川越市|犬と暮らす庭を、コンクリートで固めずにつくったドッグランの外構
犬と暮らす庭を、あえて『固めない』でつくった事例です

同じ敷地に実家が建っていて、その隣に新しい家を建てる。敷地の真ん中には大きな木があり、それを挟んで左右に分かれる構成でした。
ご要望の中心は、犬2匹のためのドッグランです。リビングの大きな窓を開けたら、すぐ芝に出られること。そのうえで、手入れの手間は増やしたくない。この2つを両立させるために選んだのが、コンクリートで固めないという方針でした。
ご相談の背景
ハウスメーカー経由で出てきた外構の見積が、当初の概算で500万円を超えていました。削っても300〜350万円の見込み。家本体の金額も想定を上回っていて、外構の予算は200〜250万円に収めたい、という状況です。
しかもご相談いただいたのが2月末で、他社に何社か「今からは難しい」と断られたあとでした。まず相談だけでも、というところから始まっています。
敷地の状態にも課題がありました。大部分が土のままで、大雨のときに大きな水たまりができる場所がある。敷地を長く分断していた既存のブロック塀もありました。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、犬2匹のためのドッグラン。段差で犬の足を痛めないようにしたい。人工芝は「短すぎて滑る」「排尿や地面を蹴る動作ですぐ傷む」という耐久性への不安がありました。芝と砂利の境には、犬が出ていかないようにメッシュフェンスを入れてほしい、というご要望も。
ふたつ目は、手入れの手間を増やさないこと。花壇はつくらない。雑草を生やしたくないので、防草シートと砂利で押さえたい。
三つ目は、建物に合わせた控えめな色調と、夜の照明。シンボルツリーの足元を照らす明かりが欲しい、というお話でした。
ご提案のポイント

土間コンクリートも浸透性コンクリートも検討したうえで、防草シートと砕石敷きを選びました。理由は3つです。
ひとつ、浸透性のコンクリートは土埃で目詰まりし、黒ずみやすいこと。ふたつ、既存の古い植栽が自然に残る雰囲気に対して、コンクリートは人工的すぎること。そして三つめが、いちばん大きな理由でした。将来ライフスタイルが変わったとき、砕石なら作り替えやすく、解体費も安い。駐輪場を足す、人工芝を広げる、花壇にする。どれも後からできます。
人工芝は、直線で切っていません。既存の樹木の位置に合わせて、自然な曲線で回り込ませました。割栗石を交えることで、敷き詰めた感じにならないようにしています。
アプローチはインターロッキング(東洋工業 エクレル/ロッソブラウン)。天然石の乱張り、インターロッキング、コンクリート、砕石という価格の階段をご説明したうえで、お客様が選ばれました。
照明はスポットライトを3灯(LIXIL 美彩 スパイクスポットライト SSP-G2型/ブラック)。道路から玄関までのアプローチが長いので、歩くにつれて見えてくる位置に置いています。
完成した外構の見どころ

リビングの掃き出し窓を開ければ、そのまま人工芝に出られます。段差がないので、犬がつまずきません。芝と砕石の境にはメッシュフェンス(LIXIL ハイグリッドフェンスUF8型/シャイングレー)。門扉は付けず、抜け感を残したまま仕切っています。
土と砕石の境目には、見切り材を入れました。室外機のまわりだけは、ドレンの排水があるので防草シート単独ではなく砂利仕上げにしています。
そして、実家に昔からある木は残しました。ハナミズキ、ツツジ、松。図面にも「既存植栽残し」と書いています。2棟が並ぶ敷地全体の景色が、途切れません。
暮らしの変化
犬2匹が、窓を開ければすぐ芝の上です。人工芝はドッグラン用途で採用実績のある種類を選びました。
建物のまわりは防草シートと砕石で、雑草の手間と、雨の泥はねによる外壁汚れを抑えています。夜は3灯のスポットライトが樹木を下から照らし、長いアプローチに奥行きが出ます。
固めていないので、この庭はまだ変えられます。実家の大きな石を運んで飛石として置く余地も残っています。住みながら手を入れていける庭になりました。
川越市で、犬と暮らす庭をご検討中の方へ
ドッグランをつくるとき、全面をコンクリートで固める必要はありません。むしろ『固めない』ほうが、あとから変えやすくなります。犬の暮らし方は、年齢とともに変わるからです。
人工芝は種類によって毛足の長さも耐久性も違います。犬用の実績があるものを選ぶこと、そして段差をつくらないことが、この工事では要点でした。
川越市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。人工芝の庭を検討中の方はお子様が遊べる人工芝の庭の事例、既存の樹木を活かした庭を見たい方は植栽を主役にした庭リフォームの事例も参考になります。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県川越市 |
|---|---|
| 施工内容 | 庭工事(ドッグラン):人工芝17.7㎡(ユニオンビズ メモリーターフ)、人工芝下地(再生砂+防草シート) アプローチ工事:インターロッキング5.0㎡(東洋工業 エクレル 300角/ロッソブラウン)、砕石下地+クッション砂 テラス立ち上がり工事:化粧ブロック5.0m(東洋工業 コード120型/グレーベージュ)、基礎、天端ハイモル刷毛引き仕上げ 境界工事:地先ブロック25.0m(天端は南側土間に合わせ) フェンス工事:メッシュフェンス(LIXIL ハイグリッドフェンスUF8型/シャイングレー) 照明・電気工事:スパイクスポットライト3灯(LIXIL 美彩 SSP-G2型 45°/ブラック)、トランス電源ユニット、配線一式 建物廻り:6号砕石+防草シート59.7㎡(デュポン ザバーン240G)、防草シート24.3㎡、見切り材 追加工事:建物廻りの6号白砕石25.0㎡ |
| 価格帯(目安) | 160万円〜230万円 |
| 工期(目安) | 約4週間〜6週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 犬2匹のためのドッグランを中心に、コンクリートで固めず防草シートと砕石で仕上げることで、将来の作り替えやすさを残した外構工事です。 |
| 担当プランナーコメント | コンクリートで固めるほうが、見た目はすっきりします。ただこの現場では、既存の古い木が敷地の雰囲気をつくっていました。そこに人工的な面を広げると、ちぐはぐになる。砕石なら質感も合いますし、あとから駐輪場を足すことも、花壇にすることもできます。人工芝を曲線で回したのも、既存の木を主役に置きたかったからです。 |
川越市で犬と暮らす庭を考えたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。人工芝の種類と、境目の仕切り方で使い勝手が変わります。