上尾市|角地の視線を木調フェンスで切り、宅配ボックス一体の門柱でまとめた平屋の新築外構
この事例を一文で言うと
角地に建つ平屋の、建て替えに伴う新築外構。道路から見える面だけを木調の横板フェンスで締め、門まわりの機能を柱1本に集めた工事です。

約50坪の敷地に20坪ほどの平屋が建ちます。ただし更地からのスタートではありません。隣地との境には古いブロック塀が残り、庭には夏みかんの木。
テーマは2つ。『見える範囲だけ隠す』こと、そして『壊さずに残す』こと。囲い込むのではなく、視線が入る方向にだけ手を打つ設計です。
ご相談の背景
いちばんのお悩みは、道路から家の中が見えてしまうこと。角地で2面が道路に接し、しかも平屋。窓の高さが低いぶん、通りからの視線がそのまま室内に届きます。
ただ、全部を囲ってほしいというご相談ではありません。お客様ご自身から、フェンスを途中まで目隠しに変えられないかというご提案があったほどです。視線を切るのに要る高さと範囲を、はじめから測っておられました。
もうひとつ迷っておられたのが、庭に残る夏みかんの木。小さくはしたい、手入れが大変ならやめてもよい、手間がかからないなら残したい。率直な迷いをお聞きしました。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、道路からの視線を切ること。ただし全面を囲うのではなく、必要な範囲だけを隠したいというご希望。
ふたつ目は、宅配ボックスを含めた門まわりを1本にまとめること。平屋で門袖を大きく取る余地は限られています。
三つ目は、既存を活かして費用を抑えること。解体もブロックもフェンス新設も、敷地内だけに絞ってほしいというご指示でした。
ご提案のポイント

道路面のフェンスは、LIXILの「フェンスAB YS3型」T-12。高さ1200mmの本体を、ダークグレーの化粧ブロック3段の上に12m通しました。枠はブラック、板は木目色のクリエモカ。通りから一番見える面だけを木調にしたのは、目隠しを「囲い」ではなく意匠として見せるためです。
西側は、道路側から6000mmだけを同じ目隠しにし、その先の6.8mはメッシュのハイグリッドフェンス UF8型へ。視線が入るのは道路側だけ。丸見えというお悩みへの答えは、図面上で6000という数字になりました。
門まわりはユニソンの機能門柱「ミーズ」、埋め込み用のブラック。ポスト・宅配ボックス2段・インターホン・表札を1本に集約しました。門扉はLIXILの「開き門扉AB YS1型」の片開き。フェンスと同シリーズで、意匠が途切れません。
床は2種類。駐車スペースは土間コンクリート28㎡を刷毛引きで。アプローチとテラスは、ユニソンの大判平板「カルムベイプ」。300×600と300角を混ぜ、単調にならないよう割り付けました。
庭は人工芝のメモリーターフ28mmを24㎡。エクレルボーダーの縁石4.4mを曲線に振り、植栽帯と見切ります。新しいシンボルツリーはソヨゴの株立ち、H2.4m。
完成した外構の見どころ

道路面は木調、側面はブラック単色。同じ型で色だけを変えたので、正面はやわらかく、脇は締まって見えます。土留めの天端は西側の高さに合わせ、2面から見ても折れないラインを通しました。
そして、夏みかんの木が残りました。図面にも「植栽:既存」と書き込んでいます。建て替えでいちばん失われやすいのが、前の庭にあったもの。そこへソヨゴを1本足し、曲線の縁石で人工芝と切り分けました。直線だけで構成しないぶん、平屋の低い佇まいと馴染んでくれます。
暮らしの変化
道路から家の中が見える状態は解消しました。それでいて庭は暗くなっていません。隠したのは、視線が入る範囲だけだからです。
宅配ボックスが2段あるので、受け取りのために家にいる必要がなくなりました。ポストもインターホンも表札も同じ柱の上。庭は人工芝と砕石敷きで、草取りの手間もほとんど要りません。
東側と北側の既存ブロック塀は、一枚も壊していません。控えブロックをアンカーで留めて補強しただけ。『壊さずに残す』は費用の話であると同時に、塀の安全を確かめる工事でもありました。
上尾市で、角地の目隠しをご検討中の方へ
角地は、方向によって視線の入り方が違います。全周を同じ高さで囲うより、どこから何が見えるかを整理したほうが、費用も景色も落ち着きます。上尾市の外構工事ページでは、地域で多いご相談や他の施工事例も確認できます。
木調のフェンスで庭まわりを整えた例は木目調フェンスで囲ったナチュラルな庭の事例、駐車まわりと庭をまとめたい方はカーポートと庭を一式で整えた事例もあわせてご覧ください。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県上尾市 |
|---|---|
| 施工内容 | 駐車場工事:土間コンクリート28㎡(刷毛引き)、伸縮目地9m 門周り工事:機能門柱(ユニソン ミーズ/ポスト+宅配ボックス2段+インターホン/ブラック)、表札(ビーム L250)、門扉(LIXIL 開き門扉AB YS1型/片開き)、アプローチ・テラス舗装8㎡(ユニソン カルムベイプ/クラリーブラック+目地グレー) 庭・植栽工事:人工芝24㎡(メモリーターフ28mm)、庭縁石4.4m(エクレル ボーダー)、6号石灰+防草シート36㎡、割栗石1㎥、ソヨゴ(株立ち H2.4m)1本、既存の夏みかんの木は残置 境界・土留め工事:化粧ブロック コード120/3段 12m(ダークグレー)、道路面フェンス12m(LIXIL フェンスAB YS3型 T-12/ブラック+クリエモカ)、西側は既存ブロック解体20㎡+重量ブロック C100 13m、目隠しフェンス6m+メッシュフェンス6.8m(ハイグリッドフェンス UF8型)、控えブロック C150 計7カ所(既存塀は解体せず補強) |
| 価格帯(目安) | 250万円〜330万円 |
| 工期(目安) | 約3週間〜4週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 既存の塀と庭木を残しながら、道路から視線が入る範囲だけを目隠しフェンスで締めた、建て替えの新築外構です。 |
| 担当プランナーコメント | 2面が道路に接する平屋のため、視線が入る方向と距離を図面で決めてから目隠しの範囲を切りました。「道路側から6000mm」という指定はその結論です。塀と庭木を残したのは、前の庭を引き継ぐためでもあります。 |
上尾市で角地の外構や目隠しをお考えの方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。どこを隠し、どこを残すか。その線引きからご相談を承ります。