狭山市|白砕石がひと続きに広がる、手入れの軽い建物まわりリフォーム
増やす外構ではなく、減らす外構です

埼玉県狭山市の既存のお住まい。庭に残っていた庭石と物置を引き上げ、建物のまわり55.3平方メートルを防草シートと砕石で覆いました。
新しく設けたものは、ポストがひとつだけ。門柱も門扉もフェンスも立水栓も、すべて既存のまま使っています。
草を抜く場所を減らし、よけて歩く物を減らす。この『軽くする』という一点に絞った工事です。
ご相談の背景
建物の四方を細い通路が囲む敷地でした。玄関前から側面を通って裏手まで、ぐるりと一周できる形。ただ、その通路と庭には雑草が広がり、置き場所の決まらない庭石と使わなくなった物置が残っていました。
高低差もあります。基準点に対して、プラス200ミリからマイナス613ミリまで。建物のまわりを回るあいだに、犬走りやポーチの段差が何度も切り替わる敷地です。
門柱、門扉、境界のフェンスと塀、テラス屋根、立水栓。これらはいずれも状態がよく、造り替える理由がありませんでした。手を入れるべき場所と、そのまま使う場所。その線引きから計画が始まっています。
ご要望
図面と見積に残る工事の範囲は、大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、庭に残った庭石と置石、そして物置の撤去です。庭石は積み込み3立方メートル、処分にして5.4トン。雑草も30平方メートル分を一度に引き上げています。
ふたつ目は、建物まわりの雑草対策。通路と裏手をあわせた55.3平方メートル全面を、草の生えない仕上げに切り替えることです。
三つ目は、ポストの更新でした。既存のポストは撤去して処分し、独立して立つ形に取り替えています。新設したのは、この一点だけです。
ご提案のポイント

建物まわりは、鋤取りから始めました。表層を50ミリほど削り、ザバーンの防草シート240G(厚み0.64ミリ)を敷き、その上に6号砕石を50ミリの厚みで敷きならしています。シートは0.64ミリと厚みのある仕様。砕石の角が当たっても破れにくく、長く効いてくれます。
難しかったのは高さです。図面には3か所すべてに「高さは現状合わせ」と記しました。既存の犬走り、玄関ポーチ、段差。それぞれのレベルを拾いながら、砕石の天端を合わせていきます。基準点からの寸法をプラス200、マイナス70、マイナス150、マイナス370、マイナス400、マイナス613と細かく押さえたのは、このためです。
段差をまたいで砕石の面がつながると、通路は一続きに見えます。逆に高さが揃わなければ、同じ砕石でも切れ切れの印象になる。仕上げそのものより、下地の高さの拾い方に時間をかけました。
庭石の撤去には、図面に「運搬可能な石のみとする」と条件を入れています。重機を入れられない敷地で、運び出せない大きさの石まで約束はしない。できる範囲を先に書いておく判断です。
ポストはタマヤのTN43-1.5B、前入れ後出しのタイプ。ポールスタンドTP-1と組み合わせ、独立基礎で据えました。ポールは全長1550ミリのうち300ミリを地中へ。地上に出るのは1250ミリほどで、郵便物を取り出しやすい高さに収まります。
色はポスト・ポールともグレイッシュブラウンで統一しました。既存の門扉は黒、フェンスは白、門柱は赤系のレンガ調。どれとも張り合わない中間色を選んでいます。既存の柱は切り詰めた断面をモルタルで補修し、切り口が残らないように納めました。
完成した外構の見どころと、暮らしの変化

玄関前から側面、裏手まで。白系の砕石が段差をまたいで途切れずに続きます。以前は雑草と庭石で分断されていた通路が、一続きの歩ける面になりました。
草取りの手間は、面積の分だけ減ります。55.3平方メートルを防草シートで覆い、そのうえで庭石と物置も引き上げているので、よけながら草を抜く作業そのものがなくなりました。
立水栓は既存のままです。御影石調の角柱に蛇口がひとつ。足元だけが新しい砕石に変わり、水を使ったあとの泥はねが目立ちにくくなりました。
門柱に取り付いていたポストは、独立して立つ形へ。白いフェンスと黒い門扉のあいだで、グレイッシュブラウンが静かに納まっています。新しくしたものが少ないぶん、変わった場所がどこなのかもはっきり分かります。
狭山市で、庭の手入れを軽くしたい方へ
外構のご相談は、新しく造るものだけではありません。使わなくなった物を引き上げ、草の生える面を減らす。それだけでも、日々の手間は目に見えて変わります。
狭山市の外構工事ページでは、地域で多いご相談やほかの施工事例をご覧いただけます。工事の規模ごとの違いを見比べたい方は、施工事例一覧もあわせてご覧ください。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県狭山市 |
|---|---|
| 施工内容 | 解体・撤去工事:雑草撤去30平方メートル、庭石の積み込み3立方メートル・処分5.4トン、物置処分、雑草・砂利2.8立方メートル、運搬2トン車2台 土工事:鋤取り0〜50ミリ 55.3平方メートル、残土処分3台 建物廻り工事:防草シート(ザバーン240G 厚み0.64ミリ)+6号砕石 敷き厚50ミリ 55.3平方メートル 門まわり工事:既存ポスト撤去処分、ポスト(タマヤ TN43-1.5B/前入れ後出し/グレイッシュブラウン)+ポールスタンド(タマヤ TP-1/全長1550ミリ・埋め込み300ミリ)新設・独立基礎、既存柱のカット・モルタル補修 |
| 価格帯(目安) | 60万円〜90万円 |
| 工期(目安) | 約10日間 |
| 相談から完工までの特徴 | 既存の門柱・門扉・フェンス・立水栓をそのまま活かし、庭石と物置の撤去と建物まわりの防草仕上げに絞り込んだ外構リフォームです。 |
| 担当プランナーコメント | 段差の多い敷地で砕石を敷くとき、いちばん効くのは高さの拾い方です。基準点から6か所のレベルを押さえ、既存の犬走りとポーチに天端を合わせたことで、通路がひと続きの面として見えるようになりました。運び出せない庭石まで約束せず、できる範囲を図面に書いておく。あとで齟齬が出ない進め方を心掛けています。 |
狭山市で、庭の管理を軽くする外構リフォームをお考えの方は、地域ページや関連する事例もあわせてご覧ください。減らすことでも、住まいのまわりは整います。