ふじみ野市|見た目を守って予算に収めた、敷地3辺51mの目隠しフェンス
この事例を一文で言うと、高さも長さも削らずに型式だけを見直し、予算に収めた敷地3辺・約51mの目隠しフェンス工事です

埼玉県ふじみ野市。新しい分譲地の住宅で、境界まわりに絞った外構工事です。中身は目隠しフェンスと足元のブロック、建物まわりの防草。門柱も駐車土間も含まず、金額のほとんどがフェンスへ向かう計画でした。
背後には田畑が広がり、視線が遠くから抜ける立地。だからこそ、境界3辺に途切れない目隠しが必要でした。テーマは『同じ見た目』のまま予算に収めること。動かしたのは型式ひとつだけです。
ご相談の背景
きっかけは、他社の見積もりでした。ご希望の目隠しフェンスで概算240万円。ご予算の200万円を大きく超え、同じ内容をもう少し抑えられないか、というご相談です。
フェンスのご希望は、最初から具体的でした。LIXILのフェンスAB、型式はYS1型かYS2型、色はダスクグレー。ご自身で調べたうえで、どの型式・高さなら収まるのか、判断材料を求めるご相談でした。境界は3辺で実測51.2m。距離が長いぶん、商品選びの差がそのまま総額の差になります。
ご要望
いただいたご要望は、大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、LIXIL フェンスABの横スリット・ダスクグレーで、境界を長く目隠しすること。見た目を落とす気はない、という前提でした。
ふたつ目は、費用を180万円前後まで抑えること。上限は200万円。他社概算の240万円から、数十万円単位の圧縮が必要でした。
三つ目は、散水栓の立水栓化と、建物の横・裏手の雑草対策。フェンス以外は最小限でよい、という優先順位でした。
ご提案のポイント

ご提案の柱は、同じシリーズ内で型式をひとつ動かすこと。ご指名のYS1型・YS2型に、こちらからYS3型を加えた3案を同日にお出ししました。3案とも色はダスクグレー、高さはT-12(地上高約1.2m)、本体26枚・柱30本・延長51.2mまで同一。違いは本体の型式だけです。
金額は、YS1型が税込222万円台、YS2型が203万円台、YS3型なら167万円台。同じ横スリット・同じ色・同じ高さのまま、型式ひとつで50万円以上が動きました。お選びいただいたのはYS3型。高さも長さも諦めずに、ご希望の180万円を下回りました。
足元のブロックは新設していません。分譲時からある境界ブロックにアンカーを800mmピッチで打ち、重量ブロックを1段だけ増し積み。天端はハイモルで平らにならし、51.5mの基礎を通しました。積み直すより費用を抑えられ、フェンス下端のラインも一直線に揃います。増し積みに先立つ隣地の方への確認は、お施主様ご自身が済ませてくださいました。
庭は、厚手の防草シート(ザバーン240G・厚み0.64mm)で押さえるまでが今回の範囲。83㎡のうち建物脇の16㎡だけを砕石敷きとし、残る67㎡は整地とシートのみ。図面の段階からの、意図した仕様です。シートが表面に出たまま使う前提のため、通常より厚いグレードを選定。砂利や人工芝は、後から載せられます。
立水栓とガーデンパンは商品をお施主様支給に切り替え、設置と配管接続だけをお請けしました。商品代を外したぶんも、予算をフェンスへ回しています。
完成した外構の見どころと暮らしの変化

ダスクグレーの横スリットが、境界の3辺を途切れずに走ります。濃いグレーの外壁と同じトーンで、建物とフェンスがひとつながりに見えるのも狙いのひとつ。足元では増し積みしたブロックの天端が水平に通り、フェンス下端の線を締めてくれます。
見どころは隅の納まり。出隅・入隅はコーナー継手で角度を合わせ、切り詰め加工を3ヶ所。現場に合わせてボール付の継手も追加し、長い直線を乱れなく折り返しています。横板のピッチが角でも揃うのは、部材の拾い方の積み重ねです。
田畑側から抜けてきた視線が、ブロックの上に立つ横スリットで柔らかく遮られました。窓まわりや庭先の気配が、道からも裏手からも見通されない安心感。長いフェンス1本が、庭に出る気軽さを変えています。
ふじみ野市で、目隠しフェンスをご検討中の方へ
目隠しフェンスの予算が合わないとき、先に高さや長さを削ると、目隠しの役目そのものが薄れます。同じシリーズ内で型式を見直す。足元は既存ブロックを生かす。優先度の低い部分は下地で止める。削る順番を整えるだけで、『同じ見た目』のまま数十万円が動くことがあります。ふじみ野市の外構工事ページでは、地域で多いご相談やほかの事例もご覧いただけます。
傾斜のある敷地での目隠しを考えたい方は傾斜地に目隠しフェンスを立てた事例、高低差のあるアプローチが気になる方はスロープと飛び石で高低差を解いた事例も参考になるかと思います。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県ふじみ野市 |
|---|---|
| 施工内容 | 境界工事(目隠しフェンス):LIXIL フェンスAB YS3型(横スリット)T-12 ダスクグレー 本体26枚・柱30本、コーナー継手セットE(追加のボール付含む)、端部キャップセットE、切詰端部カバー、施工延長51.2m・切り詰め加工3ヶ所 境界工事(ブロック):既存ブロックへの増し積み 重量ブロックC120 1段 51.5m(アンカー@800)、天端ハイモル仕上げ 建物廻り(防草):防草シート ザバーン240G(厚み0.64mm)83㎡、整地67㎡、6号砕石敷き16㎡、見切り リサイクルエッジ Qタイプ プラエッジ35 水道工事:立水栓・ガーデンパン(お施主様ご支給品)の設置、既存排水への接続、給湯器ドレン配管の延長 |
| 価格帯(目安) | 120万円〜160万円 |
| 工期(目安) | 約1週間〜2週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 同シリーズ3型式の比較見積もりからYS3型を選び、高さT-12と延長51.2mを守ったまま予算に収めた目隠しフェンス工事です。 |
| 担当プランナーコメント | 高さと長さは、目隠しの性能そのものです。予算が合わないときは、そこからではなく、型式や足元の作り方で調整するのがこの現場の答えでした。庭を防草シートで止めたのも、予算をフェンスに集中させる線引きです。 |
ふじみ野市で境界の目隠しをお考えの方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。何を守り、どこで調整するか。その線引きから、現地の寸法にあわせて一緒に整理いたします。