施工事例

東松山市|間口が狭く奥に長い敷地を、砕石の敷き分けと木調フェンスで整えた外構

東松山市|間口が狭く奥に長い敷地を、砕石の敷き分けと木調フェンスで整えた外構
埼玉県東松山市の施工事例|道路側からの引き

ぬかるむ広い土の敷地を、砕石の敷き分けと木調フェンスで『歩ける足元』に整えました

埼玉県東松山市の施工事例|別角度からの引き

埼玉県東松山市の、間口が狭く奥へ長く伸びる敷地。鋤取り整地の範囲だけで265㎡あり、土のままでは雨のたびにぬかるみました。まず車と人が通る範囲を決め、そこから足元を固めています。

全面を仕上げない、という選び方。必要な場所だけを砕石で締め、残りは土のまま置いています。手を入れる範囲を絞り、囲いに予算を寄せました。

敷地の三方に回るのは、既存のCB120の境界ブロック。その内側にアルミ柱を24本建て、目隠しの板を13段積みました。人が抜けられる開口は、一か所だけ残しています。

ご相談の背景

はじめにあったのは、足元のぬかるみでした。土のままの地面は凸凹で、雨のたびに歩く場所を選ぶことになります。車の乗り入れも、締まっていない地面では轍が残ります。

つぎに、広さそのもの。265㎡という範囲は、一般的な住宅外構の尺度では収まりません。どこまで仕上げ、どこを残すか。その線引きが相談の中心にありました。

敷地の形も条件です。道路境界は4,000mm、対して隣地境界は53,050mm。奥へ細長く伸びる形で、乗入路をどこに通すかが使い勝手を左右します。

ご要望

いただいたご要望は、大きく三つ。

ひとつ目は、ぬかるむ地面を歩ける・車が入れる状態にすること。ただし全面を仕上げるのではなく、必要な範囲を見極めて最低限に抑えたい、というお話でした。

ふたつ目は、目隠しのフェンスをL字ではなくコの字に回すこと。囲いは閉じたいけれど、荷物を持った人が抜けられる開口は残したい、という条件が付きました。

三つ目は、庭の芝はご自身でやるので下地までにしてほしいということ。植栽も少しずつご自分で、とうかがっています。

ご提案のポイント

埼玉県東松山市の施工事例|アプローチの段と植栽まわりの寄り

土間コンクリートをやめる、という提案から。狭い面積に打つと沈みやすく、広く打てば費用が上がります。この広さなら、砕石で均一に締めるほうが合理的です。

砕石は三種類の敷き分け。荷重のかかる乗入路と駐車スペースには再生砕石RC40-0を厚さ100mmで転圧し、145㎡。庭側は砕石C40-0を同じ厚さで120㎡としています。

目に入る面は、色でそろえました。防草シートの上に、青系の6号砕石を32㎡。荷重のかかる場所だけ再生砕石にコストを振る配分です。

フェンスは、柱から先に。独立基礎を24か所打ち、EXDECOのD-ecoウッドフェンス用アルミ柱70角PH7030B(マットブラック/L=3000)を24本建てています。

柱のピッチは1,000mm。板の長さ1,995mmに対し2m飛ばしで建てると、抜けたい場所で融通が利きません。1mで刻み、通路にする一か所だけ柱を抜いて、約1.8〜2.0mの『通り抜け』を確保しました。

色は、すでにあるものへ合わせました。玄関ドアと既設の機能門柱が黒。柱をマットブラックでそろえると、あとから足したフェンスが後付けに見えません。

完成した外構の見どころ

埼玉県東松山市の施工事例|建物脇から見た砕石敷きと植栽

玄関へ向かう段まわりの足元。既存のポーチと段はそのまま活かし、周囲を砕石と青系の砂利で整えています。仕上げの線が通ると、上がり口の位置がはっきりします。

砂利と防草シートは、後から開けられる仕上げ。植栽は今回の工事に含めていません。砂利をよけてシートを切れば植えられるので、ご自身のペースで緑を足せます。

フェンスの板は13段。EXDECOのエコモックフェンス145板FF1995SGR(シックグレー/145×20×1,995)を143枚、隙間10mmで積み、施工面積は44.33㎡になりました。

板の表は、お住まいの側へ。きれいな面を、毎日そこを通る側に向けるという考え方です。柱の天端はPC702Bのキャップで仕舞い、切り口が見えないように納めました。

土のまま残した範囲も、この外構の一部。図面には砂利の見切り位置を3か所書き込み、砕石と土の境目を先に決めました。全面を埋めないぶん、庭の使い方は後から決められます。

暮らしの変化

いちばん変わったのは、雨の日の動きでしょう。『歩ける足元』が続くので、ぬかるみを避けて回り道をする必要がありません。

囲いができて、庭の使い方も変わります。板13段の高さが隣家からの視線を切り、内側は落ち着いた面に。一か所だけ開けた『通り抜け』から、荷物を持ったまま裏へ回れます。

人工芝の下地は40㎡まで。仕上げはご自身で進められる状態でお渡ししています。土のまま残した範囲と合わせて、これから手を入れていける余白が残りました。

東松山市で、広い土の敷地の外構をご検討中の方へ

広い敷地ほど、どこを仕上げないかが効いてきます。荷重のかかる場所と目に入る場所を分ければ、費用も納まりも整います。まず測るのは面積ではなく、車と人が実際に通る範囲です。

地域全体で多いご相談や他の事例は、東松山市の外構工事ページでご覧いただけます。似た敷地条件の納まりは、施工事例一覧もあわせてどうぞ。

施工概要

施工エリア 埼玉県東松山市
施工内容 駐車場・土工事:鋤取り整地265㎡、再生砕石RC40-0 t100転圧145㎡、砕石C40-0 t100転圧120㎡、残土処分、重機回送
境界・フェンス工事:独立基礎24か所、EXDECO D-ecoウッドフェンス アルミ柱70角 PH7030B(マットブラック/L=3000)24本、柱天端キャップ PC702B 24個、エコモックフェンス145板 FF1995SGR(シックグレー/145×20×1,995)143枚・13段・隙間10mm
庭工事:防草シート+6号砕石(青系)32㎡、犬走部整地32㎡、人工芝下地40㎡(下地まで)、ガーデンパン設置(ご支給品)+排水管切り回し
価格帯(目安) 200万円〜250万円
工期(目安) 1期 約2週間〜4週間+2期 約2週間(あいだに約半年)
相談から完工までの特徴 基礎と柱までを先に施工し、約半年後に板を貼って仕上げる二期構成で進めた事例です。
担当プランナーコメント 広い敷地ほど、仕上げない範囲の決め方で印象が変わります。荷重のかかる場所と目に入る場所を分けて、砕石の種類を振り分けました。

東松山市で広い土の敷地の使い方にお悩みの方は、地域ページや他の事例もあわせてご覧ください。車と人が通る範囲をうかがい、『歩ける足元』をどこまでつくるかから始めます。