施工事例

朝霞市|乱形石と木調デッキに、もとからの景石が寄り添う平屋の外構

朝霞市|乱形石と木調デッキに、もとからの景石が寄り添う平屋の外構

『残すもの』と『新しくするもの』を分けて、玄関まわりと庭側だけを更新した平屋の外構です

埼玉県朝霞市の施工事例|乱形石と木調デッキに、もとからの景石が寄り添

埼玉県朝霞市。すでにお住まいの敷地で、外構を部分的につくり替えたリフォームです。図面には「既存 土間コンクリート」「既存 CB+フェンス」「既存 景石」といった書き込みが並びます。使えるものは残し、手を入れる範囲を絞る組み立てです。

素材は三つ。暖色寄りの乱形石、コンクリート調のグレーの門袖、木調ブラウンのデッキとフェンス。建物が濃茶とライトグレーの二色なので、木調を外壁の濃茶に寄せています。

ご相談の背景

敷地はほぼフラットです。高低差はいちばん大きいところでも12cmほど。段差の処理よりも、どこに手を入れてどこを残すかの線引きが主題になりました。既存の土間コンクリートが広く残り、境界にはブロックとフェンス、門扉もあります。

そして敷地には、以前から大きな景石が二つ。撤去すれば処分の費用がかかりますし、庭との相性も悪くありません。動かして使い直す前提で、玄関まわりの計画を組み立てました。庭側は隣地の建物と向かい合う配置。掃き出し窓の前に居場所をつくるなら、目隠しと組みで考える必要がありました。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、玄関までのアプローチを自然石で仕上げること。

ふたつ目は、門袖を新しく立てること。ポスト、表札、インターホンを一か所にまとめる形です。

三つ目は、掃き出し窓の前にウッドデッキを設け、隣地側に目隠しを立てること。庭側は、この二つを組みで進めました。

ご提案のポイント

埼玉県朝霞市の施工事例|乱形石と木調デッキに、もとからの景石が寄り添

アプローチは自然石の乱形石張り。松下産業のゴールデンフレークで、白からグレー、赤茶までが混じる暖色寄りの面をつくりました。目地は白く取り、一枚ごとの輪郭が読めるように。下地はコンクリートで、縁の型枠を12m分起こしています。

門袖は重量ブロックを7段、高さ1,350mmで積みました。仕上げはタカショーのセラウォール RC杉板。杉板本実の型を写したコンクリート調の壁材で、横方向の木目が薄く入ります。ポストはLIXILのエクスポスト 口金タイプS-3型のブラック、表札はオンリーワンのラインプレミアム マットブラック。インターホンはお手持ちの機器を取り付けました。グレーの面に、黒い金物だけが線として残ります。

ウッドデッキはLIXILの樹ら楽ステージ。束柱B・幕板B仕様で、床板と幕板はライトウッド、束柱はオータムブラウン。床面は明るく、足元は落ち着いた色に。掃き出し窓からそのまま出られる高さに合わせ、幕板で床下をぐるりと隠しました。デッキの下は、あらかじめご家族が敷かれた防草シートと砕石です。

目隠しはLIXILのフェンスAB。三段まで取り付けられる多段柱をブラックで立て、本体はYS3型 T-12を一段だけ。柱の高さを先に確保し、必要な位置にだけパネルを置く考え方です。板はブラックのフレームにチェリーウッド色で、外壁の濃茶と揃います。柱の位置は図面で決め切らず、現場で調整しました。

既存の景石は、玄関側へ1mだけ移動。図面に距離まで書き込み、大きくは動かさない方針を先に決めました。その脇に、アオダモの株立ちを一本。高さ3m内外の樹形で、位置は現地で決めました。足元にはLIXIL 美彩のスパイクスポットライトを1台。12Vのローボルト配線で、電源ユニットの位置まで図面に落としています。

完成した外構の見どころ

埼玉県朝霞市の施工事例|乱形石と木調デッキに、もとからの景石が寄り添

門袖のグレーは、暖色の石を引き立てる背景になります。三つの素材が、それぞれの面で役割を分けている。色数を増やさずに、面ごとの表情だけを変えました。

ウッドデッキは、幕板があることで床が一枚の板のように見えます。境界に立つ木調のパネルは、目線が気になる高さの位置にだけ。上まで塞いでいないので、庭には空が残ってくれます。

暮らしの変化

掃き出し窓を開ければ、そのままデッキへ。腰を下ろせる高さの床が、部屋の続きとして使えます。デッキ下は防草シートと砕石で押さえてあり、床下から草が伸びる心配もありません。

玄関まわりは、門袖にポストと表札とインターホンが集まりました。荷物の受け取りも来客の応対も、立つ位置がひとつに定まります。そして、もとからあった石とアオダモが玄関前の景色に。庭の記憶を残したまま、入り口だけが新しくなりました。

朝霞市で、既存の外構を部分的に新しくすることをご検討中の方へ

外構のリフォームは、すべてを壊してやり直すことだけが答えではありません。既存の土間コンクリートも、ブロック塀も、庭の石も、使えるものは残せます。朝霞市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例もご覧いただけます。

門まわりやウッドデッキの実例を見比べたい方は、施工事例一覧もあわせてご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県朝霞市
施工内容 アプローチ工事:乱形石張り(松下産業 ゴールデンフレーク)、下地コンクリート
門まわり工事:造作門袖(タカショー セラウォール RC杉板貼り)、ポスト(LIXIL エクスポスト S-3型)、表札(オンリーワン ラインプレミアム)、インターホン取付
庭工事:ウッドデッキ(LIXIL 樹ら楽ステージ 束柱B・幕板B仕様)、束柱設置部の整地
目隠しフェンス工事:LIXIL フェンスAB 多段柱+YS3型 本体一段、独立基礎5か所
植栽・景石:既存景石の移設、アオダモ株立ち1本
照明工事:スパイクスポットライト(LIXIL 美彩)1台、DC12V電源ユニット・配線
庭工事(二期):土間テラス、天然芝、花壇縁材、防草シート+砂利、地先ブロック、樹脂製ウッドフェンス(D-eco)、立水栓
価格帯(目安) 240万円〜320万円
工期(目安) 約3週間〜4週間(二期に分けて施工)
相談から完工までの特徴 既存の土間や景石を残して玄関まわりと庭側を更新し、のちに庭を広げる二期へつないだリフォームです。
担当プランナーコメント すでにあるものをどう扱うかで、外構リフォームの費用も景色も変わります。庭にあった石は、動かす距離まで図面で決めて残しました。手を入れたのは玄関まわりと庭側だけですが、素材を三つに絞ったので全体はひと続きに見えます。

埼玉県朝霞市で既存の外構を部分的に新しくしたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。『残すもの』と『新しくするもの』の線引きは、敷地ごとに引き直せます。