポートが映える、乱形石の新築外構
2台分を一枚の屋根で覆い、『白』の面に『差し色』を効かせた新築外構です

埼玉県富士見市の新築住宅の外構工事です。敷地は約200㎡の平坦地。間口が広く、駐車スペースを大きく取れる形です。建物の引渡し後、駐車場もアプローチも庭も未施工の状態からのスタートでした。
建物は青系のサイディングに白い腰壁。この色を背景として使うため、外構側は白と明るいシルバーで面をつくり、濃い色は数を絞って置いています。
ご相談の背景
建物側の図面では、駐車スペースの上は「屋根なし」の表記。カーポートは外構側で架ける前提でした。敷地には既存の境界塀が一部だけ回り、既設の浄化槽や雨水桝もそのまま残ります。ゼロから組み立てる範囲と、既存に合わせる範囲が混在する条件でした。
初回のご相談から最終のお見積りまでは4〜5か月。図面と見積は8版を数えます。カーポートの機種、建物まわりのブロック、花壇の縁石の色。版を追うごとに細部が置き換わっています。
ご要望
最終の図面と見積の変遷から整理すると、大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、車まわりを最優先にすること。2台分をまるごと覆う大型のカーポートを据え、土間も33.4㎡と大きく取りました。
ふたつ目は、門まわりを見せ場にすること。既製の機能門柱ではなく、左官仕上げの塗り壁の門袖を立て、表札・表札灯・ポストを個別に選んでいます。
三つ目は、手入れの負担を抑えること。庭と建物まわりは人工芝と砕石で覆い、土のまま残る面積を絞りました。
ご提案のポイント

カーポートは検討の途中までLIXILのカーポートSC(54-50型)で図面を進め、最終案で三協アルミのFⅡ 2台用5054(間口5350×奥行5000/H28)へ全面的に切り替えました。色はサンシルバー。天井材まで同じ形材色で指定し、屋根裏まで色をそろえました。雨は排水管につながず、砕石敷への浸透で処理しています。
門袖は造作です。下地のブロックを正面8段、控壁部を7段積み、軽量モルタルの下地をつくったうえで、アイカのジョリパット(エンシェントブリック仕上げ/T-1000)で仕上げました。高さはH1500。
天端にはディーズガーデンの笠木(モダン木目シリーズ/ブラックアッシュ)を載せました。白い壁の頭が濃色になると、遠目でも門柱の輪郭が立ちます。足元にはTOYOのシャルドブリック(シャルドショコラ)をレンガ小端建てで回しました。白い塗り壁、茶系のレンガ、黒い笠木。門まわりだけ質感を上げる3色の構成です。
ポストは門袖に組み込まず、独立させました。ボビの前取り出しタイプにボビラウンドのポールを合わせ、色はネイビーブルー。建物の青いサイディングと呼応する色を『差し色』に選んでいます。表札灯は人感センサー付きのオンリーワン BR1760です。
玄関へ向かう動線だけは素材を変えています。メイクのスカンジナビアクォーツを乱形石で4.6㎡張り、土間コンクリートとテクスチャを切り替えました。駐車の土間は刷毛引き33.4㎡。伸縮目地11.7mとスリット16.4mの砕石で、ひび割れ対策と水の逃げ道を兼ねています。
庭は面ごとに素材を切り替えました。人工芝30㎡、インターロッキング12.5㎡、防草シートと6号砕石の砕石敷89.5㎡。花壇の縁はエスビックのピンコロ2丁掛けを20.2m並べ、門柱まわりは+100、庭側は+300と高さを振っています。
図面には「雨水桝の蓋が開くように、ブロック側を要加工」という注記があります。既設の点検蓋と化粧ブロックが干渉しないよう欠き込む指示です。境界は既存の塀の上に三協アルミのユメッシュE型を12.1m載せました。
完成した外構の見どころ

道路側から見ると、白い屋根のカーポートが敷地の手前側を大きく覆います。柱も天井もサンシルバー。屋根が水平に伸びるぶん、間口の広さがそのまま景色になります。
門袖は、白い塗り壁、黒い笠木、人感センサー付きの照明、濃紺のポストが集まって外構の顔になりました。足元は円形の花壇。ピンコロ石の縁が、乱形石のアプローチと土の面をはっきり分けています。
暮らしの変化
2台分を一枚の屋根で覆っているので、雨の日でも濡れずに乗り降りできます。荷物を持って玄関へ向かう数歩も、屋根の下に収まります。
日が落ちてから帰ってきたときは、門袖の照明が人を感じて点いてくれます。手元が見える明るさがあるだけで、鍵を開けるまでの時間が変わります。庭と建物まわりは砕石と人工芝で覆い、土のまま残る面はわずかです。
富士見市で、新築の外構をご検討中の方へ
新築の外構は決めることが多いぶん、どこに質感を寄せるかで印象が変わります。駐車まわりは面で広く、門まわりは素材を重ねて。役割を分けると散らかりません。
富士見市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。規模の違う事例は施工事例一覧にもまとめています。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県富士見市 |
|---|---|
| 施工内容 | 門まわり工事:造作門袖H1500(アイカ ジョリパット)、笠木(ディーズガーデン モダン木目)、表札・表札灯、独立ポスト(ボビ/ネイビーブルー)、レンガ小端建て(TOYO シャルドブリック) 駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き33.4㎡、伸縮目地、スリット砕石、カーポート(三協アルミ FⅡ 2台用5054/サンシルバー) アプローチ工事:天然石乱形石張り4.6㎡(メイク スカンジナビアクォーツ) 庭工事:人工芝30㎡、インターロッキング12.5㎡(TOYO エクレル)、防草シート+6号砕石89.5㎡、ピンコロ石小端立て20.2m 建物廻り・境界工事:化粧ブロック3段積(TOYO シャルドブリック)、メッシュフェンス12.1m(三協アルミ ユメッシュE型) 水道工事:立水栓(ニッコー サークルタイプ) |
| 価格帯(目安) | 330万円〜430万円 |
| 工期(目安) | 約4週間〜6週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 8版の図面と見積を重ね、車まわりと門まわりに役割を分けて仕上げた新築外構です。 |
| 担当プランナーコメント | 間口の広い敷地なので、駐車まわりは面で大きく取り、素材を重ねる場所は門まわりに集めました。白い壁と黒い笠木、茶のレンガで門袖だけ質感を上げています。 |
富士見市で、新築の外構をご検討中の方はお気軽にご相談ください。車の使い方と敷地の広さから、素材を寄せる場所を一緒に決めます。