川越市|白い外壁に赤いポストを一点。円形のレンガ舗装とカーポートの新築外構
白い外壁に『一点の赤』を置いて、輪郭を締めた新築外構です
川越市の新築外構で円形に敷いたレンガ舗装と赤いポスト
外壁は白いタイル。サッシも白。柔らかい印象の建物でした。ここに黒の門柱と鋳物調フェンスで輪郭を入れ、ポストだけを赤にする。『一点の赤』を決めてから、他の要素を引き算していった外構です。
ご相談のきっかけは、ハウスメーカー提携の外構業者から出てきたプランが好みに合わなかったこと。建物の間取りは構造の制約で希望どおりにならなかったぶん、外構だけは思いどおりにしたい、というお話でした。
ご相談の背景
前面道路は位置指定道路で、幅は4.2m。行き止まりに近い細街路です。敷地は六角形に近い変形地で、間口は約11.9m。
隣接地は当時、まだ畑でした。いずれ住宅が建つ可能性が高い。玄関を開けてすぐ隣家と目が合うのは避けたい、というのが目隠しを考えた理由です。
もうひとつ、10年ほど前の大雪でカーポートが折れた家を何軒も見た、というご経験がありました。屋根を掛けること自体への不安が最初からあった現場です。
判断の軸はご夫婦で違いました。奥様はデザイン重視で、丸みのあるかわいい雰囲気と赤いポスト。ご主人はコスト重視。方向性が決まるまでに約3か月かかっています。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、白と淡いグレーを基調にした、丸みのある外構にすること。赤いポストは譲れない要素でした。
ふたつ目は、駐車のしやすさと防犯の両立。門柱は道路寄りに置きたいけれど、切り返しの邪魔にはしたくない。インターホンは玄関から離したい。
三つ目は、目隠しと、用途を固定しない使い勝手。空いたスペースは「小さいうちは子どもの遊び場、大きくなったら物干し」に使いたい、というご要望でした。
ご提案のポイント

門柱を道路寄りに前出しできたのは、ポストを門柱本体から独立させられる機能門柱(LIXIL ユーロブリーズ/マイルドブラック)を選んだからです。赤いポスト(積水デザインワークス ボビ+ボビラウンド/ボルドー)を別体にして手前に置く。すると「ここまでが敷地」という線が視覚的に立ち、防犯の抑止にもなります。しかも切り返しの動線は妨げません。
初期案の目玉だったカーゲートは、外しました。開閉の手間と金額のインパクトが最も大きかったためです。空いた「残り間口」は塞がず、来客用の縦列駐車スペースとしてそのまま残しています。
フェンスは目的別に打ち分けました。西側は装飾性の高い鋳物調フェンス(LIXIL ラフィーネフェンス1型 T-10/アイアンブラック)。目隠しの性能そのものより、そちらに視線が行くことで結果的に視線を逸らす、という考え方です。北側はコストの低いメッシュフェンス(アイボリーホワイト)とし、物置を目隠し代わりに配置しました。
舗装はメリハリを付けています。見せ場の手前だけレンガ調のインターロッキング(東洋工業 ガンデブリック)、奥はコンクリート。全面をインターロッキングにする案もありましたが、それではメリハリが消えます。加えて、車が切り返してタイヤ痕が出やすいのは手前です。実利も兼ねた線引きでした。
完成した外構の見どころ

レンガは3色を混ぜています。ベージュ、オレンジ、イエローを4対3対1。サイズも2種類をランダムに貼り、単調にならないよう図面の段階で配合まで指定しました。曲線のラインをレンガで縁取り、内側は四角いグレー系。柔らかさと硬さを両方置いています。
門灯は明暗センサーで自動点灯します。日が落ちれば、手をかけずに足元と表札が明るくなってくれます。
花壇は、当初60cm幅で計画していました。車の乗り降りが窮屈になるというご指摘を受け、ポーチ階段の1段目に高さと出幅を合わせて細くしています。しかも客土は入れていません。ここは施主ご自身が好きな植物を植えるための余白として、あえて土のまま残した部分です。
暮らしの変化
道路から見ると、白い外壁と白いサッシに対して、黒の門柱と鋳物調フェンスが輪郭を締めています。その中で赤いポストだけが効く。要素を足すのではなく、色を1つに絞ったことで印象が立ちました。
カーポートの下から物置まで動線がつながり、洗車の道具が屋外で完結します。門柱を前出ししつつ間口を空けて残したので、来客の車も縦列で停められます。芝生と客土なしの花壇は、育てる余白。用途を固定しない庭になりました。
川越市で、新築外構をご検討中の方へ
色を足すほど良くなる、ということはありません。基調色を決めて、差し色を1つに絞る。そのほうが建物の印象は素直に伝わります。門柱の位置も、見た目だけでなく駐車の切り返しと防犯の両方から決められます。
川越市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。外壁の色に合わせた門まわりを見たい方は建物の色から門まわりを決めた事例、門柱まわりの素材の選び方を知りたい方はアプローチと門柱の色を整えた事例も参考になります。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県川越市 |
|---|---|
| 施工内容 | 駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き約29㎡、インターロッキング(東洋工業 バンダブリックペイブ/バンダローズ)、カーポート(LIXIL ネスカR 1台用ロング柱24-50型/ナチュラルシルバーF/偏芯基礎)、建築確認申請 アプローチ工事:インターロッキング約4.6㎡(東洋工業 ガンデブリック/ベージュ・オレンジ・イエローの3色ブレンド)、下地コンクリート 門まわり工事:機能門柱(LIXIL ユーロブリーズ/マイルドブラック/門灯・インターホン内蔵)、ポスト(積水デザインワークス ボビ+ボビラウンド/ボルドー) 玄関まわり工事:ポーチ拡張、階段2段、タイル張り(LIXIL グレイスランド 300角)、レンガ縁取り 境界・フェンス工事:鋳物調フェンス11m(LIXIL ラフィーネフェンス1型 T-10/アイアンブラック)、メッシュフェンス4.6m(LIXIL ハイグリッドフェンスUF8型 T-6/アイボリーホワイト)、既存ブロック天端の穴あけ・補修 庭工事:天然芝7.6㎡(ヒメコウライ芝 筑波姫)、レンガブロック2段積みの花壇兼土留め6.1m(東洋工業 バンダブリックウォール) 建物廻り:防草シート+砕石25.4㎡、砕石スリット 外構付帯:物置設置(イナバ物置 シンプリー MJX-137DP)、電気工事・門灯用自動点滅器 |
| 価格帯(目安) | 250万円〜340万円 |
| 工期(目安) | 約3週間〜4週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 白い外壁に対して黒で輪郭を締め、差し色を赤いポスト1点に絞った新築外構です。門柱を道路寄りに前出しし、駐車の切り返しと防犯を両立させました。 |
| 担当プランナーコメント | ご夫婦で判断の軸が違う場合、どちらかに寄せるのではなく、譲れない1点を先に決めていただくとまとまります。この現場では赤いポストがそれでした。そこを軸に、カーゲートを外し、インターロッキングを見せ場だけに絞る。引き算のほうが、結果として印象は強くなります。 |
川越市で新築の外構を考えたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。細街路や変形地では、門柱の位置ひとつで駐車のしやすさが変わります。