さいたま市|木調の縦格子スクリーンが映える、明るく整えた新築外構
黒でまとまった建物の手前に、木調と白の『明るい面』を一枚立てた新築外構です

埼玉県さいたま市。区画整理で生まれたばかりの平坦な分譲地に、外壁を黒いタイルでまとめたお住まいが建ちました。以前お手伝いしたお宅からのご紹介です。
建物が黒。だからこそ外構は、逆に振っています。手前にくる面を明るい色でそろえ、奥の黒で締める。全体を一枚の絵として組み立てました。
ご相談の背景
敷地の困りごとは、はっきりしていました。ひとつは駐車スペースの勾配。前面道路のU字溝天端は6点測ってマイナス62からマイナス254まで、道路そのものが傾いています。敷地側は道路より50cmほど高く、駐車スペースに20cm近い落差が出る条件でした。
もうひとつは視線です。玄関ポーチが道路から真正面に見え、ドアを開けるたびに中まで通ってしまう。隣り合う区画は更地のままで、この先に何が建つか分からない状態でした。境界のブロックはハウスメーカーが積んだ2段だけ。ほとんど頭が出ていません。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、駐車スペースを土間コンクリートにすること。ただし勾配は緩めたい。車が停まるあたりを平らに寄せ、道路へ向かう部分に傾きを逃がす、という優先順位まで示していただきました。
ふたつ目は、玄関前の目隠しです。背丈を超えるくらいの縦格子を立てたい、というご希望でした。
三つ目は、宅配ボックス付きの門柱。通販の受け取りに失敗することが多く、確実に受け取れる形にしたいというご相談です。建物まわりの防草と境界のフェンス新設も範囲に入りました。
ご提案のポイント

玄関前のスクリーンは、LIXILのGスクリーン縦格子タイプH29、幅2mの一枚もの。色はチェリーウッドです。建物の黒と、玄関ドアの明るい木目。その両方に橋を架ける色として選びました。
当初はポーチの上に立てる案でしたが、ハウスメーカーが打ったコンクリートとタイルを壊さずに済むよう、地面から立てる方式へ。高さは地面から約2m90cm、ポーチ天端からは約2m10cmです。
目隠し率は、あえて上げていません。格子の見付が3cm、隙間が4cm。ふさぎすぎると玄関前に壁が立ったような圧迫感が出ます。正面からわずかに透ける程度に留めました。この『透ける目隠し』で、視線は十分に止まります。
門柱はユニソンのミース。宅配ボックスを2段組み込み、インターホンの加工も入れています。表札は同じくユニソンのビームL250。階段にはLIXILのアーキレールをブラックで。手摺は安全のためだけではなく、黒い線が一本通ることで全体のバランスが整います。
土間コンクリートは39.1㎡。下地はリサイクル材ではなくC-40を100mm転圧し、4.5mmのメッシュを敷いてコンクリートを100mm。合計200mmで、仕上げは刷毛引きです。建物の基礎との間には6cmのスリットを取り、砂利を入れました。地震時に基礎と土間が別々に動いてもひびが出にくいこと、伸び縮みを逃がすこと、雨だれの黒い跡を残さないよう水を吸わせること。理由は3つあります。
境界は東洋工業の化粧ブロックを2段。コード120型のグレーベージュに、一部リブMAX1 120型のアースイエローを混ぜています。隣地側はコーナーブロックで納め、隙間はモルタル充填。既存ブロックの上には、LIXILのハイグリットフェンスUF8型T-10をブラックで14m。
完成した外構の見どころと、暮らしの変化

道路から見ると、木調の縦格子、タイル貼りの階段と黒い手摺、独立柱型の機能門柱が横に一列で並びます。黒一色の建物の手前に、『明るい面』が一枚入る。この重なりが、いちばんの見どころです。
建物まわりはザバーン240Gの防草シートに6号の白砕石を50mm、19㎡。室外機や給湯器の足元まで白で回しました。点検桝とメーターは土間の天端に高さを合わせ、排水管もふさいでいます。つまずく出っ張りが消えました。
暮らしの面では、玄関ドアを開けても道路から視線がまっすぐ通りません。塞ぎきっていないので、玄関前が暗くならない。宅配ボックスは2段あり、ひとつ荷物が入ったあとでも、もうひとつ受け取れます。階段5段の手摺で、上り下りも安全に。境界のフェンスは地面から約1m20cm。腰より高い線が立ち、隣の区画がこの先どう変わっても落ち着いていられます。
さいたま市で、玄関前の目隠しをご検討中の方へ
目隠しは、高くふさぐほど効くというものではありません。どこからどこへ視線が通るのかを、先に確かめることです。
さいたま市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。新築外構の進め方をもっと見たい方は、施工事例一覧もあわせてご覧ください。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県さいたま市 |
|---|---|
| 施工内容 | 仮設工事:重機回送、桝調整(点検桝・メーターの天端合わせ、排水管ふさぎ) 境界工事:土留め化粧ブロック2段(東洋工業 コード120型/グレーベージュ、リブMAX1 120型/アースイエロー)、基礎、メッシュフェンス(LIXIL ハイグリットフェンスUF8型 T-10/ブラック)14m 駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き 39.1㎡、型枠20m、伸縮目地7m、掘削・残土処分 門周り工事:機能門柱(ユニソン ミース/宅配ボックス2段・インターホン加工)、表札(ユニソン ビームL250)、目隠しスクリーン(LIXIL Gスクリーン縦格子タイプH29/チェリーウッド) 玄関階段工事:歩行者用補助手摺(LIXIL アーキレール T-8/ブラック) 建物まわり工事:防草シート(ザバーン240G)+6号白砕石50mm 19㎡ |
| 価格帯(目安) | 150万円〜200万円 |
| 工期(目安) | 約3週間〜4週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 黒でまとまった建物に対し、手前の面を明るい色でそろえ、玄関前の目隠しと駐車スペースの勾配処理を軸に組み立てた新築外構です。 |
| 担当プランナーコメント | 目隠し率をどこまで上げるかが、この計画の分かれ目でした。ふさぎきると玄関前が暗くなり、圧迫感も出ます。階段の手摺も、安全のためだけでなく黒い線を一本通すために入れました。 |
手前を明るく、奥を黒で締める。さいたま市で新築の外構をお考えの方は、まず建物の色をどう受けるかからご一緒に考えます。