施工事例

坂戸市|斜めに振った門袖と浮かせた一段が映える、黒でまとめた新築外構

坂戸市|斜めに振った門袖と浮かせた一段が映える、黒でまとめた新築外構
埼玉県坂戸市の施工事例|正面やや左からの引きで、カースペースの土間コンクリートと見切りの割り付けが見える

門袖を道路に対して斜めに振り、外壁から土間まで『黒の濃淡』でつないだ新築外構です

埼玉県坂戸市の施工事例|斜め方向からの引き

埼玉県坂戸市、黒い外壁の新築に合わせた門袖・アプローチ・カースペースの計画。建売のように見える外構にはしたくない、というご相談から始まりました。

方針は、色を増やさず濃さの差で組み立てること。門袖から地面まで同じ系統の色で通し、建物と外構がひと続きに見えます。

ご相談の背景

はじめに手元にあったのは、メッシュフェンス中心の一般的な案。分譲地に並ぶ家と同じ見え方になる点が、引っかかっていました。

もうひとつは、南側の視線。リビングの掃出し窓が大きく、視線は気になるものの採光は捨てたくない、という条件でした。

暮らし方の事情もありました。共働きで在宅の時間が短く、宅配の受け取りが週に何度もあります。

ご要望

ご相談の時点で挙がっていたのは、大きく分けると3つありました。

ひとつ目は、シンプルモダンにまとめること。黒から濃いグレーでそろえた建物に、外構の色も合わせたいというご要望でした。

ふたつ目は、宅配ボックスを門袖に組み込むこと。幅1,200mmほどの袖壁で道路からの視線を切りながら、ポストと一体で受け取れる形をご希望でした。

三つ目は、手入れの手間を増やさないこと。植栽は最小限にし、汚れにくく手のかからない仕上げを優先したいというお話でした。

ご提案のポイント

埼玉県坂戸市の施工事例|道路正面からの全景で、黒い大判タイルの門袖・ポスト・玄関前のステップ・土間コンクリートと建

起点にしたのは、ムラのある黒の外壁。サッシと水切りまで黒でそろった建物のため、外構側も色を足していません。

門袖は、道路に対して斜めに振りました。真っ直ぐ立てるより内部が見えにくくなり、壁の面に角度が付くことで見え方が変わります。

仕上げは、タカショーのモーディカ300×600角/ダークグレー。下地は重量ブロックH1400(C120/7段)とTY型枠ブロックプレーン150で、配筋はD13を@400です。

当初の案は、化粧ブロックの門袖でした。外壁の黒に対して面の質感を上げたほうが建物とつながるため、最終の打合せで大判タイルに切り替えています。

機能門柱は、採用していません。既製の柱では幅が足りず視線を切れないため、造作の門袖にユニソンのヴィコDB100(ポスト有り/マットブラック)を埋め込みました。

玄関ポーチの前に設けたのは、浮かせた一段。道路とポーチの距離が中途半端に空くため、段板を浮かせた『浮いた一段』とし、蹴込みにLIXIL美彩のシームレスラインライトSLE-L200を仕込んでいます。

下地のブロックは、化粧ブロックのまま見せています。東洋工業のモデリート120/ダークを門袖からアプローチ、玄関階段まで通し、塗り直しの要らない面にしました。

アプローチは、東洋工業のエクレル300×300×60/ダークグレー。石畳調の案から切り替え、玄関までを同じ濃さの面でつないでいます。

カースペースは、刷毛引きの土間コンクリート29.2㎡。洗い出しもご検討されましたが、白華が出やすく骨材が取れることがあるため、刷毛引きを選んでいます。

見切りに入れたのは、東洋工業のエクレルボーダー75×300×60。黒いゴムの伸縮目地を通すかわりに、TOYOのジョイサンドハード/ブラックで目地を締めました。

完成した外構の見どころ

道路の正面から見ると、黒い外壁、黒い大判タイルの門袖、グレーの土間へと明るさが段階的に変わります。濃さだけを動かすことで、建物と外構の境目が目立ちません。斜めに振った門袖も、壁を長く連ねずに視線を切ります。

夜に光るのは、階段の蹴込みだけ。壁や庭を照らす照明は入れず、段差の位置が分かる明るさに絞っています。

植栽は、今回は入れていません。シンボルツリーに『アオダモ』を1本という案は残りましたが、最終の見積には計上していません。

暮らしの変化

門袖の面に集約したのは、ポスト・宅配ボックス・インターホン。留守がちでも荷物を受け取れ、玄関前に置き配が積み上がりません。

袖壁の背後に残したのは、荷物の一時置き場。ベビーカーや重い買い物を一度下ろせる奥行きがあります。

アプローチは、段差を付けずフラットに仕上げました。ベビーカーでの上り下りを考え、計画の途中で変えた部分です。

駐車は、2台がフラットに乗り入れできます。タイヤ痕が目立ちにくい仕上げをというご希望に、刷毛引きで応えました。

坂戸市で、新築の外構工事をご検討中の方へ

新築の外構は、建物の色と素材から決めると迷いが減ります。外壁が黒系なら、門袖と地面をどこまで濃くするかで印象が決まります。

坂戸市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。素材の質感から選びたい方はタイルテラスで庭を仕上げた事例、工事の種類から探したい方は施工事例一覧もあわせてご覧ください。

施工概要

施工エリア 埼玉県坂戸市
施工内容 門袖工事:重量ブロック下地+TY型枠ブロック、タイル(タカショー モーディカ 300×600/ダークグレー)、宅配ボックス(ユニソン ヴィコDB100/マットブラック)、インターホン取付
玄関ポーチ・階段工事:フローティング階段、化粧ブロック(東洋工業 モデリート120/ダーク)、タイル(アドヴァン コルト)
アプローチ工事:インターロッキング(東洋工業 エクレル 300×300×60/ダークグレー)
駐車場・カースペース工事:土間コンクリート刷毛引き29.2㎡、見切り(東洋工業 エクレルボーダー)
建物廻り工事:防草シート(デュポン ザバーン240G)+6号白砂利 28.4㎡
照明・電気工事:ラインライト(LIXIL 美彩 SLE-L200)、DC12Vトランス電源35W
境界工事(追加):目隠しフェンス(LIXIL フェンスAB YS3型 T-8/ブラック)6.0m
価格帯(目安) 170万円〜230万円
工期(目安) 約3週間〜4週間
相談から完工までの特徴 門袖の仕上げと照明の仕様を打合せのたびに見直し、目隠しフェンスは別の追加工事として切り分けた新築外構です。
担当プランナーコメント 道路からの視線を、壁の長さではなく門袖の角度で切りました。下地から仕上げまで同じ色でそろえ、塗り直しの要らない素材で面をつくっています。

坂戸市で新築の外構をお考えの方は、地域ページや関連事例もあわせてご覧ください。『黒の濃淡』でまとめるか、色を変えて対比させるかで表の見え方は変わります。