施工事例

富士見市|人工芝の緑と乱形石の園路が映える、カーポートを備えたリガーデン

富士見市|人工芝の緑と乱形石の園路が映える、カーポートを備えたリガーデン

人工芝と乱形石と砂利の『張り分け』で、和の庭を洋のしつらえにつくり替えたリガーデンです

埼玉県富士見市で、長く住まわれてきたお住まいのお庭をつくり替えた事例です。建物の側面から背面へ細長く伸びる敷地に、面ごとに素材を切り替えた庭を納め、あわせて既存の駐車スペースにカーポートを1台分掛けました。

出発点は、建物の平面図に書き込まれた1枚のヒアリングメモでした。庭の雑草をどうにかしたい。和ではなく洋にしたい。方針はこの2行から組み立てています。土の見えている面を残さず、素材の切り替わる線は必ず何かで見切る。

ご相談の背景

お庭は土のまま使われていました。細長い形状のうえ、建物際まで土が続きます。草の生える面がそれだけ広く、手入れが季節ごとの負担になっていたことが、メモの記述からも読み取れます。雑草に関する書き込みは1枚のなかに2か所ありました。

もうひとつは庭の表情です。既存の植栽は和の趣で構成されていましたが、ご希望は洋のしつらえに寄せたいというもの。既存の門扉やコンクリート、育ちすぎた樹木をどこまで整理するかが、最初の検討点になりました。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、雑草の出ない庭にすること。土のままの面を残さず、庭全体を面として仕上げてほしいというご要望です。

ふたつ目は、和風から洋風へ、見た目をつくり替えること。既存の植栽を整理したうえで、園路と花壇を軸に庭を構成し直します。

三つ目は、育てていたブルーベリーは残し、きちんと囲うこと。あわせて、日常的に使っている駐車スペースに屋根を掛けることでした。

ご提案のポイント

埼玉県富士見市の施工事例|人工芝の緑と乱形石の園路が映える、カーポート

雑草対策を、面の『張り分け』で解いています。庭の主面はユニオンビズのメモリーターフ28mm。下地に再生砂と防草シートを入れ、約30㎡を人工芝で覆いました。建物際と園路脇には6号砕石と防草シートの砂利帯を約37㎡。土が露出する面は、庭からほぼ消えています。

人工芝の面は、あえて2つに割りました。その間を抜けるのが、エスビックのアースクォーツ乱形(エピスタ)で張った園路です。芝だけで埋めると単調になりますが、園路が庭を横切ることで奥行きが生まれます。

この園路は、下地モルタルで30mm持ち上げて張りました。図面にも「下地モルタル+30」と注記が入っている、意図された段差です。園路が芝より一段浮き、面と面の切り替わりが目で読めます。

『見切りの線』は3種類を使い分けました。人工芝と砂利の間は、グリーンフィールのリサイクルエッジング(プラエッジ35・黒)で約13.5m。園路と芝の間は、エスビックのオールラウンドペイブ・オリジナル6N(コハク)で約22.5m。花壇の立ち上がりは、エスビックのピンコロ(さび・2丁掛)で約12.5m。素材が変わる線を必ず何かで切る。この庭が散らからない理由はここにあります。

花壇は、既存の化粧ブロック擁壁を背にしたレイズドベッドです。東洋工業のバンダブリックウォール(笠置バンダナゲット)を1段立ち上げて土をため、下草を納めました。ピンコロは高さ150mmに抑え、花壇が壁にならないようにしています。ブルーベリーを囲いたいというご要望は、この花壇に置き換わりました。既存の樹は撤去ではなく移設と、図面にも書き分けられています。

カーポートはLIXILのネスカF、1台用の27-54型です。色はシャイングレー、屋根材はポリカーボネートのクリアマット。耐積雪・耐風圧パッケージを組み合わせています。既存のコンクリートを解体し、柱の位置2か所を斫ってから建てました。

完成した外構の見どころ

埼玉県富士見市の施工事例|人工芝の緑と乱形石の園路が映える、カーポート

庭の奥から引いて見ると、人工芝の緑、乱形石のベージュ、砂利の白、花壇の琥珀色までがひと続きに収まります。色数はベージュから黄褐色の暖色、芝の緑、見切りの黒の3系統。絞り込んだことで、細長い敷地がひとつの景色としてまとまってくれます。

寄れば、乱形石の張りパターンと目地、それを受ける縁石とピンコロの縁取りがよく分かります。既存の擁壁も、花壇の背板として使い切りました。駐車スペースには屋根が掛かり、使う場所と見る場所が敷地のなかで整理されています。

暮らしの変化

いちばん大きな変化は、足元に土が見えないことです。芝と石と砂利の3種で庭が埋まり、草取りという作業そのものが暮らしから減ります。ご相談の出発点が雑草だったことを思えば、ここが到達点です。

園路を歩いて花壇まで行ける動線ができたので、庭が眺めるものから使うものに変わりました。カーポートが掛かったことで、車の乗り降りも天候に左右されなくなりました。

富士見市で、お庭のリフォームをご検討中の方へ

雑草にお困りのお庭は、何を敷くかより先に、面をどう割るかから考えると仕上がりが変わります。手間を軽くしながら、庭としての表情も残せます。

富士見市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。規模の異なる事例は施工事例一覧にもまとめています。

施工概要

施工エリア 埼玉県富士見市
施工内容 解体・撤去工事:既存コンクリート解体、既存門扉撤去、既存植栽の整理、柱部分の斫り
庭工事:人工芝(ユニオンビズ メモリーターフ28mm)、乱形石の園路(エスビック アースクォーツ乱形 エピスタ)
花壇・見切り工事:花壇(東洋工業 バンダブリックウォール)、ピンコロ(エスビック さび2丁掛)、縁石(エスビック オールラウンドペイブ 6N コハク)、見切り材(グリーンフィール リサイクルエッジング・黒)
防草工事:6号砕石+防草シート
カーポート工事:LIXIL ネスカF 1台用 27-54型(シャイングレー/ポリカ・クリアマット、耐積雪・耐風圧パッケージ)
価格帯(目安) 130万円〜180万円
工期(目安) 約2週間〜3週間
相談から完工までの特徴 雑草と和風の見た目という2つのお困りごとを、素材の張り分けと見切りで一度に解いたお庭のリフォームです。
担当プランナーコメント 細長い庭は、1種類の素材で埋めると通路のように見えてしまいます。人工芝の面を2つに割り、間を一段高い乱形石の園路で横切らせて奥行きをつくりました。素材が変わる線はすべて見切り材で受けています。

富士見市で、草の手入れが負担になっているお庭のご相談を多くいただいています。面の割り方と見切りの取り方で、同じ広さでも印象と手間は変わります。