施工事例

新座市|長い通路を曲線でつないだ、ウッドデッキのある新築外構一式

新座市|長い通路を曲線でつないだ、ウッドデッキのある新築外構一式

この事例を一文で言うと、道路から玄関まで続く長い通路を主役にした新築外構一式です

新座市の外構施工事例|裏庭の引き

埼玉県新座市。前面道路から細い通路が奥へ伸び、その先に建物が座ります。道路との高低差はほとんどありません。ただ、玄関までの距離が長い。ここが計画の出発点でした。

長い通路は、放っておくと「ただの移動」になります。そこを『歩く時間』として設計する。もうひとつの軸は『余白』。庭は仕上げきらず、ご家族が育てる余地を残す。この2軸です。

ご相談の背景

新築の建物に合わせた、更地からの外構計画です。図面と見積は7版。約7か月かけて、置くものと置かないものを整理。

敷地の条件はやさしくありません。道路に接する間口は限られ、そこから細長い通路が奥へ伸びる形。隣家も近い。駐車も通路も庭も、限られた面積の中で配分します。既存の桝や量水器も点在するため、仕上がりの高さは図面の段階で拾いました。

ご要望

いただいたご要望は、大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、建物の色に外構を合わせること。黒と木目でまとめられた外観です。外構で新しい色を増やさず、その延長として仕上げたい、と。

ふたつ目は、道路側から敷地の中を見通されないこと。隣家が近いぶん、庭とデッキが外から見えるのは避けたい。座ったときに目が合わない高さが必要でした。

三つ目は、庭はご自分たちで育てたいということ。作り込まれた庭ではなく、これから手を入れられる状態で受け取りたい。

ご提案のポイント

新座市の外構施工事例|敷地外から見た境界の目隠しライン全長

色は3系統に絞りました。ブロックとタイルの石目、横板フェンスの木目、そしてアルミ金物のブラック。増やさないことが、この敷地では効きます。

門扉は、当初の開き戸から引き戸に変更。LIXILのアーキスライドA型・片引きです。開き戸は、開くための空間を通路から借りてしまう。引き戸なら、その分を歩く幅として残せます。発注段階で開口をもう一段広げ、自転車を押したまま通れる幅に。

門柱は逆に、小さく絞りました。初回案より下地を短くし、タイルの面積も減らしています。その一本に、インターホン・表札・宅配ボックスを集約。ポストはユニソンのヴィコDB100、表札は美濃クラフトのLT-12-HBK。天端にはLIXILの笠木195×13を回し、頭を1本の線で締めています。仕上げはタカショーのセラレバンテ300×600。

目隠しは、場所によって製品を使い分けました。境界側は東洋工業のコード120を積んだ上に、YKK APのルシアスフェンスF03型を16.3m連続。細い縦のスリットが入ったブロックの上に、横板のフェンス。目の高さで線の向きが切り替わります。玄関ポーチ脇だけは三協アルミのレジリアYM1型を多段柱H1800で。柱を地中に埋められない場所のため、根元をコンクリートで巻いて留めました。

通路は「乗入路」として仕様を上げています。砕石を転圧し、メッシュを入れて厚み100mmの土間コンクリート。両脇は防草シートと6号砕石で埋め、見切材で縁を切りました。

完成した外構の見どころ

新座市の外構施工事例|曲線の通路を道路方向へ見たカット

道路から玄関まで、通路はまっすぐには走りません。ゆるやかな曲線を1本だけ。直線にすると距離がそのまま見えます。曲げると、進むにつれて景色が入れ替わる。距離という弱点を、『歩く時間』に置き換えました。

門柱の足元には、幅80mmの細いスリット。白玉砂利で見切っています。土間の大きな面に、たった8cmの隙間。そこに光と影が落ちるだけで、面の表情が変わってくれます。

暮らしの変化

掃き出し窓に沿って、YKK APのリウッドデッキ200を4間4尺で。床板は横張り。窓のラインと平行に線が流れます。2段のステップから大判タイルのテラスへ。部屋、デッキ、テラス、庭が段差なくつながりました。

庭は土のままお引き渡ししています。仕上げ残しではなく、設計です。48㎡ぶんの客土を入れ、表層に黒土を100mm。芝を張るのも木を植えるのも、ご家族のタイミングで。『余白』を残したぶん、住みながら育つ庭になります。その後、自転車置き場のご相談もあらためていただきました。

新座市で、新築の外構を一式でご検討中の方へ

新築の外構は、決めることが一度に押し寄せます。すべてを主役にすると、かえって散らかる。順番が決まると、色も材料も選びやすくなります。新座市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談やほかの施工事例もご覧いただけます。

玄関まわりから考えたい方は玄関アプローチを主役にした事例、駐車場から庭までまとめて整えたい方は新築外構をひと通り整えた事例も参考になるかと思います。

施工概要

施工エリア 埼玉県新座市
施工内容 駐車場工事:土間コンクリート7.5㎡(メッシュ入り・厚み100mm)、既存桝の高さ調整
アプローチ・乗入路工事:土間コンクリート19㎡+伸縮目地4.5m、砕石敷C40-0 20㎡、東洋工業 カルムペイブ300角10.5㎡、防草シート+6号砕石18㎡
門まわり工事:門柱下地CB H1500、タカショー セラレバンテ300×600 3.6㎡、ジョリパット仕上げ、LIXIL 笠木195×13、LIXIL アーキスライドA型(片引き)、ユニソン ヴィコDB100、美濃クラフト LT-12-HBK
境界・目隠し工事:東洋工業 コード120 化粧ブロック16.5m(5〜6段積み)、YKK AP ルシアスフェンスF03型 T-10 16.3m、三協アルミ レジリアYM1型 T-10 多段柱H1800 2m
庭工事:YKK AP リウッドデッキ200 4間4尺Tタイプ+2段ステップ、デッキ下土間コンクリート11.5㎡、東洋工業 モデリート2段8.6m(庭土留め)
植生下地:整地・客土100mm厚48㎡(芝張り・植栽は範囲外)
価格帯(目安) 200万円〜300万円
工期(目安) 約4週間〜6週間
相談から完工までの特徴 細長い敷地の通路を車の通れる乗入路に変え、駐車場から門まわり・目隠し・ウッドデッキまでを整えた新築外構です。
担当プランナーコメント 奥行きのある敷地は、通路の扱いで印象が決まります。曲線を1本だけ入れ、両脇は砕石で抑えました。庭は下地までとし、ご家族が育てる余白を残しています。

新座市で新築の外構を一式でお考えの方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。図面をお持ちいただければ、敷地の形から一緒に整理できます。