施工事例

川口市|赤茶のヘリンボーンが駐車まわりを彩る、既存を活かしたリガーデン

川口市|赤茶のヘリンボーンが駐車まわりを彩る、既存を活かしたリガーデン
埼玉県川口市の施工事例|機能門柱と化粧目地入り土間コンクリート、大判自然石張り

既存の駐車まわりはそのままに、スリットへ赤茶の『帯』を通したリガーデンです

埼玉県川口市の施工事例|ヘリンボーン張りインターロッキング帯と駐車土間コン

埼玉県川口市。すでに外構の整ったお住まいから、庭まわりを作り替えたいというご相談をいただきました。図面の工事名は「リガーデン工事」。ゼロからつくり直すのではなく、いま使えているものは残したまま、手を入れる場所を絞る工事です。

今回、当社が担当したのは、既存の芝生と植栽帯、アルミの列柱とピンコロを撤去し、その跡地とスリットへインターロッキングを敷き込む範囲です。駐車スペースの土間コンクリートや門まわりは、以前からあるものをそのまま使っています。

ご相談の背景

敷地は道路境界線が約7,070mm、隣地境界線が約14,130mmの細長い区画。駐車スペースやアプローチはすでに仕上がっていて、そのなかに芝生と植栽帯が残っていました。高木が1本、中木が4本、低木が一式。アルミの列柱が6本立ち、ピンコロで縁取られた部分もありました。

植栽は、育てば手入れがついてきます。刈り込み、落ち葉の掃除、根の張り。土のまま残る面は、放っておけば草も入ります。そして新しく手を入れる部分は、いま出来上がっている高さにぴたりと合わせて納める必要があります。その前提から始まった工事でした。

ご要望

お見積りを重ねるなかで、方向は大きく3つに定まっていきました。

ひとつ目は、芝生と植栽帯をなくすこと。初回のお見積りから最終版まで、撤去工事の内容は一度も変わっていません。アルミの列柱だけは残す案も途中で挙がりましたが、最終的には6本すべてを撤去しています。

ふたつ目は、跡地の仕上げをどうするか。防草シートと化粧砂利で納める案と、舗装材を敷き込む案を並べて比べ、最終的に舗装を選ばれました。

三つ目は、色。当初の候補は別の煉瓦調の製品でしたが、最終のお見積りでは赤茶の「ロッソブラウン」に変わっています。

ご提案のポイント

舗装材は東洋工業の「エクレルブリック」100×200×60、色はロッソブラウン。カタログには「自然な土や木などの自然環境の色とマッチするカラー」とあり、和洋どちらの雰囲気にも寄り添う舗装材です。灰色の土間コンクリートに対して赤茶が一段濃く落ち、面の切り替わりがはっきりします。敷いた面積は4㎡、使ったブロックは220本。数字にすれば、ごく小さな工事です。

一枚ずつ色にばらつきがあるのが、この製品の性格です。工業製品として揃えるのではなく、ばらつきをそのまま味わいにする考え方。細い帯として使うと、その揺らぎが線のなかで混ざり合い、単調になりません。

敷き方はヘリンボーン。長方形のブロックを斜めに組み合わせる張り方で、直線でできた土間コンクリートに対し、向きの違う模様が生まれます。目地キープの付いた製品なのでつき合わせで施工し、目地には東洋工業の「TOYOジョイサンド4」を充填しました。

いちばん気を配ったのは高さです。図面には「※全体の仕上高さは既存合わせとする」「※土間との取り合いは目地詰めとなります」と二つの注記があります。新しい舗装の天端を既存の土間にそろえ、境目は目地で詰める。段差をつくらないことが、見た目にも歩きやすさにも直結する工事でした。

そして舗装は、一本の長い帯ではありません。土間コンクリートの間に走る細いスリット、門まわりの足元と、複数の場所に分かれて入っています。細い線と小さな面が同じ材料でつながることで、敷地全体に一本の筋が通ります。

完成した外構の見どころと暮らしの変化

灰色の土間コンクリートを、赤茶の『帯』が縦に貫きます。幅は細く、量としてはわずか。それでも、面積の大半を占めるコンクリートの表情まで変わって見えます。色を広く塗るのではなく、線を通す。それだけで駐車まわりが引き締まりました。

ヘリンボーンの面では、斜めに走る目地が光の向きで表情を変えます。一枚ずつ色が違うぶん、近づくと細かな濃淡が見え、遠目には一色の帯として落ち着く。この二重の見え方が、この舗装材の持ち味です。

暮らしのうえでは、芝生と植栽の手入れがなくなりました。刈り込みも落ち葉の掃除も要らない面に置き換わりました。既存の駐車まわりはそのままなので、停め方も歩き方もこれまでどおりです。

川口市で、リガーデンをご検討中の方へ

外構はまるごとつくり直さなくても、変えられる部分があります。今回のように、手のかかっていた面だけを舗装に置き換えるだけでも、印象と手間は変わります。川口市の外構工事のページでは、地域で多いご相談や進め方をまとめています。大がかりな工事から部分的な手直しまで、ほかの施工事例もあわせてご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県川口市
施工内容 撤去工事:芝生撤去、植栽撤去(高木1本・中木4本・低木一式)、伐根処分、枝等処分、アルミ列柱撤去6本、ピンコロ撤去
土工事:鋤取り、残土処分
舗装工事:スリット部バサモル下地、インターロッキング敷(東洋工業 エクレルブリック 100×200×60/ロッソブラウン)、目地充填(東洋工業 TOYOジョイサンド4)
価格帯(目安) 30万円〜35万円
工期(目安) 約2週間
相談から完工までの特徴 既存の外構を活かし、手のかかっていた芝生と植栽帯をインターロッキング舗装に置き換えた、範囲を絞ったリガーデンです。
担当プランナーコメント 全体をつくり直すのではなく、既存の仕上高さに合わせて舗装だけを入れ替えました。当初の候補から赤茶へ変わったことで、灰色の土間に対して一段濃い面ができています。細い帯でも、同じ材料でつなげば敷地全体に筋が通ります。

川口市で、既存の外構を活かした部分的なリフォームをお考えの方も、まずは現状を見せてください。手を入れる場所を絞るほど、費用も工期も抑えられます。