施工事例

川口市|黒いピンコロ石が線を引く、宅配ボックス付き門柱と灯りの外構リフォーム

川口市|黒いピンコロ石が線を引く、宅配ボックス付き門柱と灯りの外構リフォーム
埼玉県川口市の施工事例|木調門柱と宅配ポスト、植栽帯と土間コンクリートの全景

もとからある床はそのままに、門まわりと植栽帯を黒い『線』で引き直した外構リフォームです

埼玉県川口市の施工事例|タイル貼り玄関ステップと黒砂利の植栽枡

すでに外構の整ったお住まいで、傷みや使い勝手の気になる部分だけを入れ替えたい、というご相談から始まった工事です。玄関まわりの床や階段には手を付けず、古くなった機能門柱と、砂利敷きの面、そして植栽をつくり直しました。

計画の柱は、黒いピンコロ石で通した『線』です。アプローチと植栽帯の境目をこの石で引き直し、砂利も門柱の金物も黒でそろえる。色を足すのは草花だけ、という組み立てにしました。

ご相談の背景

もとの外構には、機能門柱と樹木、砂利敷きが一通りそろっていました。ただ、ポストもインターホンも表札も一体になった門柱は、後から部分的に直すことが難しいつくりです。今回は基礎のコンクリートごと撤去し、宅配ボックス付きのものへまるごと入れ替えています。

砂利の面も、上から足すのではなく一度すべて鋤き取りました。年数が経つと防草シートは砂利の下で切れ、土と混じった砂利は色が沈んでいきます。既存樹は1本を伐採・伐根し、低木2株は掘り取って仮植し、工事のあとに同じ敷地へ植え戻しました。

ご要望

図面と見積を重ねるなかで、工事の柱は大きく3つに整理されました。

ひとつ目は、門まわりを1本にまとめ直すこと。宅配ボックス、インターホン、表札を集約し、留守のあいだも荷物を受け取れる形にすることです。

ふたつ目は、アプローチと植栽帯の境目をはっきりさせること。ただし、その位置は図面で固めきらず、現場で見ながら決めたいというご意向でした。

三つ目は、夜の見え方をつくること。床埋込の照明とスポットライト、そして暗くなると自動で灯る仕組みまでを、はじめから計画に含めています。

ご提案のポイント

埼玉県川口市の施工事例|2期工事の木調門柱と寄せ植え花壇(縦構図)

門柱に選んだのは、三協アルミの「フレムス」。宅配ボックスコンパクト付き、インターホンと表札を納め、色はトラッドオークとブラックの組み合わせです。その脇には三協アルミのアルミ角柱90角を3本、門柱と同じ高さでそろえて立て、頭にはYKK APの90角用キャップを被せました。木調の面が3本続くことで、門柱が1本だけ立つよりも、玄関へ向かう方向が自然に伝わります。

境目を引く石は、メイクランドのピンコロ石。色はバサルトの黒でそろえ、段差のない部分は厚み45mmの半ピンコロ石で約26.4m、段差のつく部分は90mm角のピンコロ石で約6.0mを納めています。同じ黒で見た目を揃えたまま、厚みの違いだけで高さの取り合いを解く。石の種類を替えたのではなく、石の厚みを替えた区画です。

図面には「ピンコロ1個分隙間」という指示も書き込みました。石をぐるりと回し切らず、一か所だけ石1個分を抜いておく。囲いが閉じきらないので、砂利と土の面がつながって見えます。門柱・石・植栽の位置は、いずれも図面上では確定させず、立会いのうえ現場で決める方針としました。

砂利は、ザバーンの防草シート136Gを敷き直したうえに、ファイングラベルの黒玉石を厚み50mmで。門柱の黒、ピンコロの黒、砂利の黒と、床から立ち上がりまでを同じ色でつなげています。

完成した外構の見どころ

埼玉県川口市の施工事例|花壇とポールライト・黒砂利の見切り

黒でそろえた面の中で、色を持っているのは草花だけです。中木にはフェイジョアを1本。足元には、オレンジのヒューケラ、白いクリスマスローズ、赤いドラセナ、アイビーとワイヤープランツを合わせて25株を寄せ植えにしました。常緑の宿根草を主にしているので、冬でも土が見えたままにはなりません。

照明は、床埋込のタカショー「オルテックXS」を2か所と、細身のスポットライトを1灯。明るさセンサーを建物の壁に取り付け、暗くなれば自動で灯ります。本体の完工後には、タカショーの「アートウッドポールライト」をもう1本、花壇の中に増設しました。

暮らしの変化

いちばん分かりやすいのは、荷物の受け取りです。門柱に宅配ボックスが入ったことで、在宅の時間に合わせて生活を組む必要がなくなりました。ポストも表札もインターホンも同じ1本に集まっているので、玄関前で用が済みます。

足元の手入れも軽くなりました。防草シートを入れ直して砂利を新しくしているので、草の伸びる面が抑えられています。草花の入れ替えだけを楽しめばよい状態です。

川口市で、外構のリフォームをご検討中の方へ

つくり直す面積は小さくても、門まわり・床・植栽・照明が一度に整うと、家の見え方は大きく変わります。今回のように位置を現場で決めていく進め方なら、図面だけでは判断しづらい高さや距離感も、その場で確かめながら決められます。川口市の外構工事のページに、地域で多いご相談や進め方をまとめています。

新築の外構から、今回のような部分的なつくり直しまで、さまざまな施工事例を掲載しています。似た条件のお住まいを見つけていただくと、ご相談の的が絞りやすくなります。

施工概要

施工エリア 埼玉県川口市
施工内容 解体・撤去工事:既存機能門柱撤去(基礎共)、既存樹伐採・伐根、既存低木移植2株、既存砂利撤去
門周り工事:三協アルミ フレムス(宅配ボックスコンパクト・インターホン・表札/トラッドオーク・ブラック)、三協アルミ アルミ角柱90角×3本、YKK AP 柱キャップ
ピンコロ石工事:メイクランド 半ピンコロ石(バサルト)約26.4m、ピンコロ石90角(バサルト)約6.0m
砂利敷工事:ザバーン防草シート136G、化粧砂利 ファイングラベル黒玉石 厚50mm
植栽工事:フェイジョア、常緑宿根草25株、客土敷き込み
照明工事:タカショー オルテックXS×2、スポットライト、明るさセンサー、後日タカショー アートウッドポールライト増設
価格帯(目安) 110万円〜120万円
工期(目安) 約3週間
相談から完工までの特徴 門柱・ピンコロ石・植栽の位置を図面で固めず、すべてお客様の立会いのもと現場で決めていった工事です。
担当プランナーコメント 石も砂利も金物も黒に寄せ、色を持たせたのは草花だけにしました。厚みの違うピンコロ石を使い分けているので、段差のある場所も無い場所も、同じ一本の線として続いて見えます。

面積の大きな工事ではありませんが、境目を引き直すだけで、既存の外構は驚くほど整います。今あるものを活かしながら手を入れる形も、お気軽にご相談ください。