鶴ヶ島市|建物脇20.8㎡の細い通路を防草シートと白砕石で雑草対策
建物と塀にはさまれた20.8㎡の通路を、鋤取りからやり直して防草シートと白砕石で納めました

埼玉県鶴ヶ島市の住まい。建物と隣地のブロック塀のあいだに、人ひとりがようやく通れる幅の通路が続いています。草を刈り続けるのではなく、足元の下地からつくり替える方法を選びました。
図面に書き込んだのは、仕上がりの絵だけではありません。どこまでを防草シートで覆い、どこは砕石だけで納めるのか。着工前に『線引き』を紙の上で済ませておく進め方です。
ご相談の背景
はじめにあったのは、敷地の雑草対策という一点でした。工事の名称もそのまま雑草対策工事で、範囲は建物まわりの20.8㎡です。
現場は、幅の余裕がほとんど残らない通路。片側は建物の外壁、もう片側は既存のコンクリートブロック塀で、隣地には別の建物が近接して建ちます。道具を大きく振れる場所ではありません。
外壁側には、給湯器とガスメーター、エアコンの室外機、立水栓の壁付け金具が並びます。足元には雨水桝と点検枡の蓋。設備を避けながら、端まで材料を回す必要がありました。
敷地には、高さ2mほどの中木と低木もありました。刈っただけでは同じ場所からまた伸びるため、根まで取る前提で計画しています。
ご要望
書類に残るご依頼は、雑草対策の一点です。そこから、現場で満たすべき条件を三つに整理しました。
ひとつ目は、いま生えているものを一度なくすこと。20.8㎡の草刈りに加えて、中木と低木の伐採・伐根まで行います。
ふたつ目は、生えにくい下地につくり替えること。土をならして砕石を撒くだけでは、季節がひとまわりするころに元へ戻ります。
三つ目が、設備と桝を避けて納めること。機器の足元や桝の縁は、シートの端が浮きやすい場所です。ここをどう押さえるかで、数年後の見え方が変わります。
ご提案のポイント

工程は、草刈り、伐採・伐根、鋤取り、シート、砕石の順。図面にも「整地(鋤取り、残土処分)を施工します」と明記し、土を取ってから敷く流れを先に共有しています。
鋤取りは、砕石の敷き厚を確保するための工程です。今回は50mmの厚みで敷くため、その分だけ土をすき取り、残土は場外へ。地面の高さを上げずに厚みを稼ぐ考え方です。
防草シートは、デュポンのザバーン240。1.0m×30mのグリーンで、厚手のグレードにあたります。シートは突き合わせず、重ねて張るのが基本です。
砕石は6号の白砕石を50mm。粒が小さすぎると風や靴で動き、大きすぎると足元が歩きにくくなります。細い通路では、噛み合って動きにくい粒の大きさが効いてきます。
桝のまわりには、GFの防草テープ。XT-GR1020N(100mm×20m/グリーン)で、丸い縁に沿ってシートの端を押さえています。直線の材料を曲線に納めるための一手です。
そして『線引き』です。図面には「室外機下は砂利敷のみになります」と書きました。室外機の下はシートを敷き込めないため、できることとできないことを先に分けています。
同じ考えで、「建物基礎やブロック塀との境目に多少草が生える事があります」とも書き添えました。ゼロにはならない場所を、着工前にお伝えしておく。あとから驚かないための一行です。
完成した外構の見どころ

見どころは、通路一面に通った白い面です。奥へ向かって同じ仕上げが続くので、幅の狭さよりも奥行きのほうが先に目に入ります。
既存のブロック塀とアルミの手すり、門扉はそのまま残しました。取り替えずに足元だけを変える。変えない部分を決めることも、納まりの一部です。
枡の蓋は、砕石の面に出したまま。覆ってしまうと点検のたびに掘り返すことになるためです。
建物と建物のあいだの極端に狭い部分にも、砕石を回しています。ここを飛ばすと、そこだけが草の残る帯になってしまいます。
暮らしの変化
いちばん変わるのは、手入れの回数でしょう。シートと砕石で光を遮るぶん、伸びるたびに刈るという作業の頻度が下がります。
足元の歩きやすさも変わりました。雨のあとも土が跳ねにくく、設備の点検で通るときに靴が汚れにくい通路です。
手をかける場所も絞れます。基礎や塀との境目まわりを見ておけばよく、20.8㎡の全体を毎回刈る必要はありません。
鶴ヶ島市で、雑草対策をご検討中の方へ
雑草対策は、材料よりも下地で決まります。先に見るのは、土をどれだけ取れるか、設備と桝がどこにあるか。この二つで、同じ砕石敷きでも数年後が変わります。
地域全体で多いご相談や他の事例は、鶴ヶ島市の外構工事ページでご覧いただけます。他の敷地条件での納まりを見たい方は、施工事例一覧もあわせてどうぞ。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県鶴ヶ島市 |
|---|---|
| 施工内容 | 雑草対策工事:草刈り20.8㎡、中木・低木の伐採・伐根、掘削・整地(鋤取り・残土処分)20.8㎡、防草シート敷き(デュポン ザバーン240/1.0m×30m/グリーン)+6号白砕石敷き50mm 20.8㎡ 付帯工事:雨水桝まわり防草テープ貼り(GF XT-GR1020N/100mm×20m/グリーン)、養生・清掃、小運搬、発生材処分 |
| 価格帯(目安) | 25万円〜30万円 |
| 工期(目安) | 約2日〜1週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 建物まわりの細い通路20.8㎡を対象に、草刈りと伐根のあと鋤取りから下地をつくり直し、防草シートと白砕石で仕上げた事例です。 |
| 担当プランナーコメント | 防草の工事は、仕上がりの見た目より工程の順番で差が出ます。覆えない場所は先に図面へ書き、そのうえで残りを確実に押さえました。 |
鶴ヶ島市で建物脇の通路や犬走りの草にお悩みの方は、地域ページや他の事例もあわせてご覧ください。幅と設備の位置をうかがい、覆える範囲と残る範囲の『線引き』からご説明します。