
「引き渡しはもうすぐなんですが、外構が手付かずで…。子供がまだ1歳半なので、泥だらけのままじゃ大変で」
川越市で一条工務店様の素敵な新築を建てられたM様。お引っ越しの日が迫る中、エクステリアが未完成の状態であることに焦りを感じていらっしゃいました。
特にお悩みだったのが、駐車スペースです。
M様の敷地は、道路に対して建物が斜めに建っている「変形地」。さらに、お車はトヨタのRAV4という大型のSUVです。
「そもそも、うちの車はちゃんと入るんでしょうか?」
当初はアプローチ(通路)と駐車スペースを分けるデザインもご検討されていましたが、この一言がプランニングの最大の焦点となりました。
M様の不安は的中しました。CAD(設計図面)上でRAV4を配置してみると、スペースは本当にギリギリ。
「これだと、頭から突っ込んでも運転席のドアが開かないですね…」
デザイン性を重視したアプローチを設けると、毎日の駐車が非常に困難になることが判明しました。
当初、M様はLIXILのスリムな機能門柱「FT」をご希望でした 。しかし、これも駐車シミュレーションで問題が発覚します。
「(FTを)置いてみると、やっぱり厳しいですね。狭くなっちゃう」
車を停めた際、ポストが動線の邪魔になったり、ドアが当たってしまったりする可能性がありました。かといって、一条工務店様のお家の壁に直接ポストを取り付けるのは、建物の保証の問題で避けたいところ 。
敷地の右側には既存のブロックがありましたが、「針金がベーって出てて…。上を歩けちゃうんですよ」 [09:11:51] と、M様は安全面を心配されていました。
打ち合わせは、まさにM様との「二人三脚」でした。
最大の懸案だった駐車スペース。M様は「もう(アプローチの)道は諦めた方が良さげ。全部コンクリートでもいい気がする」 [09:24:48] とご決断されました。
私たちも、変形地である敷地を最大限に活用するには、装飾的なアプローチをなくし、全面をコンクリートにすることが最善だと判断。これにより、角度を気にせずスムーズに駐車できるスペースを確保しました。
機能門柱は、当初の「柱タイプ」から、壁際にスッキリ収まる「平べったいタイプ(薄型門柱)」に変更。玄関の窓横に設置することで、車にも人にも干渉しない、理想的な配置となりました。
そして、安全面で不安のあった境界線。
左側には「ブロック1段積み+フェンス」を新設し、右側の「針金」が出ていた既存ブロックの上にも「安全対策のフェンス」 を追加。
こうして、デザイン性よりも「日々の暮らしやすさ」と「安全性」を最優先した、M様ご家族のためのプランが完成しました。
M様との打ち合わせで印象的だったのは、ご家族の暮らしを第一に考え、次々とご決断されていく姿です。
今回、私たちが特にこだわったのは、完成後には見えなくなってしまう「コンクリートの下地」です。
安価なリサイクル砕石(RC-40)を使う業者さんも多い中、埼玉外構では、国交省のお墨付きでもある高品質な「C-40」という砕石のみを使用しています。
「一回やっちゃうともう見えないので。長い目で見ると絶対こっち(C-40)の方が安いんです」
この「見えない部分」へのこだわりが、コンクリートのひび割れや色ムラを防ぎ、10年後、20年後の安心に繋がります。この点にM様が深くご共感くださったことが、プランナーとして何より嬉しかったです。
M様、この度は大切な新築のエクステリアを埼玉外構にお任せいただき、誠にありがとうございました。泥んこのお悩みから解放され、安全で快適になったお庭で、ご家族の笑顔が増えることを心より願っております。
| 施工内容 |
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| 施工エリア | 川越市 |
| 価格帯(目安) | 110万円〜 |
| 工期(目安) | 約2週間 |
川越市でM様のように「変形地」や「駐車スペース」でお悩みの方、また「見えない部分の品質」にもこだわりたい方は、ぜひお気軽に埼玉外構にご相談ください。
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