施工事例

和光市|納車に合わせた角地の駐車土間増設と逆勾配カーポート

和光市|納車に合わせた角地の駐車土間増設と逆勾配カーポート
埼玉県和光市の施工事例|道路側から見たカーポートと土間の全景

新しい車の納車に合わせ、既存を壊さずに駐車土間を増設し、逆勾配のカーポートを一度の工事でまとめました

埼玉県和光市の施工事例|同じ場所を別の角度から見た引き

埼玉県和光市の角地に建つ、お引渡し済みの住まい。屋外に残っていたのは、既存の駐車土間と、ブロック塀の際に細く通る砂利のスリットでした。そこへ新しい車が加わることが、この工事の出発点です。

先に決まっていたのは、納車の時期でした。日付が動かない工事は、打合せも商品の納期も、そこから逆算して組み立てます。だからこそ、あとから直せない『見えない下地』を、いちばん先に固めています。

ご相談の背景

はじめにあったのは、停められるかどうかという問題です。既存の駐車土間は幅に余裕がなく、新しく納車される車をそのまま迎えるには足りません。納車は年末年始と決まっていました。

もうひとつが、ブロック塀の際にある砂利。細いスリット状の部分に敷いた砂利が流れてしまい、そのたびに均し直す状態が続いていました。掃き戻す手間を、工事のついでに断ち切りたいというご相談です。

敷地は角地。二方向が道路へ開けているぶん風が抜けやすく、屋根を掛けることへの不安もうかがっています。カーポートを建てると建築確認申請が要るのではないか、という点も気がかりでした。

ご要望

いただいたご要望は、大きく三つに整理できます。

ひとつ目は、新しい車を確実に停められる駐車環境にすること。土間を増設して停める面を広げ、屋根で雨と霜を受け止めます。角地の風や、まれに降る雪への備えも条件に重なりました。

ふたつ目は、流れてしまう砂利を直し、その後の手入れを減らすこと。既存のスリットを一度引き直し、下からつくり直す形をご希望でした。

三つ目が、工事を分割せず一度でまとめること。音の出る作業については、時間帯を前もって知らせてほしいというご要望もいただいています。

ご提案のポイント

埼玉県和光市の施工事例|建物と横板フェンス、カーポートの位置関係

今回は、デザインを提案する工事ではありません。固まっていたご要望をそのまま形にすることが前提で、決め所は『見えない下地』を図面と見積書にどこまで書くかでした。

駐車土間は、既存を壊さず増設分だけを打つ計画。増設は9.0平方メートルです。図面には「既存」の表記を三か所入れ、触らない範囲をはっきりさせています。

下地は、砕石C40-0を100ミリ転圧したうえに、4.5ミリのメッシュとコンクリート100ミリ。合わせて200ミリの厚みを、見積書に赤字で書き込んでいます。再生砕石という選択肢もありますが、不純物が混ざると締まりにくくなるため使いません。

砂利のスリットは、14メートル分を引き直しました。6号の砕石を50ミリ敷き、その下に防草シートを通します。使ったのはザバーン240G、厚みは0.64ミリ。あとから敷き直すには砂利をすべて上げることになるため、標準のグレードを最初から入れました。

カーポートは、LIXILのフーゴF 1台用。柱の色はオータムブラウン、屋根は熱線吸収ポリカーボネートのブルーマットSです。ご希望の青系を残すために、熱線遮断タイプではなくこちらを選んでいます。

形は逆勾配。家側に柱を出さない納まりなので、乗り降りする脇が抜けます。そのぶん雪の荷重は柱から離れた側に載るため、必要なときだけ差せる脱着式のサポート柱を添えました。

建築確認申請は、その場で用途地域と面積の条件を確認して不要と判断。工事を分ければ仮設や運搬が二重になるため、土間とカーポートは一度の工程にまとめました。

完成した外構の見どころ

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見どころは、屋根の下に残った余白です。柱が道路側に寄っているので、車の脇を通って玄関へ向かう動きが妨げられません。青い屋根は、日の高い時間ほど土間へ淡い影を落とします。

足元に目を移すと、増設した土間は刷毛引き仕上げ。既存の土間と段差なくつながり、目地で面が区切られています。

ブロック塀の際には、引き直した砂利のラインが14メートル続きます。防草シートの上に6号の砕石を薄く敷いた、幅の細い帯。土間の面と塀のあいだに帯が一本入ることで、境目が締まります。

玄関へ上がる階段や門柱まわり、道路沿いの塀とフェンスは既存のまま。新しく足したのは、屋根と床、そして塀際の帯だけです。

暮らしの変化

いちばん変わるのは、車を停めてから家に入るまでの数歩でしょう。屋根の下で扉を開けられるので、雨の日に傘を差し直す動きが減ります。

手入れの回数も変わります。砂利が流れて塀際に溜まりにくくなり、均し直す作業が減りました。シートを下に通したぶん、草取りの頻度も落ちます。

停められる面が広がったぶん、荷物の積み下ろしにも余裕が出ます。扉を開ける幅と、人が通る幅を同時に確保できる面積です。

和光市で、カーポートと駐車土間の増設をご検討中の方へ

納車の日が決まっている工事は、逆算で組み立てます。内容が固まってから商品が届くまでに三、四週間、打合せにも同じだけの時間がかかるためです。

下地の砕石の種類と厚み、防草シートのグレードが見積書に書いてあるか。見比べると、同じ面積でも中身の違いが読み取れます。

地域全体で多いご相談や他の事例は、和光市の外構工事ページでご覧いただけます。別の敷地条件での納まりを見たい方は、施工事例一覧もあわせてどうぞ。

施工概要

施工エリア 埼玉県和光市
施工内容 土間工事:駐車土間の増設9.0平方メートル(砕石C40-0 100ミリ転圧+メッシュ4.5ミリ+コンクリート100ミリ/刷毛引き仕上げ)、掘削、残土処分、型枠8.0メートル
防草・砂利工事:既存スリットの引き直し14メートル(6号砕石50ミリ+防草シート ザバーン240G 厚0.64ミリ)
アルミ工事:カーポート(LIXIL フーゴF 1台用・逆勾配/柱オータムブラウン/屋根 熱線吸収ポリカーボネート ブルーマットS/脱着式サポート柱付)
価格帯(目安) 50万円〜70万円
工期(目安) 約1週間〜2週間
相談から完工までの特徴 納車の時期から逆算し、既存を壊さずに増設する範囲とカーポートを一度の工程にまとめました。
担当プランナーコメント あとから確かめられない部分ほど、先に仕様を決めて書き残します。砕石の種類と厚み、シートのグレードは、見積書に残しておくべき情報です。

和光市でカーポートや駐車土間の増設をお考えの方は、地域ページや他の事例もあわせてご覧ください。動かせない期限があるほど、『見えない下地』まで含めて早めにお見積りします。