施工事例

富士見市|黒の縦格子と光のラインが映える、カーポートのあるモノトーン外構

富士見市|黒の縦格子と光のラインが映える、カーポートのあるモノトーン外構

黒でそろえた外構の中で、門袖の石張りと『光の線』だけが明るく効く新築外構です

埼玉県富士見市の施工事例|黒の縦格子と光のラインが映える、カーポートの

角地に建った木造の新築住宅です。埼玉県富士見市、住宅の建て込んだ市街地。外壁も屋根も黒でまとめられています。先にご相談されていた会社の提案に納得がいかず、口コミをたどってのご連絡でした。

方針は早い段階で決まりました。外構の金物はすべてブラックへ寄せ、門袖壁だけを明るい石調タイルにして『黒の中の一点』をつくる。この一点が、以降の判断のものさしです。

ご相談の背景

いちばん優先されたのは、猫と暮らす日常でした。カーテンを開けたまま過ごしたい。とはいえ窓の外に背の高い目隠しを立てると、オーバーハングのある建物では日当たりが落ちます。玄関ポーチも道路から丸見えで、北側の隣家からの視線も気になる状態でした。

もうひとつは、手のかかる要素を残したくないというお気持ち。虫が苦手で、土地が肥えているぶん雑草もよく出ます。加えて家の前の排水枡と量水器は蓋が薄く動かせず、防犯カメラを何方向かに置きたいというご希望もありました。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、視線を切ること。道路からも北側の隣家からも、玄関前に立つ人が見えない高さがほしい。ただし庭側は光を通したい、という条件付きです。

ふたつ目は、手のかからない外構。土と植栽を最小限にし、雑草の出ない状態にすること。仕上げ材も、経年で汚れが目立たないものを。

三つ目は、防犯とメンテナンス性を先に仕込むこと。カメラの配線を地中とフェンス柱の中に通し、照明は後から足せるよう空配管を残す、という考え方です。

ご提案のポイント

埼玉県富士見市の施工事例|黒の縦格子と光のラインが映える、カーポートの

目隠しは、場所ごとに透過率を変えて組み立てました。玄関ポーチ横はLIXILのフェンスAB TS2型。縦格子ですが隙間が13.8mmと狭く、そのままで実質的な目隠しになります。庭側は上部にYT1型の採光パネル、下部にYL2型の横ルーバー。上から光を落とし、下は完全に切ります。

玄関前は壁で囲わず、フェンスを2段柱で立てて高さを稼ぎました。ハウスメーカー施工のポーチを壊さずに済むよう、柱はできるだけブロックへ寄せています。アルミ角柱の天端は門袖壁と合わせました。

動かせない排水枡と量水器は、玄関へ続く階段の1段目を道路方向へ300mm広げ、段の中に取り込んでいます。既存ポーチも奥行きを300mm拡幅。化粧枠でふさぐ案は、高価なうえに蓋が持ち上がらない重さになるため採っていません。

その階段は浮かせた造作で、段裏にLIXIL 美彩のシンプルラインライトを納めました。段鼻に走る山吹色の線は、見切り材ではなくこの照明の光です。門袖壁のニッチにも同じシリーズを仕込み、玄関側と門柱側で『光の線』の表情をそろえています。

門袖壁のタイルはLIXILのヴィコレ ヴァルストリーム。当初候補のグレージュはサンプルが画面より暗く、モルタルの質感に寄っていたため、より石らしい明るさへ差し替えました。カーポートはLIXILのカーポートSC 24-50型をブラックで、窓の下端より低く納めています。土間は洗い出しから刷毛引きと金鏝へ変更。白華や色ムラ、砂利の抜けを避けるためです。

完成した外構の見どころ

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道路から見ると、建物もカーポートもフェンスも黒。その真ん中で、門袖壁の大判石張りだけが明るく立ち上がります。縦格子のフェンスとアルミ角柱が同じ黒で連続するぶん、石の面の輪郭がはっきり出ました。

アプローチと玄関ポーチは、新井窯業のパークウェイフラット。建物の玄関タイルと同じ材を外まで延ばしました。車の乗る入口だけはアイコットリョーワのグラン舗石に替え、薄いタイルの割れを防いでいます。そして段鼻には、細い光の線が一本ずつ。

暮らしの変化

カーテンは、開けたまま過ごせるようになりました。庭側は上から光が入り、下は視線が止まる。猫と過ごす時間のために、いちばん優先した条件です。玄関前も、道路から立ち姿の見えない高さです。

排水枡と量水器は段の中に消えました。土がほぼ無くなったので、雑草と虫の管理からも解放されています。砕石は踏むと音が出る大きさで、そのまま防犯にもなってくれます。カメラも照明も、空配管が先に埋まっているぶん後から足せます。

富士見市で、目隠しとカーポートをご検討中の方へ

目隠しは高さだけで決めると、日当たりを失います。どこまで透かすかを場所ごとに変えれば、光を残したまま視線だけを止められます。カーポートは敷地条件によって建築確認申請が必要になるため、早めのご相談が安心です。

富士見市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。他の工種もあわせて見たい方は施工事例一覧をご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県富士見市
施工内容 門まわり工事:造作門袖壁(東洋工業 TY型枠ブロック+重量ブロック)、タイル貼り(LIXIL ヴィコレ ヴァルストリーム)、ニッチ部ラインライト、アルミ角柱
アプローチ・玄関まわり工事:既存ポーチ拡幅、浮き階段造作(Landex ケコミ本体)、タイル貼り(新井窯業 パークウェイフラット)、入口の高強度タイル(アイコットリョーワ グラン舗石)、目隠しフェンス(LIXIL フェンスAB TS2型)
駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き、カーポート(LIXIL カーポートSC 24-50型)、建築確認申請
駐輪場工事:土間コンクリート、照明用トランス電源
庭工事:土間コンクリート金鏝仕上げ、目隠しフェンス(LIXIL フェンスAB YT1型+YL2型)、片開き門扉(三協アルミ レジリア YM型)、立水栓(オンリーワン ジラーレW)
建物まわり:防草シート(ザバーン240G)+4号白砕石
電気配管工事:PF管カラ配管36m、ジョイントボックス、監視カメラ用配管
価格帯(目安) 340万円〜450万円
工期(目安) 約4週間〜5週間
相談から完工までの特徴 目隠しの透過率を場所ごとに変え、日当たりを残したまま視線だけを止めた新築外構です。
担当プランナーコメント 目隠しは高さより、どこまで透かすかで決まります。玄関前は隙間の狭い縦格子、庭側は上だけ採光パネル。動かせない枡も、隠すのではなく段の中へ取り込みました。

富士見市で目隠しやカーポートをご検討中の方は、地域ページや関連の事例もご覧ください。敷地の向きと隣家の位置から、どこをどれだけ透かすかを決めます。