墨色の左官を浮かせた、大屋根の家の外構【埼玉県 川越市 エクステリア・外構工事】
低く伸びる大屋根と、天井まで届くハイサッシ。
素材を絞り込み、墨色の左官板を砕石の目地で『浮かせる』構成に。
建物の水平ラインと呼応する、静かなエントランスが生まれました。
| 予算 | 600~650万 |
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軒のラインを切らない高さに揃えた門袖と袖壁。袖壁の左官はアイカ ジョリパット/T1403、外壁に近い色から選んでいます。壁が背景に退き、グレーのタイル門袖だけが前に立ちます。

門袖はタカショー セラレバンテ/グレー 299×600。二世帯で門まわりを共有するため、ポストとインターホンは各世帯に。足元の常緑『ハイノキ』は寒さに弱く、春に植え込みました。

二枚に分けて前後にずらした、左官の袖壁。一枚で閉じるより奥行きが出るため、隙間から玄関へ視線を抜いています。足元は化粧砂利で白く、化粧ブロックは門袖タイルに近いグレーで揃えました。

袖壁を背に据えた、落葉の『イロハモミジ』H2.5m。壁を背景にすると枝と影の線が読めるため、下葉の多い株立ちに。株元のLIXIL 美彩 SSP-G1型が、夜は幹を下から照らします。

鏝ムラを残した墨モルタルと、東洋工業 和石/蒼白の石組み。洗い出しや乱形石をやめ、面材を一種に絞ったことで視線が散りません。仕上げのトップコートで、雨の汚れが染みにくくなります。

砕石の目地で切り離した、墨モルタルの板。段裏にLIXIL 美彩 SLE-120を伏せ、壁は照らさず板の下を光らせます。板の先は人工芝とウッドデッキのベンチ、家族が腰かける場所に。

三協アルミ スカイリード 5480/H25/ブラック、3台分。屋根が広いほど防水の納まりが難しく、当初のカーポートSCは見送り。柱の人感センサー付きライトが、夜の駐車を照らします。
プランナーコメント
素材を足すほど外構は賑やかになりますが、増えるのは情報量で、見応えではありません。ここでは面材を左官一種に絞り、板を浮かせて影の落ちる場所をつくりました。引き算のほうが、建物は大きく見えます。
工事内容:門袖壁(化粧ブロック+タイル貼り)、左官仕上げの袖壁・境界塀、浮階段・アプローチ(墨モルタル+トップコート)、駐車土間コンクリート3台分、カーポート、化粧ブロック、目隠しスクリーン(エルファード M5型)、目隠しフェンス(レジリア TK2型 H800)、ウッドデッキ、人工芝、防草シート+砕石敷、化粧砂利、植栽、ローボルト照明、宅配ポスト・表札・インターホン、道路側溝切り下げ、散水栓移設、家庭菜園整地
テイスト:グレーモダン、シンプルモダン
このような方におすすめ
・二世帯で門まわりをひとつにまとめたい方
・のっぺりした外観に、奥行きと影を足したい方
・車3台と家庭菜園を、どちらも諦めたくない方
・素材を増やさずにグレードを上げたい方
・夜も足元が見える明るさがほしい方
・予算の中で、かける場所と削る場所を整理したい方
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外構は建物の背景で、素材を足すことよりも、何を見せて何を沈めるかで印象が決まります。埼玉外構では図面と見積の段階で使う素材の数を整理し、予算の中で効く場所に費用を寄せています。『足し算ではなく引き算で見せたい』という方は、ぜひ一度ご相談ください。

