施工事例

志木市|レンガの見切りが映える、車をぴったり収める土間コンクリートの駐車場

志木市|レンガの見切りが映える、車をぴったり収める土間コンクリートの駐車場
埼玉県志木市の施工事例|レンガの見切りを入れた土間コンクリートの駐車スペース

沈んだレンガ敷きを平らな土間コンクリートに変え、買い替えたお車を『ぴったり』収めた駐車スペースです

お車の買い替えが決まり、納車日も近づいていた頃のご相談でした。ところが、既存の駐車スペースには新しいお車のサイズが収まらず、車庫証明を取ることができなかったといいます。証明を取るために別の駐車場を借りている状態で、費用の負担も二重になっていました。

方針はシンプルです。駐車スペース側へ張り出していた玄関ポーチの一部を解体して幅を広げ、歪んで沈んだ既存のレンガ敷きは全面をやり直す。床は勾配をとった土間コンクリートに置き換え、雨のあとに残っていた水たまりごと解消する。争っていたのはごくわずかな寸法でしたが、そのわずかが停められるかどうかを分けていました。

ご相談の背景

直接の引き金は車庫証明でした。届け出た寸法に誤りがあり、訂正した二度目で現地確認まで来られたそうです。以前は同じ場所で問題なく取れていたため、ご本人にとっても予想外の出来事。現地で測ってみると、足りていない寸法はおよそ50cm。それだけ奥へ下げられれば、お車は収まる計算でした。

もうひとつ、以前から気になっていたことがありました。床は既存のレンガ敷き。長く使われるうちに歪みと沈下が進み、雨が降ると水たまりができるほど下が陥没していたのです。加えて、駐車スペースに張り出した既存の柱が車幅を圧迫し、玄関ポーチも駐車側へ出っ張っている。せっかくなら思いきって全部やり直したい、というのがお客様のお考えでした。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、買い替えたお車が確実に収まる駐車スペースにすること。車庫証明が取れる幅を、きちんと確保することです。

ふたつ目は、歪んで沈んだレンガ敷きをやめ、水たまりのできない平らな床にすること。

三つ目は、道路側にはみ出さず、敷地の内側にお車を収めたいということ。前面道路はトラックの通行が多く、路上で車をぶつけられた経験を何度かお持ちでした。

ご提案のポイント

拡張の到達点は、既存の門柱のライン。ここまで下げられれば、必要な寸法は確保できます。そこで、駐車スペース側へ張り出していた玄関ポーチを一部解体し、車幅を圧迫していた既存の柱もあわせて撤去する計画としました。

このとき検討したのが、解体のラインをどこで止めるかです。寸法だけを考えれば、必要な分を削れば足ります。ただ、途中で止めた線は仕上がりにそのまま残る。せっかく手を入れるのだからと、既存の面に揃うところまで壊し、まっすぐな一本の線を通す形にしました。

ポーチを切ると、タイルの小口が露出します。既存と同じタイルはすでに手に入らず、似たものを充てても不揃いは隠せません。そこで立ち上がりは、東洋工業のコード120(グレーベージュ)を2段積みでつくり直すご提案に。素材を揃えることをあきらめ、別のもので思いきって納めたほうが、全体のまとまりは良くなると判断しました。

床は、既存のレンガ敷き12.0㎡を解体したうえで土間コンクリートに。砕石C40-0を100mm転圧し、4.5mmのメッシュ筋を敷いて、コンクリートの厚みは100mm。仕上げは刷毛引きです。細かな筋目が滑り止めになり、汚れも目立ちにくくなります。勾配をとって水を流すので、これまでの水たまりは残りません。

全面をコンクリートに変えるなかで、床には一本だけレンガの帯を通しています。東洋工業のシャルドブリックペイブ198×98×60、色はシャルドローズ。延長5mの見切りです。

完成した外構の見どころ

灰色の床に、レンガの帯が水平に一本。既存の門柱と花壇もレンガ積みですから、この帯が新しい床と古くからある部分の間を静かにつないでくれます。刷毛引きの筋目は、光の向きで表情を変えてくれます。

床に納まった点検口の蓋は、段差がなくフラット。乗り入れの邪魔になりません。道路との境目もまっすぐ通っているので、どこへ寄せて停めればよいかが一目でわかります。幅にはゆとりが生まれ、お車の脇にスクーターがもう一台置けるほどの余白ができました。

暮らしの変化

いちばん大きな変化は、車庫証明のために借りていた別の駐車場が不要になったこと。毎月の駐車場代がなくなるのは、いちばんわかりやすい効果です。

雨のあとに水たまりを避けて歩くこともなくなりました。道路側へはみ出さずに停められるので、通行の多い道でぶつけられる不安もやわらぎます。毎日の乗り降りが、少しだけ気楽になりました。

志木市で、駐車スペースのつくり替えをご検討中の方へ

駐車スペースのご相談は、車庫証明や納車日といった期限から動き出すことが少なくありません。ただ、床の沈下や水たまりのように以前から気になっていたことがあれば、あわせてやり直したほうが、結果として手間も費用も抑えられます。まずは現地で寸法を測るところから始めてみてください。

志木市の外構工事のページでは、この地域で多いご相談や、ほかの事例もご覧いただけます。駐車場以外の工事もあわせて考えたい方は、施工事例の一覧も参考になります。

施工概要

施工エリア 埼玉県志木市
施工内容 解体工事:既存レンガ敷き解体(12.0㎡)、既存玄関ポーチ一部解体、カッター入れ
駐車場工事:土間コンクリート/刷毛引き仕上げ(12.0㎡)、土間縁石(東洋工業 シャルドブリックペイブ 198×98×60/シャルドローズ)5m
立ち上がり工事:化粧ブロック2段積み(東洋工業 コード120/グレーベージュ)1.8m、鉄筋・型枠を含む基礎
価格帯(目安) 60万円〜70万円
工期(目安) 約1週間〜2週間
相談から完工までの特徴 車庫証明という期限のある課題を起点に、玄関ポーチの一部解体で駐車幅を広げ、沈下していた既存レンガ敷きを土間コンクリートへ全面的につくり替えた工事です。
担当プランナーコメント 寸法だけを追うなら、解体は最小限で足ります。それでも既存の面に揃うところまで壊したのは、途中で止めた線が仕上がりにそのまま残るからです。床に通したレンガの見切りも、既存の門柱や花壇と新しい土間コンクリートをつなぐ一本として選びました。

志木市で駐車スペースのつくり替えをお考えの方は、寸法と高さの条件によって取れる方法が変わります。図面がなくても、現地を見せていただければ判断できることは多くあります。まずはお気軽にご相談ください。