施工事例

坂戸市|リブ入り化粧ブロックの低い壁が道路際を整える境界外構

坂戸市|リブ入り化粧ブロックの低い壁が道路際を整える境界外構
埼玉県坂戸市の施工事例|道路側からの引きの全景

道路際の境界を直線4,400mmまるごと積み直し、低い壁とフェンスを『一本の線』に整えた外構です

埼玉県坂戸市の施工事例|同じ外構を右に振ったカットで、境界の壁と前面道路の関係が見える

埼玉県坂戸市、和瓦の屋根が載る既存住宅の外構。石積み風の門柱まわりが残る建物なので、作り替えるのは道路に面した境界の一区間だけとしました。

方針は、部分的に継ぎ足さないこと。通りの出せる直線区間をひとまとまりとして扱うことで、道路から見える線が一本で通ります。

ご相談の背景

道路に面した、低いブロック塀とスロープ。前面は生活道路で、歩道側には排水溝の蓋が連続します。道路面と敷地がほぼ同じレベルのため、境界の低い壁がそのまま家の顔になる位置。

もうひとつは、既存部との取り合い。屋根や門柱まわりの表情は残す前提。どこまでを作り替えの範囲にするかの線引きが、先に必要でした。

ご要望

今回の工事で決めたことは、大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、直線4,400mmをひとまとまりで作り替えること。上物のブロックだけでなく基礎まで解体して積み直すことで、通りが一直線に出ます。

ふたつ目は、既存の土間を大きく壊さないこと。必要な範囲だけにカッターを入れて解体し、継ぎ目には伸縮目地を入れて納めています。

三つ目は、スロープのあった場所を段差の少ない面にすること。土間コンクリートで平らに作り直し、道路からの出入りをフラットに近づけました。

ご提案のポイント

積み直しに選んだのは、エスビックの化粧ブロック スレンダーリブ ベージュ。基本形横筋のSB431161Hとコーナー用のSB431162Hを組み合わせ、120mm厚で4段に積んでいます。縦のリブが入るぶん、低い壁でも面が単調になりません。

もうひとつの選択肢は、元と同じ普通ブロックに戻すこと。道路際でいちばん目に入る低い壁なので、化粧ブロックまで上げて仕上げの面をつくる側に振っています。

解体は、上物のブロックと基礎の別立て。一部だけを積み直しがちな場所ですが、既存の基礎を残すと新しいブロックが古い狂いを拾います。4.4m分を基礎から作り直したのは、そのためです。

フェンスは本体だけでなく、柱も撤去して新規に。既存柱をあえて流用しないのは、柱の位置と新しいブロックの目地が合わず、上端の線が揃わないためです。

採用したのは、LIXILのハイグリッドフェンス UF8型 シャイングレー(SC)。T-8のH800で、本体8FAD02SCを3枚、CZD柱の8FAD05SCを4本。端部は小口キャップFBV27で納めています。

ブロックはベージュ、フェンスはシャイングレー。素材ごとに色を分けることで、低い壁とフェンスが二層に分かれて横へ流れます。道路から見えるのは、地面に近い帯と空に抜ける格子の二段。

既存の土間に入れたのは、最小限のカットだけ。広く壊して打ち直せば継ぎ目は消えますが、残せる面まで壊すと費用が伸びます。継ぎ目には伸縮目地2.4mを入れ、動きを逃がす納まりに。

土間コンクリートは刷毛引きで6.0㎡。砕石C40-0を100mmで転圧し、4.5mmのメッシュを敷いてコンクリートを100mm打っています。

作り替えたのは、壁とフェンス、土間の3つ。新しい樹種は加えず、既存の刈り込みの樹木はそのまま残しています。

仮設に見込んだのは、粉塵防止と清掃、安全管理。住まいながらの斫り工事になることから、道路と隣家に粉塵を出さない手当てを先に組みました。

完成した外構の見どころと暮らしの変化

道路際に通った、縦のリブが入る低い壁。その上にH800のメッシュフェンスが載り、壁とフェンスの二層で境界が構成されます。4.4mが一直線に揃うことで、『一本の線』が道路の側から見えます。

明かりは、既存のまま。低い壁とメッシュフェンスは夜に浮かせて見せる要素ではないため、照明は今回の計画に含めていません。

出入りが変わったのは、スロープのあった側。段差の少ない土間の面になり、自転車を押して入るときも荷物を抱えた日も足元が引っかかりません。

既存の門柱まわりと樹木は、そのまま。家全体の見え方は変えずに、道路際の一区間だけが更新されています。

坂戸市で、境界の作り替えをご検討中の方へ

低いブロック塀の分かれ道は、部分的に継ぐか、区間ごと積み直すか。通りが出るのは後者なので、基礎から作り直せる範囲を先に決めておくと仕上がりが揃います。

坂戸市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。同じ地域でお庭の仕上げを見たい方はタイルテラスで庭を仕上げた事例、工事の種類から探したい方は施工事例一覧もあわせてご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県坂戸市
施工内容 仮設工事:斫り機材(運搬費含む)、粉塵防止対策、清掃、安全管理
解体工事:ブロック解体4.4m、ブロック基礎解体4.4m、土間コンクリート解体(カッター入れ含む)5.3㎡、発生材積込・処分3㎥、運搬2台
境界工事:化粧ブロック(エスビック スレンダーリブ ベージュ 120mm厚・4段積)4.4m、基礎(型枠・鉄筋含む)4.4m
アルミ工事:メッシュフェンス(LIXIL ハイグリッドフェンス UF8型 T-8/シャイングレー)本体3枚・柱4本・小口キャップ1セット、施工延長4.4m
土間工事:土間コンクリート刷毛引き6.0㎡(砕石C40-0 100mm転圧+メッシュ4.5mm+コンクリート100mm)、掘削6.0㎡、伸縮目地2.4m、残土処分
価格帯(目安) 80万円〜110万円
工期(目安) 約2週間〜3週間
相談から完工までの特徴 手描きの現況メモの段階で解体の範囲と土間のカット位置を決め、基礎から作り直した境界の工事です。
担当プランナーコメント 部分的に継ぎ足さず、直線4,400mmを基礎ごと作り替えています。既存の土間は最小限のカットに留め、残せる面はそのまま活かしました。壁はベージュ、フェンスはシャイングレーと色を分け、二層に見える構成にしています。

坂戸市で境界のブロックとフェンスの作り替えを考えたい方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。『一本の線』が出るかどうかの分かれ目は、どこまでを一区間として扱うか。現地で通りを確認するところから、一緒に整理します。