施工事例

さいたま市|二色の土間とウッド調ボーダーが彩る、旗竿地のアプローチ外構

さいたま市|二色の土間とウッド調ボーダーが彩る、旗竿地のアプローチ外構

細長い通路を土間で一本に『通す』。二色の切り替えで『リズム』をつくった旗竿地の新築外構です

埼玉県さいたま市の施工事例|二色の土間とウッド調ボーダーが彩る、旗竿地の

道路から奥へ、通路がまっすぐ伸びる旗竿地です。車が通り、自転車が通り、荷物を持った人が歩く。同じ一本の幅を、いくつもの用途が共有します。

方針は、面を分断しないこと。竿の部分は段差のない土間でひと続きにし、色と素材の切り替えだけで役割を描き分けました。

ご相談の背景

はじめのご相談は、竿の幅でした。車の出入りと自転車の通行が両立するのか。乗る車まで幅に合わせて選ぶことになるのでは、というご心配です。

もうひとつは、ポストとインターホン、表札をどこに集めるか。建物の近くに置くと、車を停めたときに荷物を持った方が車の脇を通ります。竿の奥を閉じきるか、目線だけ遮るかも決めきれていませんでした。優先順位はご予算、機能、デザインの順。安い防草シートで雑草が出るような機能面の手抜きは避けたい、というお考えでした。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、竿の部分に将来の2台分と自転車3台が通る幅を確保し、土間で一体に仕上げること。

ふたつ目は、門まわりの機能を道路寄りに集約すること。配達の方に敷地の奥まで入っていただかずに済むよう、ポスト・インターホン・表札を一箇所へ。

三つ目は、竿の奥を閉じきらず、目線が切れる程度にすること。開け放てば自転車をそのまま通せる形が理想でした。あわせて、床がグレー一色にならないよう、素材と色でアクセントを入れたいというご希望も。

ご提案のポイント

埼玉県さいたま市の施工事例|二色の土間とウッド調ボーダーが彩る、旗竿地の

床は2種類に分けました。刷毛引きの土間コンクリート21.7㎡は金鏝で押さえ、その隣に東洋工業の「プラーガペイブ」300×600×60をプラドブラックで敷いています。境目には東洋工業の「エイジーウッドペイブ 800L」をボーダーに、メイクランドの「ファイングラベル 亜麻色」でスリットを1本。

割付は図面で色番号まで決めました。エイジーオーカーとエイジーブラウンを飛び飛びに置き、左右で間隔を変えています。等間隔で並べると段違いの感じが消えてしまうためです。

ご要望にあった洗い出しは見送りました。白華(表面に白い成分が浮く現象)が出やすく、タイヤが乗る場所では表層の骨材が剥がれてきます。同じ表情はインターロッキングで代替しました。厚みは60mm品。車が頻繁に乗る場所で40mm品はお勧めしていません。

引戸は竿の入口ではなく、奥に設けました。LIXILの「エススライドB型」手動、色はブラック。開き戸や柱を並べた目隠しは、開けている間も通行幅を食います。全開にできる引戸なら、自転車をそのまま奥へ通せます。

機能門柱はオンリーワンクラブの「シンプルフレーム」にLED照明を組み合わせました。厚み数cmの薄いフレーム型。ボックス型にしなかったのは、駐車したときの圧迫感と有効幅を優先したためです。照明の点滅はパナソニックのEEスイッチで、建物の壁面から制御しています。

土間は建物の基礎に直付けしていません。基礎ぎわに砕石のスリットを回し、地震時のひび割れと水の逃げ道を確保しました。既存の擬石調ブロック塀は残す前提でしたので、金物はブラックでそろえ、塀とはあえて色を分けています。

完成した外構の見どころ

埼玉県さいたま市の施工事例|二色の土間とウッド調ボーダーが彩る、旗竿地の

道路から見ると、濃色の大判と白い土間、その境目に入った砂利の縁取りが、細長い通路に奥行きをつくります。同じ幅が続くより、面が切り替わるほうが距離を短く感じます。

黒でそろえた門柱と引戸は、擬石調の既存塀と対比になりました。残した塀が古びて見えず、新しい金物だけが浮くこともありません。引戸のレールは土間の見切りとラインをそろえて納めています。

暮らしの変化

縦格子の引戸を開ければ、自転車をそのまま奥まで通せます。閉めればプライベート側の視線が切れる。開けるか閉めるかを、その日の使い方で選べます。

駐輪スペースは濃色の土間仕上げにしたので、通路と用途が見分けられます。配達は道路寄りの門柱で完結し、車を停めたままでも脇を通られません。建物の側面と犬走り、裏手は砂利敷き。土間の中の桝蓋もそのまま点検できます。

さいたま市で、旗竿地の外構をご検討中の方へ

旗竿地は、竿の使い方でほとんどが決まります。どこに門柱を置くか、どこで仕切るか、どこまでを一枚の床でつなぐか。幅が限られているぶん、10cm単位の判断が毎日の使いやすさに出ます。さいたま市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。

門まわりのデザインから考えたい方は大判タイルの門袖と浮き階段でまとめた事例施工事例一覧もあわせてご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県さいたま市
施工内容 仮設・解体工事:重機回送、桝調整、既存ブロック基礎解体
駐車場・アプローチ工事:土間コンクリート刷毛引き21.7㎡(金鏝仕上げ)、インターロッキング15.1㎡+下地コンクリート、舗装材(東洋工業 プラーガペイブ/プラドブラック)、ボーダー材(東洋工業 エイジーウッドペイブ 800L)、化粧砂利(メイクランド ファイングラベル 亜麻色)
門まわり工事:機能門柱(オンリーワンクラブ シンプルフレーム+LED照明)、インターホン取付、EEスイッチ(パナソニック)、電気工事・接続2カ所
門扉工事:引戸(LIXIL エススライドB型 手動/ブラック)
境界工事:コンクリート縁石(地先境界ブロック100角片面落)3.8m
水道工事:ガーデンパン(メイクランド スクエアパン プレーン)
建物まわり:6号白砂利+防草シート(ザバーン240G)37.1㎡、リサイクルエッジ プラエッジ35
庭工事:人工芝の下地まで(再生砂+ザバーン136G)18.7㎡
価格帯(目安) 220万円〜300万円
工期(目安) 約3週間〜4週間
相談から完工までの特徴 通行幅を最優先に置きながら、床の素材と色でアクセントを入れた旗竿地の新築外構です。
担当プランナーコメント 竿の部分は、仕切る位置で使い勝手が変わります。引戸を奥に寄せ、門柱を道路寄りに置いたのは、車と自転車と人の動きを重ねないためです。床の割付は図面の段階で色の並びまで決めました。

さいたま市で旗竿地の外構をお考えの方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。通路の幅と仕切りの位置から、ご相談いただけます。