さいたま市|黒の乱形石と横張りタイルの門袖が映える、花壇のある新築外構
足元を『黒』でそろえ、門袖から花壇へと高さをつないだ新築外構です

埼玉県さいたま市。区画整理された分譲地の一区画に建つ、新築のお住まいです。敷地は約165㎡で、ほぼ平坦。前面道路から奥へ細長く、駐車スペース、アプローチ、玄関が一直線に並びます。
色は最初から黒で決めました。足元も、門袖も、屋根も、フェンスも。色数を絞ったぶん、素材の質感と高さの違いが前に出てきます。
ご相談の背景
建物工事の範囲は、玄関ポーチまで。図面にもそう明記されています。ポーチから前面道路までのすべてを、外構側で決めることになります。何もない状態から、この家の顔を組み立てる工事でした。
敷地は奥行きのある細長い形で、駐車スペースとアプローチが同じ方向に重なります。ここを一枚の土間で埋めると、間延びした前庭になってしまう。どこで面を切り替え、どこで高さを変えるか。平坦な敷地だからこそ、そこが勘どころでした。お客様から最初にお預かりしていた参考写真も、アプローチ脇の花壇のある景色でした。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、アプローチの脇に花壇をつくること。初期から最終のプランまで、一度も外れなかった要素です。
ふたつ目は、車と自転車をどちらも屋根の下に置くこと。カーポートに加えてサイクルポートを計画しています。
三つ目は、屋外で水を使えるようにすること。蛇口だけでなく、シャワーの使える水栓と水受けパンをご希望でした。
ご提案のポイント

アプローチは、天然乱形石のオークルストーン ブラックを約14㎡。当初はインターロッキングでご提案していましたが、割り付けの整った製品よりも、石ごとに表情の違う自然石のほうが黒の深さが出ます。目地を詰めて張り、脇は化粧砂利で受けています。
門袖は、重量ブロックC120を8段積んだH1450の下地に、横長のセラウォール1200×299を横張りで仕上げています。縦目地の少ない横のラインが、正面から見たときの幅を強調してくれます。ポストはLIXIL エクスポスト S-1型(金口ブラック)、表札は美濃クラフトのIS-31。金物の色も黒でそろえました。
笠木そのものが照明です。デザイナーズパーツ笠木にLIXIL 美彩 コーピングビームライトL160を組み込み、門袖の面と足元をライン状に照らす納まりとしました。器具を別に立てないぶん、昼間の見た目は静かなままです。照明はほかに、アプローチ脇のローポールライト2台と、シンボルツリーを狙う美彩スパイクスポットライト。すべてDC12Vで1台の電源ユニットにまとめています。
花壇は立ち上げて、天端を+580に。門袖と同じタイルで仕上げ、黒土を1.5㎥入れました。門袖のH1450、花壇の+580、土間の縁石。この3段の『高さの段』が、平坦な敷地に奥行きをつくります。
駐車スペースは刷毛引きの土間コンクリートを約30㎡。砕石80mm転圧、メッシュを入れてコンクリート100mmという仕様です。見切りにはレガンテストーン600×100の縁石を回し、土間と砂利、花壇との境目をはっきりさせました。屋根はLIXIL ネスカF 24-50。境界は既存のブロックを壊さずコア抜きで柱を立て、フレームフェンスT-8のブラックを8.6m。植栽はアオダモの株立ちを主木に、コルジリネとニューサイランを添えました。
完成した外構の見どころ

玄関から道路へ歩くと、黒い乱形石、立ち上がった花壇、門袖の順に景色が切り替わります。同じ黒でも、石は粗く、タイルは滑らか。質感の差だけで、面と面の境目が読み取れます。門袖の横張りが、正面のアイキャッチです。
玄関脇には、シャワーと蛇口を備えた立水栓ユニットと、足あとの模様が入った水受けパン。外遊びの道具も、土のついた靴も、玄関に上がる前に洗えます。
暮らしの変化
駐車スペースから玄関までが一直線で、しかも短い。荷物を抱えていても雨の日でも、移動の距離が短いことがそのまま楽さになります。土間を広く取ったので、車のドアの開け閉めにも余裕があります。
足元が砂利と防草シートで整理され、境界にはフェンス。手を入れる場所が花壇に絞られ、植える楽しみだけが残りました。年数を重ねたいま、アオダモとコルジリネは門袖まわりになじみ、『黒』一色だった外構に季節の表情が加わっています。
さいたま市で、門袖と花壇のある外構をご検討中の方へ
平坦な敷地ほど、高さの差が景色をつくります。さいたま市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の事例もご覧いただけます。素材の質感を広く見比べたい方は、施工事例一覧もどうぞ。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県さいたま市 |
|---|---|
| 施工内容 | 駐車場工事:刷毛引き土間コンクリート約30㎡、土間縁石(レガンテストーン600×100)、カーポート(LIXIL ネスカF 24-50) 自転車置き場:サイクルポート(LIXIL ネスカFミニ 18-22型) 門まわり工事:門袖(重量ブロックC120/8段H1450+セラウォール タイル貼り)、ポスト(LIXIL エクスポスト S-1型)、表札(美濃クラフト IS-31) アプローチ工事:天然乱形石(オークルストーン ブラック)+下地コンクリート 庭・外周工事:立ち上がり花壇(タイル貼り・天端+580)、黒土、砂利+防草シート、見切り材 境界工事:既存ブロックのコア抜き+フレームフェンス T-8(ブラック)8.6m 水道工事:立水栓ユニット(シャワー+蛇口)、水受けパン 照明・電気工事:LIXIL 美彩 コーピングビームライトL160、ローポールライト2台、スパイクスポットライト、DC12V電源ユニット 植栽工事:アオダモ(株立ち)、コルジリネ、ニューサイラン |
| 価格帯(目安) | 220万円〜300万円 |
| 工期(目安) | 約3週間〜4週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 色を黒にそろえ、門袖から花壇、土間縁石へと高さを段階的に落とした新築外構です。 |
| 担当プランナーコメント | 平坦で細長い敷地は、平面で見ると間延びします。だからこの現場では高さで区切りました。門袖、花壇、縁石。3つの天端が、そのまま景色の骨格です。笠木を照明にしたのも、立てるものを増やさずに済ませるためでした。 |
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