施工事例

新座市|スロープから5段の階段へ。約1mの高低差を上りやすく整えた玄関アプローチ

新座市|スロープから5段の階段へ。約1mの高低差を上りやすく整えた玄関アプローチ

この事例を一文で言うと、道路より約1m高い敷地のスロープを、踊り場のある5段のタイル階段に作り替えた外構リフォームです

新座市の外構施工事例|斜め前からの門まわり全景

埼玉県新座市。前面道路から敷地まで、約1mの段差がある住まいです。玄関ポーチへ上がる動線が、この敷地の課題でした。

もともとは1本のスロープ。限られた奥行きで1mを上りきるため、勾配はどうしても急になります。そのスロープと門袖壁、ポーチまでを解体し、高低差を『一段ずつ』に分け直しました。手を掛けられる場所と、明るい『足元』もあわせて。

ご相談の背景

新築時の外構がひととおり整っている現場でした。それでも作り替えを選ばれたのは、上り下りが毎日繰り返されるからです。

限られた奥行きで約1mを処理すると、スロープは長い一枚の坂になります。荷物を持つ日、雨で濡れた日。傾きの続く面は負担になり、足を止めて休める場所もありません。

門袖壁も新築時のまま。宅配便を受け取るには、その都度1m上の玄関まで出る必要がありました。上り下りの回数そのものを減らしたい。もうひとつの動機です。

ご要望

いただいたご要望は、大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、高低差を安全に上り下りできるようにすること。手すりは初回のプランから最終案まで一度も外れず、打ち合わせのたびに本数が増えました。

ふたつ目は、玄関まわりを一新して、郵便・宅配・呼び出しを1か所にまとめること。宅配ボックス一体型の門柱とインターホンの交換は、最初から最後まで残りました。

三つ目は、自転車を屋根の下に置けること。当初の計画にはなく、話が進むなかで加わったご要望です。

ご提案のポイント

新座市の外構施工事例|階段脇の植栽スペースと3色3サイズのガンデブリック舗装

最初に決めたのは、スロープをやめて階段にすることです。ポーチの下地にブロックC-150を1段から5段まで積み、階段側はC-120を6段分。約1mの高低差を、踏面のそろった5段と踊り場に振り分けました。

床は、アイコットリョーワの「アーレイ」600×300平・グリップ AL630/D62。ベージュ系の大判タイルで蹴上げと踏面の両方を貼り、蹴込部まで加工して見切りを通しました。正面から見ると、段が一枚の面としてつながります。品番の「グリップ」は防滑仕様。高低差のある階段だからこそ、表情より先に選びました。

階段の手前、自転車置き場側は素材を切り替えました。東洋工業のガンデブリックを3色・3サイズで混ぜた小舗石の面。大きな面で見せるタイルと、細かく散る石。同じ間口でも奥行きが出ます。

手すりは三協立山のエトランポS 1型・端部用H800、色はアーバングレー。階段側に3スパン、自転車置き場の脇に1スパンの計4か所。柱の位置にはあらかじめスリーブを仕込みました。

門柱はユニソンの「ミース」。埋込仕様で、上下2段の宅配ボックスとインターホンを1本にまとめました。正面パネルはシルバー、表札は同じくユニソンの「ビーム」L250をアイアンブラックの英字切り文字で。

完成した外構の見どころ

新座市の外構施工事例|階段の上から道路を見下ろしたカット

ベージュの大判タイルが、道路際からポーチまで一続きに上がっていきます。段の側面まで同じタイルで包んだので、階段というより、タイルの塊を刻んだような佇まい。サイクルポートも手すりもアーバングレーで、トーンをそろえました。

夜を担うのは、三協立山のワンダーライト SLSL1N型。人感センサー付きの常夜灯タイプで、ふだんは足元をぼんやり照らし、人が近づくと明るさが上がります。階段が先に明るくなってくれます。

階段脇には細長い植栽スペースを造作。赤黒土の客土まで入れて、あえて空けたまま。後から好きな草木を植えられる余白です。

暮らしの変化

いちばん変わったのは、雨の日と夜です。防滑タイプのタイルは濡れても滑りにくく、常夜灯は帰宅時間を選びません。踊り場があるので、荷物が重い日は途中で持ち替えられます。

受け取りの動線も短くなりました。宅配ボックスは道路際の門柱にあり、1m上の玄関まで往復する必要がありません。親機は2階なので、上の階にいてもそのまま応対できます。自転車はサイクルポートの下へ。

新座市で、高低差のあるアプローチをご検討中の方へ

道路と敷地に段差のある家は、新座市でも珍しくありません。スロープにするか階段にするかは、間口の広さと上り下りする人で答えが変わります。

新座市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の事例も確認できます。玄関まわりのデザインから考えたい方は玄関アプローチを主役にした事例、いまの階段を活かして安全性だけ足したい方は手すりを後から足して安全にした事例もどうぞ。

施工概要

施工エリア 埼玉県新座市
施工内容 解体・撤去工事:既存ポーチ・門袖壁・スロープの解体撤去処分
門まわり工事:ポーチ下地C-150(1〜5段積)、階段下地C-120(6段分)、床タイル貼(アイコットリョーワ アーレイ 600×300 グリップ AL630/D62・目地グレー)、蹴込部加工、機能門柱(ユニソン ミース・宅配ボックス一体)、表札(ユニソン ビーム L250)、インターホン交換(アイホン WS-14A・親機2階)
アプローチ舗装工事:下地コンクリート、インターロッキング敷(東洋工業 ガンデブリック 3色ミックス)
サイクルポート・照明工事:三協アルミ セルフィ ミニタイプ 2218 H20/アーバングレー、三協立山 ワンダーライト SLSL1N型(人感センサー付き常夜灯)
手すり工事:三協立山 エトランポS 1型 端部用 H800/アーバングレー(階段側3スパン+サイクルポート横1スパン)
植栽:植栽スペース造作、客土
価格帯(目安) 200万円〜280万円
工期(目安) 約4週間〜5週間
相談から完工までの特徴 現地でレベルを確認し、図面と見積もりを重ねながら約4か月かけて計画を固めた事例です。
担当プランナーコメント 約1mの高低差は、一枚の坂にするか段に刻むかで毎日の負担が変わります。今回は5段と踊り場に分け、防滑タイル・4か所の手すり・人感センサーの常夜灯を組み合わせました。植栽スペースは土だけをご用意しています。

新座市で高低差のあるアプローチや門まわりの作り替えを考えたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。約1mの段差も『一段ずつ』に刻めば、毎日の上り下りはずいぶん軽くなります。『足元』から整えることが、住まいを長く使う近道です。