志木市|ゴールドオレンジの門柱と天然石のムラが映える、緑を待つ玄関まわり
ゴールドオレンジの門柱をそのまま選び直し、足元だけを天然石の『ムラ』に置き換えた玄関まわりです
埼玉県志木市で、門柱と玄関前のアプローチをやり替えた工事です。門柱そのものを以前からとても気に入っていらっしゃり、外壁もその色に合わせて塗り替えたばかり。建物まわりの見え方を崩さないことが、この計画の前提でした。
そこで門柱は美濃クラフトのチャバを同じゴールドオレンジで選び直し、手を入れる範囲は足元に絞りました。単調に見えていた部分だけを天然石に替え、玄関まわりに緑を置ける場所を空けておく。この三点だけの計画です。
ご相談の背景
ご相談をいただいたのは、外壁の塗り替えを終えたばかりのタイミングでした。建物はきれいに整ったのに、門まわりだけが以前のまま。ご家族にとっては、毎日の出入りで必ず目に入る場所です。
もうひとつ気になっていたのが、門柱の足元に広がるスタンプコンクリートでした。玄関まわりの薄い茶色と色が近く、境目がぼやけて全体がひと続きの面に見えてしまう。ここの色は変えたい、というお話が最初から出ていました。
ご要望
伺ったご要望は、大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、玄関まわりに緑を置きたいということ。玄関横の角に、背丈のある植木を鉢で置きたい、とのお話でした。
ふたつ目は、仕上げの違いで見え方がちぐはぐにならないようにすること。すべてを同じ仕上げに揃えられないのなら、手を入れる部分と残す部分のバランスを整えてほしい、というご要望です。
三つ目は、門柱とは別に玄関ポーチライトを取り替えたいということ。外壁の色が変わったぶん、もう少し洋風で軽やかな灯りにしたい、と。
ご提案のポイント
門柱は、美濃クラフトの機能門柱「チャバ」CHA-1-L-GO(左用・ゴールドオレンジ)。ポストは同シリーズの「パスト」PST-R-GO、インターホン取付用金具とLED12V照明(電球色)も同色で。同じ商品と同じ色をあえて選び直したのは、建物全体の見え方を保つためです。
足元の直し方は、3案を比べていただきました。第1案は解体を最小限に抑え、化粧砂利と見切りだけで納める案。第2案はスタンプコンクリートを全面解体し、乱形石と土間コンクリートで一から作り直す案。第3案が、必要な範囲だけを弧を描くように切り取り、そこを天然石で仕上げる案です。
採用したのは第3案です。全面解体は自由度が高い一方で、工事のあいだ2週間ほどお車を敷地に入れられません。切り取る範囲を広げるほど、残す側にも力がかかる。かといって最小限の案では、以前の質感との差が残ります。使い勝手と見え方の両方から選んだ、真ん中の答えでした。
石はメイクランドのエルドラドクォーツ 乱形(イエロー)。ブラジル産の石英岩で、厚みは12〜30mm前後。スタンプコンクリートは単色で単調になりますが、天然石は一枚ずつ色が違い、必ず『ムラ』が出ます。この揺らぎが、メリハリのある門柱の意匠を引き立ててくれます。張ったのは切り取った約1.1㎡のみで、手前の広い面は既存のまま残しました。
石と砂利の境目には、メイクランドのヨーロッパピンコロ(さび)90×90×45mmを61個、延長6.1mで見切りを。砂利は同じくメイクランドのファイングラヴェル(菜の花)を防草シートと合わせて敷き、図面には「将来的に植栽予定のため、植栽可能部分を確保する事」と注記。門柱は埋込み350mm・基礎幅450mmの独立基礎で据えています。
玄関ポーチライトはLIXILのEURO LPJ-4型(NA色)に取り替え。門柱の工事と同じ日程で、電気工事までまとめました。
完成した外構の見どころ
ゴールドオレンジの逆L型が、外壁の前で気持ちよく立ち上がりました。足元の乱形石は、黄みの強い一枚と灰みがかった一枚が隣り合い、光の向きで表情が変わります。単色だった面が、影を持つ面に。
見切りのピンコロは、さび色を選定。質感の違う石と砂利を、細い線で一度受け止めるためです。この一列があるだけで、切り取った範囲がはじめからの輪郭のように見えてきます。夜は門柱のLED照明が、足元の石をやわらかく照らしてくれます。
暮らしの変化
帰宅して玄関にたどり着くまでのあいだ、目に入るものが整いました。外壁・門柱・足元の石が、同じ色の系統でつながります。ポストとインターホンの位置は変えていないので、日々の使い勝手はそのままです。
砂利の部分は、これから緑が入る場所として空けてあります。鉢に植えた背の高い木を置けば、玄関まわりの印象はもう一段変わるはず。取り替えたポーチライトの灯りも、その足元まで届きます。
志木市で、門柱まわりのやり替えをご検討中の方へ
門柱だけ、足元だけ、という部分的なやり替えでも、残すものとの関係を先に決めておかないと、手を入れたところだけが浮いて見えます。どこまで切り取り、どこを残すか。その切り分けから一緒に決めています。
地域で多いご相談や他の事例は志木市の外構工事のページで、工事の種類ごとの実例は施工事例の一覧でご覧いただけます。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県志木市 |
|---|---|
| 施工内容 | 門周り工事:機能門柱(美濃クラフト チャバ/ゴールドオレンジ・表札無し)、ポスト(美濃クラフト パスト)、インターホン取付用金具、LED12V照明、独立基礎 土間工事:既存スタンプコンクリート一部解体・撤去、乱形石張り(メイクランド エルドラドクォーツ/イエロー)、下地コンクリート 境界工事:ピンコロ見切り(メイクランド ヨーロッパピンコロ/さび) 庭工事:化粧砂利敷(メイクランド ファイングラヴェル/菜の花)、防草シート 電気工事:玄関ポーチライト取替(LIXIL EURO LPJ-4型) |
| 価格帯(目安) | 50万円〜60万円 |
| 工期(目安) | 約10日間〜2週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 解体範囲の異なる3案を比べ、既存を残す範囲を決めてから足元の仕上げを組み立てた工事です。 |
| 担当プランナーコメント | 気に入っていただいている門柱を同じ商品・同じ色で選び直し、建物との見え方を保つことを起点にしました。足元だけは単色のコンクリートから天然石に替え、色のムラで門柱を引き立てています。 |
志木市で門柱の取り替えや玄関まわりのやり替えをお考えの方は、地域ページや他の事例もあわせてご覧ください。現地を拝見したうえで、残す部分との切り分けからご提案します。