さいたま市|大判タイルの門袖と浮き階段が映える、カーポートSCのモダン外構
門袖と玄関階段を同じ『石目』でそろえ、最下段だけを『浮かせた』新築外構です

お引き渡しの直後に着工しました。間口は広いものの、駐車スペースに余裕はありません。限られた幅で車庫入れのしやすさと見栄えを両立させることが、この計画の条件でした。
テーマは、面の数を増やさないこと。門袖と玄関階段を同じタイルでそろえ、金物はブラックで統一。明るい床の中で、濃いグレーの石目だけが立ち上がります。
ご相談の背景
建物を決めた理由が、耐震性と施工品質への信頼でした。外構でも同じように、手をかけずに保てることを望まれていました。一方で「狭いながらも見栄えよく」という思いもあり、テイストを言葉にしづらい状態からの相談です。
もうひとつ決まっていなかったのが、玄関ポーチと階段をどちらの工事に含めるかでした。当初はハウスメーカー施工の想定です。ただ、目地と勾配の精度が2社にまたがると、仕上がりのラインはそろいません。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、門袖をリビエラの「フラメンタ グリジオスクーロ」600角で仕上げること。外壁のグレーの柄に表情を合わせたい。最初から最後まで動かなかったご希望です。
ふたつ目は、アルミと木目を組み合わせたカーポートを必ず入れること。軒天の木目に合わせたいというご要望で、ご予算の半分近くを占めることは承知のうえでした。
三つ目は、手入れの手間を減らすこと。雑草が出ないこと、剪定の要らない低木でまとめること、タイヤ痕が目立ちにくい床であること。
ご提案のポイント

玄関ポーチと階段は、ハウスメーカーの承諾をいただいて外構工事に一本化しました。段数も形も自由になり、階段は3段、最下段だけをフロート(浮かし)加工とする納まりが選べます。Landexのケコミ材で下地を起こし、段板の陰にLIXIL美彩の「シームレスラインライト SLE-L300」を仕込みました。
3段すべてを浮かせる案もありましたが、1枚あたりの奥行が450mmほど必要になり、駐車スペースを削ります。浮かせるのは最下段だけに絞りました。
階段は斜めにカット。正面からも駐車スペース側からも上がれます。角度をつけすぎると土間コンクリートの端部が欠けやすいため、割れにくい範囲で振りました。
門袖は重量ブロックC120を8段、BM+1600で立ち上げ、東洋工業のTY型枠ブロックを重ねてタイルを貼りました。位置はハウスメーカー案の右側から左端へ。車庫入れの動線を邪魔せず、裏側にゴミ箱を隠せるからです。表札は美濃クラフトの「IPC-109」、インターホンカバーと一体のシルバー。ポストはLIXILのエクスポスト口金タイプ。前面に出っ張りをつくらない後ろ取り出しです。
カーポートはLIXILの「カーポートSC」1台用24-57型。柱と梁をブラック、屋根材はブラックとオークの木目で構成しました。偏心基礎の部材で柱を建物基礎ぎわまで寄せ、有効な駐車幅を広げています。
アプローチは東洋工業の「シフル」300角、色はオフホワイト。門袖と階段の濃いグレーに対して、床は明るく。植栽帯にはアオダモの株立ちとアセビ、マホニアコンフューサ、ニューサイランを混ぜ、足元を割栗石で化粧しました。
完成した外構の見どころ

見どころは、門袖から段板へ石目が続いて見えるところです。最下段の下には影の線が入り、段が地面から少し離れて見えます。
引きで見ると、柱は後方に1本だけ。片持ちのカーポートは、乗り降りする脇に柱が立ちません。色数を絞ったぶん、割栗石の黒と株立ちの緑が効いてくれます。
暮らしの変化
いちばん変わったのは車庫入れです。門袖を左端へ、柱を建物ぎわに寄せたことで、ハンドルを切る余地が残りました。荷物を持って正面から、駐車スペース側からは斜めに。どちらからでも階段へ上がれます。
手入れも軽くなりました。建物廻りは6号白砕石とザバーン240Gで覆い、植栽は剪定の頻度が低い低木とカラーリーフでまとめています。将来の宅配ボックス用に、玄関脇は砂利のまま残しました。
さいたま市で、新築外構をご検討中の方へ
新築の外構には、後から変えられる部分と、建物の打合せ中に決めたほうがよい部分があります。玄関ポーチをどちらの工事に含めるか、カーポートの位置と申請、門袖を置く側。どれも毎日の動線に直結します。さいたま市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。
細長い敷地での駐車と通行を見たい方は旗竿地のアプローチを土間でまとめた事例、施工事例一覧もあわせてご覧ください。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県さいたま市 |
|---|---|
| 施工内容 | 駐車場・駐輪場工事:土間コンクリート刷毛引き約17.5㎡、駐輪スペース約2.6㎡ カーポート工事:LIXIL カーポートSC 1台用24-57型(ブラック+オーク木目)、建築確認申請 門まわり工事:造作門袖(重量ブロックC120/東洋工業 TY型枠ブロック/リビエラ フラメンタ グリジオスクーロ 600角タイル貼り)、表札(美濃クラフト IPC-109)、ポスト(LIXIL エクスポスト S-3型) 玄関ポーチ・階段工事:3段(最下段フロート加工/Landex ケコミ材/同一タイル貼り・大判切削) アプローチ工事:インターロッキング(東洋工業 シフル/オフホワイト) 土留め・建物廻り:化粧ブロック(東洋工業 モデリート120)、6号白砕石+防草シート(ザバーン240G)約21.9㎡ 照明・水栓工事:LIXIL 美彩 シームレスラインライト・スパイクスポットライト、立水栓(onlyone エポカW)、ガーデンパン 植栽工事:アオダモ株立ち、アセビ、マホニアコンフューサ、ニューサイラン他、割栗石 |
| 価格帯(目安) | 270万円〜360万円 |
| 工期(目安) | 約3週間〜4週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 門袖のタイルとカーポートの木目を最優先に据え、玄関ポーチまで外構側で受けた新築外構です。 |
| 担当プランナーコメント | 門袖と階段を同じタイルでそろえたのは、同系色なら同一メーカーのほうが風合いが揃うためです。浮かせる段を1段に絞ったのも、駐車のしやすさを削らない条件から決めました。 |
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