施工事例

川越市|高低差のある敷地を平らに整えた、2台分の駐車場と乱形石のアプローチ

川越市|高低差のある敷地を平らに整えた、2台分の駐車場と乱形石のアプローチ

高低差のある敷地に、『平らな面』をつくった事例です

川越市で高低差のある敷地を平らに整えた2台分の駐車場と伸縮門扉

一方通行の前面道路。敷地の中にも残る高低差。既存の高さのまま土間を打てば、停めた車も、荷物を持って歩く足元も傾いたままになります。

そこで今回の主題を『平らな面』に置きました。高さを一段ずつ作り分けて水平な駐車面をつくり、そのうえで境界を作り替える。範囲は広くなりますが、あとから手を入れる回数を減らせます。

ご相談の背景

敷地の地面は、場所によって高さが違っていました。そのまま舗装すれば駐車面に勾配が残ります。日常的に車を降りて荷物を持つ場所。ここが傾いているかどうかは、使い心地に直結します。

境界も課題でした。既存のブロック塀は天端の高さがそろわず、隣地側の塀とも段差がある状態。片側は公園、もう片側は店舗を兼ねた住宅、向かいには集合住宅。面ごとに求められるものが違う敷地です。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、軽自動車と普通車の2台が無理なく停められる駐車スペースをつくること。

ふたつ目は、境界の作り替え。道路側、公園側、そして傾斜のある部分で、それぞれ適した形にしてほしいというご要望でした。

三つ目は、ご予算の中に収めること。仕様を一度見直したうえで着地させています。

ご提案のポイント

川越市の乱形石とピンコロラインで表情をつけた土間コンクリートの駐車場

まず、高さの作り分けから。低い部分を持ち上げて駐車面を水平に整え、境界の塀は天端を約600mm、土留めは約300mmと約600mmの2種類で受けています。既存の塀の天端に合わせながら段差を細かく調整。水勾配は、駐車面から外へ抜ける向きに取りました。ここが『平らな面』を支える納まりです。

舗装は55.5㎡の土間コンクリート刷毛引き。ただ、この広さを一色で仕上げると、平坦なだけの面になります。そこで半ピンコロ(松下産業 半ピンコロ サクラ)のラインを32m走らせ、割り付けにリズムを。さらに8㎡だけ乱形石(松下産業 アルビノミックスピンク)を張り、色の表情を添えました。面積を絞っているぶん、費用は抑えたまま印象が変わります。

境界は、面ごとに仕様を変えています。道路側だけは化粧ブロック(太陽エコブロックス ワッフルリブ)を積み、伸縮門扉(三協アルミ クロスゲートH H1210 37S ガイドレールタイプ)で閉じられるように。公園に面する約14.2mは、圧迫感の出ないメッシュフェンス(三協アルミ ユメッシュE型 H800)で区切り、抜け感を残しました。

屋根はカーポート(三協アルミ カムフィエース 5027 H23)とサイクルポート(同 カムフィエースミニ 2918 H18)の2つ。カーポートの屋根材は熱線遮断ポリカーボネートの「かすみ」を選び、どちらにも耐風圧42m/s仕様の着脱式サポートを付けています。アルミ製品の色は「アーバングレー」で統一。取り合いの1面だけ、YKK APのシンプレオフェンスM2型(プラチナステン)としました。

既存のブロック塀は、フェンスの柱1本だけを抜いてモルタルで補修し、あとはそのまま活かしています。全部を壊して作り直すのが、常に正しいわけではありません。

完成した外構の見どころ

川越市の外構工事で使用した乱形石アルビノミックスピンクの質感

図面の段階で決めておいたのが、カーポートの樋の落とし先です。雨水を土間の上に流さず、幅80mmの砕石スリットへ。線状の砕石帯が土間の中を走ることで、流れた水が汚れの筋になるのを避けてくれます。

カーポートの前柱には外部コンセント。洗車や電動工具の電源が、屋根の下・土間の側に出てきます。物置(イナバ物置 フォルタ FS-2215S/PS)は多雪型で、結露軽減材付きの屋根と雨樋を付けた仕様。散水まわりにはフラットパン(ニッコーエクステリア ボリー)を据えました。

暮らしの変化

車を停めて降りる面が、水平になりました。傾いた土地では当たり前ではないことです。荷物を持って乗り降りする、雨の日に傘を差す。そうした毎日の動作が素直になります。

自転車にも屋根がかかり、車と自転車の置き場が分かれました。広い土間は、ピンコロのラインと乱形石のおかげで、面積のわりに間延びして見えません。

川越市で、駐車まわりの外構をご検討中の方へ

高低差のある敷地では、「どこを基準に『平らな面』をつくるか」を先に決めることが、仕上がりを大きく左右します。境界も、全面を同じ仕様で囲う必要はありません。

川越市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。敷地の形にくせがあり駐車スペースの取り方で悩んでいる方は変形地を活かした駐車場の事例、カーポートを含めた全体の設計を見たい方は3台用カーポートを含めた全体設計の事例も参考になります。

施工概要

施工エリア 埼玉県川越市
施工内容 駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き55.5㎡、半ピンコロライン32m(松下産業 半ピンコロ サクラ)、乱形石張り8㎡(松下産業 アルビノミックスピンク)、カーポート(三協アルミ カムフィエース 5027 H23/熱線遮断ポリカ かすみ/耐風圧42m/s着脱式サポート)、サイクルポート(三協アルミ カムフィエースミニ 2918 H18/側面パネル付)、外部コンセント
門周り工事:化粧ブロック4段積み(太陽エコブロックス ワッフルリブ)、伸縮門扉(三協アルミ クロスゲートH H1210 37S ガイドレールタイプ)、目隠しフェンス(YKK AP シンプレオフェンスM2型 H800)
境界・土留め工事:重量ブロック積み14.2m、メッシュフェンス14m(三協アルミ ユメッシュE型 H800)、土留めブロック積み3m
外構付帯:物置設置(イナバ物置 フォルタ FS-2215S/PS 多雪型・結露軽減材付屋根・雨樋)、防草シート9㎡、フラットパン交換(ニッコーエクステリア ボリー)
価格帯(目安) 290万円〜390万円
工期(目安) 約4週間〜6週間
相談から完工までの特徴 高低差のある敷地の高さを作り分けて駐車面を平らに整え、境界は面ごとに仕様を変えて費用の掛けどころを絞った外構工事です。
担当プランナーコメント 広い土間は、平らにするだけでは単調になります。ピンコロのラインと乱形石を面積を絞って入れることで、費用を掛けずに割り付けのリズムをつくりました。境界も、閉じる面と抜く面を分けています。

川越市で駐車場まわりの外構や境界の作り替えを考えたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。敷地の条件によって、平らにするための高さの取り方は変わります。