
今回ご紹介するのは、所沢市に新築住宅を構えられたS様ご一家の施工事例です。
S様から最初にお問い合わせをいただいた際、一番のご要望は「家族が安心して過ごせるけれど、閉鎖的になりすぎない、明るいお庭にしたい」ということでした。
当初、S様は道路からの視線を気にして「目隠しフェンス」をご検討されていました。しかし、お打ち合わせを重ねる中で、「完全に隠してしまうと、防犯面でも不安があるし、何よりお庭に立った時の開放感がなくなってしまうのでは…」という新たな悩みが見えてきました。
また、共働きでお忙しいS様ご夫婦にとって、お庭のメンテナンス(雑草抜きなど)は大きな負担になります。「子供たちが遊べるスペースは欲しいけれど、手入れが大変なのは避けたい」という、多くのパパ・ママが抱えるリアルな課題もお持ちでした。
そこで私たちがご提案したのが、「視線を程よく抜くメッシュフェンス」と「デザイン性の高いインターロッキングブロック」を組み合わせたプランです。

まず、当初予定していた北側と東側の目隠しフェンスを、あえて見通しの良いメッシュフェンス(三協アルミ:ユメッシュE型)に変更しました。
「えっ、丸見えにならない?」と思われるかもしれませんが、ここでポイントになったのが、門まわりのデザインです。
お家の顔となる門柱には、北欧デザインで大人気の宅配ボックス付きポスト「ボビカーゴ(Bobi Cargo)」を採用。カラーは落ち着いたボルドーを選び、機能門柱(メリシリーズ)と色味を合わせることで、視線が自然とそこへ集まる「アイキャッチ効果」を狙いました。これにより、フェンスで囲わなくても、心理的なプライバシーを守ることができます。
お庭のメインスペースには、「TOYO:プラーガペイブ」という透水性の高いインターロッキングを敷き詰めました。
人工芝も人気ですが、今回は「大人っぽい落ち着いた雰囲気」と「バーベキューなども気兼ねなく楽しめる耐久性」を重視。コンクリートの冷たさを感じさせない石畳のような風合いが、S様の邸宅にぴったりマッチしました。
アプローチ部分には、少しアンティークな風合いのある「TOYO:ガンデブリック」を使用し、空間にリズムを生み出しています。
工事期間中は、梅雨時期ということもあり、コンクリートの打設日が雨で延期になるなど、天候との戦いもありました。しかし、S様とはLINEグループを通じて密に連携を取り、「自転車を置く場所の確保」や「インターホンの仮設置」など、生活に支障が出ないよう細かく調整させていただきました。
特に印象的だったのが、玄関下の砂利部分です。
工事の最終段階で、S様から「ここだけ砂利なのはなぜですか?」とご質問をいただきました。実はそこには、境界杭(土地の目印)があり、コンクリートで埋めてしまうと後々問題になる場所だったのです。
職人が気を利かせて、見た目を損なわないよう化粧砂利で丁寧にカバーしていた部分でしたが、しっかりと理由をご説明し、「なるほど、そういう配慮だったんですね!」とご納得いただけた時は、職人のこだわりが伝わって嬉しくなりました。
S様、この度は埼玉外構にご依頼いただき、本当にありがとうございました。
お打ち合わせの際、奥様やお子様も含めたご家族皆様の仲の良さがとても印象的で、「このご家族が笑顔で過ごせるお庭を作りたい」と強く思ったことを覚えています。
工事中、職人に冷たいお飲み物やお菓子のお気遣いをいただいたこと、現場スタッフ一同、心より感謝しております。「皆さんで食べてください!」というS様の温かいお言葉が、蒸し暑い中での作業の励みになりました。
完成したお庭で、赤いボビポストに郵便が届くのを心待ちにしたり、インターロッキングのテラスでご家族団らんの時間を過ごしていただければ幸いです。
所沢市で、デザイン性と機能性を両立させたエクステリアをご検討の方は、ぜひお気軽に埼玉外構にご相談ください。S様のように、お話をする中で「本当にやりたかったこと」が見つかるかもしれません。
| 施工エリア | 埼玉県所沢市 |
| 施主様 | S様邸 |
| 施工内容 | ・境界ブロック積み(北・東・南) ・メッシュフェンス設置(三協アルミ:ユメッシュE型) ・目隠しフェンス設置(三協アルミ:ハイグリッドフェンス) ・駐車場土間コンクリート打設 ・アプローチ&お庭インターロッキング敷き(TOYO:プラーガペイブ、ガンデブリック) ・機能門柱・宅配ボックス設置(ボビカーゴ、メリシリーズ) ・防草シート+砂利敷き |
| 価格帯(目安) | 180万円〜220万円 |
| 工期(目安) | 約2週間〜3週間 |
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