志木市|白砕石と刷毛引き土間が整える、手のかからないリフォーム外構
土のままだった敷地を、刷毛引きの土間と白砕石の『二つの面』に整理したリフォーム外構です

埼玉県志木市、間口も奥行きも広い平坦な敷地の外構リフォーム。既存の住まいで土のまま残っていた面を、舗装と防草に置き換える計画です。
方針は、仕上げを二種類に絞ること。人と車が通る側は土間コンクリート、建物まわりと外周は防草シートと白砕石にしています。素材の数を増やさないぶん、二つの面の境目だけが線として残ります。
ご相談の背景
現地を確認したのは夏の終わり。敷地が広く、土のままの面がそのまま雑草の出る面になっていました。お見積にも、雑草の撤去と処分を一式で計上しています。
もうひとつは、どこまで手を入れるかの線引き。当初の目安に対して舗装したい面が広く、範囲を決めながらお見積を重ねる進め方になりました。
ご要望
今回の工事に求められたことは、大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、草の出る面をなくすこと。雑草の撤去から始まる工事で、除草を繰り返さずに済む状態にすることが出発点でした。
ふたつ目は、仕上がりをシンプルにすること。素材と色の数を増やさず、面の構成だけで見せる組み立てにしています。
三つ目は、電気自動車を敷地内で充電できるようにすること。外構本体の内容が固まったあとに、200Vの屋外コンセントを追加しています。
ご提案のポイント
建物際に通した砂利スリット。幅は100mmですが、基礎に沿う部分だけ雨樋の落とし口に合わせて約130mmへ広げています。屋根から落ちる雨だれを砂利で受け、土間の面に跳ねの跡を残さない納まりです。
既存のコンクリートは、2カ所ともそのまま残しました。改修では全面をやり替えがちですが、使える面まで壊すと解体と処分に費用が寄ります。新しい土間はそこへ打ち継いで、一続きの面にしています。
土間コンクリートは刷毛引きで61㎡。下地は砕石C40-0を100mm転圧、コンクリートは100mm厚でメッシュ4.5mm入りです。下地を薄くするとひび割れや沈下につながりやすく、車の乗る面では厚みを落としません。
型枠80mに対して、伸縮目地は24.5m。面の形が曲線なので、等間隔の割り付けをやめて最後に引き直しています。水勾配も一律には振らず、水を流す面と勾配を付けない面を図面で書き分けました。
建物まわりと外周の60.3㎡は、防草シートに6号白砕石を50mm。シートはザバーン240Gの0.64mm厚で、薄い製品は数年で根に突き抜かれることがあります。土間との見切りは、リサイクルエッジ Qタイプ プラエッジ35で押さえました。
道路側の既存ブロックは、1本目だけを2段解体。当初は2本とも壊す案でしたが、2本目は積み直して再利用しました。解体で空いた隙間は、コンクリートで補修しています。
EV・PHEV充電用の屋外コンセントは、200Vのポールセット100角(ブラック)。既存の土間にカッターを入れて解体し、PF管で33mの配線を通しています。充電ケーブルは本体に付属せず、車両に合わせてご用意いただく形です。
完成した外構の見どころ
白い砕石と、刷毛引きのコンクリート。土間は曲線でカットしてあり、直線だけで割った面とは違う柔らかい輪郭になります。『二つの面』しかないぶん、その境目の線が景色を決めます。
屋外の照明は、今回の範囲に入れていません。白砕石は光を反射しやすく、建物から漏れる明かりだけでも面の輪郭が残ります。
植栽も今回は計画に入れていません。草の出る面を減らすところから始まった工事なので、水やりや剪定の要る要素を足さない判断です。
暮らしの変化
季節ごとに出ていた草。防草シートと白砕石に置き換わった60.3㎡は、除草の対象から外れます。土間の61㎡と合わせて、敷地の主要な面から草が出ない状態になりました。
帰宅してそのまま充電できる、200Vのコンセント。ポールで立ち上げているので、建物の壁の位置に関係なく充電口へ近い場所に置けます。夜のあいだに充電を済ませる使い方ができます。
志木市で、雑草対策と土間コンクリートをご検討中の方へ
土のままの面をどう減らすかは、舗装する面と砕石で覆う面の配分で決まります。全面を土間にすると費用が上がり、全面を砕石にすると車の通る場所が荒れます。境目をどこに引くかは、図面の段階でご相談ください。
志木市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。土間の割り方から決めたい方は見切りを入れた土間コンクリートの駐車場、草の出ない庭のつくり方を見たい方は人工芝と刷毛引き土間でまとめたお庭も参考になります。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県志木市 |
|---|---|
| 施工内容 | アプローチ・土間工事:土間コンクリート刷毛引き61㎡(砕石C40-0 100mm転圧+メッシュ4.5mm+コンクリート100mm)、型枠80m、伸縮目地24.5m、掘削・残土処分 建物廻り・庭工事:雑草撤去一式、防草シート(ザバーン240G 0.64mm)+6号白砕石50mm 60.3㎡、リサイクルエッジ(Qタイプ プラエッジ35)3.25m 道路側ブロック工事:既存ブロック1本を2段解体+隙間コンクリート補修、2本目は積み直して再利用 電気工事:EV・PHEV充電用屋外コンセント(200V)ポールセット100角・ホルダ付き(ブラック)、電気工事200V、配線PF管33m 解体工事:既存土間のカッター入れ・解体、コンクリートガラ処分 仮設工事:重機回送、桝調整、ポンプ費用 |
| 価格帯(目安) | 180万円〜250万円 |
| 工期(目安) | 約2週間〜3週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 現地調査から舗装の範囲を広げながらお見積を重ね、外構本体のあとにEV充電設備を追加したリフォーム外構です。 |
| 担当プランナーコメント | 既存のコンクリートを残して新しい土間を打ち継ぎ、舗装する面と砕石で覆う面の二つに整理しました。仕上げの種類を増やさないことが、面積の広い敷地ではいちばん効きます。 |
志木市で雑草対策と土間コンクリートをあわせて考えたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。『二つの面』に整理する考え方は、敷地が広いほど効きます。何をコンクリートにして何を砕石で覆うかを、敷地の使い方と一緒に整理します。