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置くだけフェンス

目隠しはフェンスを置くだけ?簡単に設置できる置くだけフェンスを解説

開放感のあるオープンなつくりの玄関アプローチや庭は、外からの視線が気になることもあります。

外から敷地内が見えにくくなるようにフェンスを設置したいけれど、費用や工期がかかってしまうと諦めてしまう人も少なくないでしょう。

そんな時は置くだけで簡単に目隠しができるフェンスがおすすめです。

今回の記事では、置くだけで目隠しになるフェンスを紹介します。

外からの視線が気になりお悩みの方はぜひご一読いただき、簡単に目隠しができる置くだけフェンスをご検討くださいね。

フェンスの役割

フェンスには主に以下の4つの役割があります。

  1. プライバシー対策
  2. 安全対策
  3. 境界をハッキリさせる
  4. 見た目の改善

プライバシー対策では、周りからの視線が気になる・庭が外から丸見えといった場合にフェンスが効果的です。

フェンスを設置すると視線が遮られ、プライバシー空間が守られます。

また、フェンスは防犯対策としても利用されます。さらに、フェンスがあることで、子供やペットの急な飛び出しを防ぐ効果もあります。

置くだけで設置ができるフェンスは、目的や用途に合わせて柔軟に活用できるでしょう。

置くだけの目隠しフェンスってなに?

置くだけの目隠しフェンスとは、設置工事の必要がなく、置くだけでできあがるフェンスのことです。

設置工事の必要のあるフェンスは、支柱を埋めるために土を掘り返したりモルタルを流し混んだりと作業が必要です。

一方、置くだけで設置できるフェンスは、その名の通り置くだけでできあがります。

外からの視線が気になった際に、DIYで手軽に設置できるため人気があります。

置くだけで完成するフェンスは、ホームセンターやAmazon、楽天などで簡単に手に入ります。

費用相場は、約5,000~30,000円です。フェンスの材質や大きさによって、フェンスの価格は異なります。

置くだけ目隠しフェンスの種類

置くだけで設置できるフェンスは2種類あります。プランター付きのフェンスと、フェンスだけのタイプです。

プランター付きタイプ

プランター付きのフェンスは、フェンス下にプランタープランターボックスがついています。プランターの中に鉢植えを入れたり寄せ植えをしたりガーデニングの一部としても楽しめます。

植物以外では、ガーデニングに使う土や道具入れとしても活用できます。他には、プランターボックスをベンチにすることもできます。プランターボックスの専用蓋が別売りされているタイプもあり、お庭でくつろげるベンチとしても利用できます。

プランター付きのフェンスのメリットは、プランターボックスに植物や道具を入れることで重さができ、フェンス自体が倒れにくくなることです。

組み立てや設置も簡単にできます。フェンス部分とプランターボックスをねじ止めしするだけで、手軽にできあがります。

フェンスだけのタイプ

シンプルにフェンスだけ置くタイプです。くいやペグで地中と固定したり、ブロックとコンクリートでフェンスを固定したりして設置します。

プランター付きと比べて、フェンスの足元がスッキリしているため自転車置き場や隣の家との境目に簡単に設置できます。また持ち運びもしやすい点もメリットです。

台風や強風時には、倒れる心配のあるフェンスですが、折りたためるタイプも登場しています。高さ調節ができ収納にも便利なフェンスも検討してみてはいかがでしょうか。

置くだけの目隠しフェンスのメリットは?

置くだけフェンスのメリットは、女性1人でも簡単に設置できる手軽さと場所を移動できる2つです。

  1. DIYで簡単に設置
  2. 移動も簡単

置くだけフェンスは、ネジを止めるだけ杭を打つだけなど、簡単に設置できます。

また地中に固定しないタイプのフェンスは、場所の移動にも便利です。

目隠ししたい角度や違う場所で使用したい時など、すぐに移動ができる点は大きな魅力です。

置くだけの目隠しフェンスのデメリットは?

置くだけフェンスのデメリットは、強風に弱い点です。

  • 風が強い場所には向かない
  • 台風の時は対策が必要

台風時は収納スペースや倒れにくい場所に移動させる必要があります。

また、沿岸部・山間部など風が強く吹く地域では、風により飛ばされたり倒されたりする心配があります。

置くだけのフェンスでは強度が足りず、設置できないこともあるので注意しましょう。

置くだけフェンスの選び方

フェンスを選ぶポイントをご紹介します。
フェンスの材質や高さ、どこに設置したいかによって、フェンスを選んでみましょう。

  • 材質
  • 高さ・幅
  • フェンス板の間隔
  • プランター付き・なし

材質

フェンスの材質を確認しましょう。

玄関先・庭などに設置する場合は、雨や風にさらされるためフェンスがすぐに悪くなってしまう材質は避けたいですよね。

置くだけフェンスは主に、樹脂・アルミの2つの材質が多く使われています。

木材のフェンスは、雨風による腐食が早くメンテナンスや買い替える時期が早くなります。

樹脂・アルミ製は、雨や汚れに強くお手入れも簡単です。

高さ・幅

目隠しをしたい場所によって、必要な高さを選びます。

ベランダやデッキの上で使用する場合は、高さが120㎝までのフェンスも目隠しとして活用できます。

玄関や境界線に使用するフェンスは、人が立って歩いた際に視界を遮れる180㎝ほど高さがあると安心です。

また、使用する場所によって、フェンスの幅のサイズも確認しましょう。

広さによっては、フェンスを2枚並べて使用することも検討してみてくださいね。

フェンスの板の間隔

フェンスの板は、1㎝間隔で隙間があるタイプと3㎝間隔で隙間があるタイプなど、製品によって板の間隔が様々です。

例えば、1㎝の隙間があるフェンスは、目隠し機能に優れています。一方で、視線をほとんど遮断できるため防犯面では心配な面もあります。不法侵入する側にとっても、外部から見えづらくなるからです。また、隙間が少ないため風通しもあまりありません。

3㎝の隙間があるフェンスは、1㎝のタイプに比べると隙間が広いため、中から外・外から中が見えやすくなります。しかし、見通しがよくなることで防犯面では安心できます。また風通しがよくなります。

数センチの違いで、見通しや風通しが異なります。視線をしっかり遮りたいのか風通しも必要なのかなど、用途や場所を考慮してフェンスの板の隙間間隔を選んでみましょう。

プランター付き・なし

先述したように、置くだけフェンスはプランター付き・なしと2種類あります。

プランター付きは、ボックスがついているため、植物を植えてガーデニングも楽しめたりボックスとして収納にできたり利便性があります。また重さが加わるので、倒れにくくなります。

プランターなしの置くだけタイプのフェンスは、足元がスッキリしている分、置く場所も選びません。

活用アイデア

最後に、置くだけで目隠しができるフェンスの活用アイデアを紹介します。

  • 玄関
  • 室外機隠し

玄関

玄関は来客や荷物が届いた時に、ドアを大きく開けて対応します。その際に、家の中が見えてないか心配になることがあるでしょう。

置くだけフェンスを玄関周りに設置すれば、ドアが開いている時も家の中が見えにくくなります。

また玄関横に自転車を置いている場合、フェンスを設置してスペースを区切ればスッキリした印象になるでしょう。

室外機隠し

素敵なお庭やデッキやベランダを作った後で、生活感のある室外機が気になったことはないでしょうか?

置くだけフェンスは、室外機の目隠しにも活用できます。室外機以外にも、隠したいガーデニング用品の前などの目隠しとしても活用できますね。

まとめ

簡単に組み立てられて、移動も便利な置くだけフェンス。

置くだけフェンスは、目隠しをしながらガーデニングも楽しめるタイプやスペースを区切って見た目をスッキリさせるなど、使い方も様々です。

素敵な玄関アプローチやお庭を作った後で、外からの視線が気なる際はぜひ活用してみてくださいね。

台風時や風が強い地域では、倒れてしまう危険があります。

使う場所や収納スペースなども考えて、置くだけフェンスを選んでみてください。

 

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