朝霞市|同じタイルで揃えた門柱と塀に、横スリットフェンスが映えるリフォーム外構
門柱と塀を同じタイルで『ひと続きの面』にまとめた、道路沿いの門まわりリフォームです

道路に面した間口は、およそ10.3m。そこを高さ1.6mほどの生垣が覆っていた、既存住宅の外構です。今回はその生垣を伐採・伐根して撤去し、重量ブロックとアルミフェンスによる境界へ置き換えました。
方針は二つ。境界そのものを作り替えること。そして門柱の表情だけを刷新し、まだ使えるものは残すことです。門扉もインターホンもポストも、既存のものを活かしています。
ご相談の背景
生垣は、緑のやわらかさをそのまま境界にできる反面、刈り込みと掃き掃除が毎年ついてまわります。W10,300×H1,600程度という長さと高さになれば、その手間は小さくありません。
一方の門柱は、塗り壁の表面にモザイクタイルと表札、照明を付けた古いつくり。ただし開き門扉は本体が傷んでおらず、弱っていたのは丁番だけでした。インターホンとポスト、門柱までの照明配線も、そのまま使える状態で残っています。
ご要望
この工事が引き受けたことは、大きく分けると三つありました。
ひとつ目は、手のかかる生垣を、手入れの要らない境界に置き換えること。ふたつ目は、古びた門柱の顔を新しくすること。三つ目は、まだ使えるものを無理に捨てないこと。この三つを、一度の工事でまとめて片づけています。
ご提案のポイント

門柱に選んだのは、LIXILのセラヴィオグランA(HAL-35B)。既存の塗り壁は表面の塗装を7.8㎡剥がしてから貼り直し、門柱と門袖を合わせた施工面積は20.9㎡になりました。石の割肌を写した目地の深い表情が、正面から見たときの厚みを支えてくれます。
そして同じタイルを、新設したブロック塀の道路面にも回しています。門柱だけが新しく浮くのではなく、間口10.3mが『ひと続きの面』として見える。ここが本件の中心にある判断です。
境界の構造は、重量ブロックC120を4段。根入れ1段を含むので、地上に出るのは3段です。基礎はW400×H100。縦筋のピッチは当初@800で計画していたものを、途中で@400へ倍に詰めました。10.3mという長さを、強度側に振って受けています。
その上に載るのが、LIXILのフェンスAB YS3型(横スリット③)T-10、色はオータムブラウン。本体6枚と柱7本で10.3mを通し、端部は1カ所を切り詰めて納めました。地上のブロック3段の上に高さ1,000mmのフェンス。撤去した生垣とおおむね変わらない高さに置き換わりました。横に抜けるスリットが視線をやわらげ、風と光は通してくれます。
金物の色は、フェンス・照明・門扉の丁番までオータムブラウンで統一。表札は三協アルミのステンレス表札BSTL-1S(130角)、照明はLIXILのLMJ-3型を既存の照明配線につないでいます。インターホンは既存品を取り付け直し、開き門扉はLIXILの補修部品(ヒンジ上下セット)で丁番だけを交換しました。
当初の案には、門袖の天端にLIXILのコーピング(笠木)を載せる仕様と、既存門柱の上部を切り下げる解体も入っていました。最終的にはどちらも外し、門柱は既存の高さのまま活かしています。
完成した外構の見どころ
敷地の境界に沿って、手前から奥へ伸びていく横スリットのフェンス。その足元には、門柱と同じタイルを貼った壁が続きます。スリットの水平線とタイルの目地が、10.3mを一本の線としてつないでくれます。
タイルは光の角度で表情が変わります。順光では色の濃淡が、斜めから射す時間には割肌の陰影が立ち上がる。仕上げは新設ブロックの裏側にも回しました。土のまま残る6㎡ほどの帯には、ザバーンの防草シートを敷いてから6号の白砕石を50mm。白い砂利が、ブラウンの面をきれいに切ってくれます。
暮らしの変化
いちばん変わるのは、季節ごとの手入れです。生垣が無くなったので、刈り込みも、落ち葉の掃き掃除も、剪定枝の始末も要りません。境界の線が、季節で動かなくなります。
門まわりは、ポスト口と表札、インターホンが一枚のタイル面に整理されました。帰宅の動線で手が触れるものが、同じ面の中に納まっている。門扉は今までどおりの開き勝手で、丁番だけが新しくなっています。
朝霞市で、門まわりのリフォームをご検討中の方へ
生垣や古いブロックを構造物の境界に置き換える工事は、間口の長さと高さの取り方でおおよその印象が決まります。門柱と塀を同じ素材で通すのか、それぞれ別に見せるのか。ここを最初に決めておくと、後の選択がぶれません。
朝霞市の外構工事のページでは、この地域で多いご相談やほかの事例もまとめています。門まわり以外の工種も含めて見比べたい方は、施工事例の一覧もあわせてご覧ください。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県朝霞市 |
|---|---|
| 施工内容 | 解体・撤去工事:生垣の伐採・伐根(W10,300×H1,600程度)、発生材処分、既存門柱のタイル・表札・照明の撤去 境界工事:重量ブロックC120 4段(出3段)L=10,300mm、基礎W400H100 タイル工事:門柱・門袖タイル貼り20.9㎡(LIXIL セラヴィオグランA)、既存塗り壁の塗装剥がし7.8㎡ アルミ工事:境界フェンス(LIXIL フェンスAB YS3型 T-10/オータムブラウン)施工延長10.3m 門袖工事:表札(三協アルミ BSTL-1S)、照明(LIXIL LMJ-3型)、インターホン取付(既存品)、既存門扉の丁番交換(LIXIL 補修部品) 建物廻り工事:防草シート+6号白砕石50mm敷き 6㎡ |
| 価格帯(目安) | 130万円〜140万円 |
| 工期(目安) | 約1週間〜2週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 生垣の撤去から門柱の貼り替えまでを一度にまとめ、門扉やインターホンなど使える既存部材は残した門まわりのリフォームです。 |
| 担当プランナーコメント | 門柱と新設塀に同じセラヴィオグランAを使い、間口10.3mをひと続きの面として見せることを軸にしました。笠木や門柱上部の切り下げは最終的に外し、そのぶん境界ブロックの縦筋は@400へ詰めています。見た目の統一と足元の強さを、両方取った構成です。 |
朝霞市で生垣の建て替えや門まわりのリフォームをお考えの方は、残すものと替えるものを切り分けるところから始めてみてください。