施工事例

さいたま市|木調の縦格子が映える門袖と、デッキを囲う目隠しのある外構

さいたま市|木調の縦格子が映える門袖と、デッキを囲う目隠しのある外構

道路側は『水平ライン』でそろえ、木目は門袖の一点に集めた、デッキのある新築外構です

埼玉県さいたま市の施工事例|木調の縦格子が映える門袖と、デッキを囲う目隠

埼玉県さいたま市。二方向が道路に接する角地に建った新築住宅の外構です。工事が終わってから引っ越したいというご希望で、お引き渡しのあとに着手する段取りとなりました。

外壁はベージュの一色でシンプル。だからこそ、門袖に立たせる役をお願いしました。全体はグレーとダークで静かに締め、『木目は一点に』集める。方針はその一本です。

ご相談の背景

敷地はおよそ114㎡。3区画に分けられた土地の、角を選ばれています。正面には公園があり、買い物先も近い。人と車の行き来がある通りに面した、平坦な市街地です。

迷っておられたのは3つ。複数社の見積もりを見比べても、どこまでが適正なのか判断がつかないこと。ウッドデッキを、柱をよけながらどこまで広げられるか読めないこと。そして門袖です。塗り壁のイメージはあったものの、採用してよいものか判断が止まっていました。

ご要望

大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、ウッドデッキをできるだけ広く取ること。柱をまたぐ形でかまわないので、西側にも張り出したい。樹脂製であれば商品のこだわりはない、とのこと。

ふたつ目は、門袖でポイントをつくること。木の縦格子と組み合わせて、かっこいいけれどナチュラル。暗い色で締めすぎないでほしい、というご希望です。

三つ目は、植栽を最小限にすること。ご自宅にあるオリーブを1本、玄関脇の地窓から見える位置に植えられれば十分、とのことでした。

ご提案のポイント

埼玉県さいたま市の施工事例|木調の縦格子が映える門袖と、デッキを囲う目隠

道路側の境界には、東洋工業のモデリート120(ダーク)を@800・5段のイモ積みで6.9m。その上にLIXILのフェンスAB YS3型、横スリットのT-8をダスクグレーで6.7m載せています。建物正面は片流れ屋根で水平のラインがきれいに出ているため、横長の化粧ブロックと横スリットで『水平ライン』をそろえました。ダスクグレーは黒よりも汚れや小傷が目立ちにくく、マットで落ち着いてくれます。

門袖は重量ブロックC120を8段、高さ1.6mまで立ち上げ、天端に東洋工業のTY型枠ブロックプレーン150を1段。仕上げはAICAのジョリパット(JP-100/T-6013)です。塗り壁は上からの雨と日射で傷みやすいため、LIXILのアルミ笠木165×2000(ブラック)をかぶせました。黒い線が一本入るだけで、面が締まります。

縦格子はLIXILの枕木材70×70、実寸1750のチークを7本。門袖の建物側ではなく、あえて手前に立てています。玄関脇の地窓から足元のオリーブが見えるようにするため。そして門袖と重ねて奥行きを出すためです。ポストはLIXILのエクスポストFS、前入れ前取り出しのダイヤル式をディープグレーで。

駐車スペースは土間コンクリートの刷毛引きで30.6㎡、デッキの下まで含めて打っています。基礎際とブロック際は砂利のスリット。揺れたときにぶつかって割れるのを防ぎ、壁を伝った雨水を浸透させて土間の黒ずみを防ぐためです。

ウッドデッキはタカショーのエバーエコウッドリアル、グレーの横張り。下地は既存の耐圧盤の外側までコンクリートを打ち増してから据えました。束石だけで支えると数年で沈み、2mmの沈下でも反対側と4mmの差が出て、板が歪みビスが緩みます。板の向きも、柱をかわす納まりを優先して縦張りから横張りへ。

デッキの目隠しはフェンスAB YS3型 T-12を2段重ね、多段柱60×60のT-24で受けています。高さは2m40cm。目隠し比率は100%ではなく80%のタイプ。隣家の窓からの視線さえ切れれば十分で、閉じきると圧迫感が出るためです。

完成した外構の見どころ

埼玉県さいたま市の施工事例|木調の縦格子が映える門袖と、デッキを囲う目隠

道路沿いは、横長の化粧ブロックの目地と、その上の横スリット。低い位置で水平の線が続き、屋根の勾配と静かに呼応します。

門袖は、塗り壁の面、ブラックの笠木、チークの縦格子7本の重なりで見せています。手前に出した格子の隙間からは、地窓とその足元の緑がのぞく。正面から見ると、面が一枚ではなく層に見えます。

暮らしの変化

建物と隣地のあいだの細長い通路が、デッキと目隠しに囲まれた屋外の居場所になりました。外からは見えず、コの字に立つフェンスの上は開いたまま。腰かけるにも洗濯物を干すにも使える幅です。

図面には「令128条 敷地内通路(90cm)を確保する」と注記を入れました。デッキと目隠しを目一杯出しながら、家のまわりを歩いて回れる幅は残しています。

さいたま市で、ウッドデッキと目隠しをご検討中の方へ

間口が限られていても、囲い方しだいで屋外の居場所はつくれます。さいたま市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。デッキや目隠しの納まりを見比べたい方は、施工事例一覧もあわせてご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県さいたま市
施工内容 境界工事:化粧ブロック(東洋工業 モデリート120/ダーク)6.9m、目隠しフェンス(LIXIL フェンスAB YS3型/ダスクグレー)6.7m
門周り工事:門袖(重量ブロック8段・H1600)、ジョリパット塗り壁仕上げ(AICA)、アルミ笠木(LIXIL/ブラック)、枕木材縦格子(LIXIL/チーク)7本、ポスト(LIXIL エクスポストFS)、インターホン取付
駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き30.6㎡(デッキ下含む)、伸縮目地、砂利スリット
庭工事:人工木デッキ(タカショー エバーエコウッドリアル/グレー)、デッキ目隠しフェンス(LIXIL フェンスAB YS3型 T-12×2段+多段柱)L=5.0m
建物廻り:防草シート(ザバーン240G)+6号白砕石 13.5㎡
植栽:オリーブ1本(お施主様支給)
価格帯(目安) 200万円〜260万円
工期(目安) 約2週間〜3週間
相談から完工までの特徴 お引き渡し後に着工する段取りに合わせ、門袖の仕上げとフェンスの色を打ち合わせで固めた新築外構です。
担当プランナーコメント 外壁がシンプルな建物では、外構が主張しすぎると全体が散らかります。グレーとダークで面を静かに整え、木の表情は門袖の縦格子だけに集めました。

さいたま市でウッドデッキや目隠しをお考えの方は、どこまで閉じてどこを開けるかの配分からご一緒に考えます。