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門扉DIY完全ガイド/設置手順・おすすめキット・おしゃれに仕上げるコツまで!

「業者に頼むと高そう…」「でも市販の門扉はイメージに合わない…」そんなふうに迷ったことはありませんか?

実は、門扉はDIYでも十分に作れる時代です。必要な道具と手順さえ押さえれば、初めての方でもしっかり仕上げることができます。

本記事では、見た目も機能も妥協しない、おしゃれな門扉をDIYで実現するためのコツを徹底解説します。

✅この記事でわかること

  • DIY門扉の魅力と注意点
  • 素材・工具の選び方とおすすめキット
  • 設置の手順と失敗しないポイント
  • プロ依頼との費用比較と節約アイデア
  • 安く見せないデザインの工夫と実用テクニック

最後までご覧いただければ、理想の門扉DIYに自信を持って挑戦できるでしょう。

門扉DIYの魅力とは?プロに頼まずおしゃれな門扉を作ろう!

「門扉をDIYでつくるなんて本当にできるの?」と不安に思う方も多いかもしれません。

ですが実際は、道具や手順をしっかり押さえれば、初心者でも十分に挑戦できるのです。

特に最近は、初心者向けの門扉キットや、扱いやすい工具も増えてきました。

費用面でのメリットはもちろん、デザインを自由にカスタマイズできるのもDIYの魅力です。

自分で手を動かして作るからこそ、完成したときの達成感もひとしおでしょう。

ここでは、門扉DIYの魅力と、事前に知っておきたい注意点についてご紹介します。

DIY門扉の魅力とは

門扉をDIYで作る最大のメリットは、なんといってもコストを抑えられる点です。

業者に依頼すると10万円以上かかることもありますが、DIYなら材料費だけで済み、半額以下に収まることも少なくありません。

さらに、既製品では難しいサイズ調整や、外構と色味を揃えたデザインなど、細部まで自分好みに仕上げられるのも大きな魅力です。

たとえば、庭の雰囲気に合わせて天然木を使ったり、好きな色で塗装したりと、自由度は抜群です。

「これを自分で作ったんだ」と思える門扉は、暮らしの中で見るたびに愛着が増していくでしょう。

費用・デザイン性・満足感。この三拍子をすべて満たせるのがDIYの大きな魅力といえます。

初心者が失敗しやすいポイントと解決策

コーヒー ペン ノート – Pixabayの無料写真

一方で、DIYで陥りやすい失敗もあります。なかでも多いのが、設置場所の確認不足や採寸ミスです。

幅や高さを正確に測らずに作業を進めてしまうと、扉がきちんと開閉できないという事態にもなりかねません。

また、支柱の固定が甘いと、わずかな風でグラついたり傾いたりといったトラブルにもつながります。

とくに地面が土の場合は、基礎づくりが重要な工程になるのです。

こうした失敗を防ぐために、次のような対策を行いましよう。

  • 設置前に、メジャーと水平器を使って正確に採寸する
  • 支柱を30~40cm以上埋めることで、安定感を確保
  • 作業に不安がある部分は、ホームセンターのスタッフや動画解説を参考にする

最初は戸惑うこともありますが、手順を確認しながら丁寧に進めることで、失敗はぐっと減らせます。

「焦らず、着実に」が、門扉DIY成功への近道です。

門扉DIYで必要な材料・工具を揃えよう【初心者必見】

門扉をDIYで作るなら、事前準備がとても大切です。

なかでも素材の選び方と道具の扱いやすさは、作業効率や完成度に直結します。

ここでは、素材の特徴ごとの違いや、初心者でも使いやすい基本工具、さらには便利なキットについても詳しく解説します。

木製・アルミ・スチール門扉の素材別メリット比較

出典:楽天市場

門扉の素材は、大きく分けて「木製」「アルミ」「スチール」の3つがあります。

それぞれに異なる特性があるため、設置環境や見た目の好みに合わせて選びましょう。

素材 特徴 メリット 注意点
木製 自然な風合い

温もりある見た目

加工がしやすく、デザイン自由度が高い 防腐・防虫処理が必要、経年劣化に注意
アルミ 軽量で錆びにくい メンテナンスが簡単、耐久性が高い 高価格帯もあり、やや無機質な印象になることも
スチール 強度に優れ重量感がある 防犯性・耐久性に優れる 錆びやすいため、防錆処理が必須

たとえば、ナチュラルな外構や木製フェンスがある家には、木製門扉がよくなじみます。

一方で、メンテナンスの手間を避けたい方や、防犯性を重視したい方にはアルミやスチールがおすすめです。

まずはご自宅の外観や使用環境をふまえて、素材の相性を見極めてみましょう。

DIY初心者でも使いやすい工具リスト

DIYで戸惑いやすいのが、どんな道具をそろえれば良いかという点です。

必要なものを最初に把握しておくことで、作業中に手を止めることがなくなります。

【必須アイテム】

  • 電動ドリル(ビス留めや穴あけに)
  • 水平器(傾きを防ぐために必須)
  • メジャー(正確な採寸に)
  • ノコギリまたは金属カッター(素材に応じて)
  • スパナ・レンチ(ボルトの締め付けに)

【あると便利な補助道具】

  • クランプ(仮止め・固定補助として)
  • 軍手・保護メガネ(安全対策)
  • 木工ボンド・耐候性接着剤(補強や仕上げ用)

なかでも、電動ドリルはDIY作業のスピードと正確さを左右する重要アイテム。

最近は軽量で初心者にも扱いやすい製品が多数販売されていますので、自分に合ったものを選びましょう。

ホームセンターや通販で手に入るおすすめキット

出典:楽天市場

「一からそろえるのは大変…」と感じる方には、DIYキットの活用が非常に便利です。

あらかじめ必要な部材がすべて揃っていて、組立説明書が付属しているため、初心者でも迷わず取り組むことができます。

たとえば、以下のようなキットが人気です。

  • 木製門扉セット:柱・扉本体・金具一式付き(12,000円前後〜)
  • アルミ門扉DIYキット:片開き・両開き対応(20,000円〜)
  • ネット通販限定・オーダーサイズ対応キット:採寸オーダー&カットで届く

ホームセンターでは、実際の質感やサイズを確認できる安心感があり、店員から直接アドバイスをもらうこともできます。

一方、ネット通販ではバリエーションが豊富で、デザイン性に優れた商品が多く揃っているのが魅力です。

それぞれのメリットを活かしながら、ご自身の好みと予算に合った方法で材料をそろえるとよいでしょう。

門扉をDIYで設置する手順【片開きタイプ例】

出典:楽天市場

門扉をDIYで設置するのは難しそうに思えますが、実は手順をきちんと守れば初心者でも十分に取り付け可能です。

中でも「片開きタイプ」は構造がシンプルで、DIY入門には最適といえるでしょう。

ここでは、設置から仕上げまでの基本的な流れを4ステップに分けて解説します。

STEP1/設置場所の確認と採寸

まずは設置場所の状態をチェックします。地面がコンクリートか土か、傾斜があるかどうかなどを事前に確認しましょう。

次に、以下のポイントを押さえて採寸を行います

  • 地面からの高さ(扉下に2〜3cmの隙間を確保)
  • 支柱の間隔(扉幅+数cmのゆとり)
  • 開閉方向に障害物がないかどうか

たとえば、片開き扉を90度以上開けたい場合は、開閉方向に十分なスペースがあるかを念入りに確認する必要があります。

この段階でのズレは完成後のトラブルに直結するため、焦らず丁寧に作業を進めましょう。

STEP2/基礎と支柱の固定方法

門扉がグラつかないようにするためには、支柱の安定が何より重要です。

支柱の固定には「埋め込み式」がおすすめで、土や砂利の地面でもしっかりと支えられます。

主な流れは以下の通りです。

  1. 支柱を立てる位置に、深さ30~40cmの穴を掘る
  2. 支柱を仮置きし、水平器でまっすぐ立っているかを確認
  3. 穴にセメントやモルタルを流し込み、支柱を固定
  4. 完全に乾くまで、クランプや仮止め棒で固定しておく

この工程での手抜きは、風や衝撃による傾きや倒壊の原因になるため、丁寧に行いましょう。

乾燥中は、クランプや仮止め棒で支柱を固定しておくと安心です。

STEP3/扉の取り付けと開閉の調整

支柱が固定できたら、いよいよ扉本体を取り付けていきます。

この段階で注意したいのは、「スムーズに開閉できるかどうか」です。

取り付けの基本は以下の通りです。

  • ヒンジ金具を支柱に取り付け、仮止めしておく
  • 扉を合わせ、開閉できるかを確認しながら高さを調整
  • 問題なければ、ネジを本締めしてしっかり固定

地面との隙間が狭すぎると、砂利や落ち葉が詰まって動きが悪くなることがあります。

そのため、2〜3cmほどのクリアランスを取っておくと安心です。

ガタつきがある場合は、ヒンジの位置を微調整しながらバランスを整えてください。

STEP4/塗装や防腐対策の仕上げ

門扉を長持ちさせるためには、仕上げの塗装と防腐・防錆処理が欠かせません。

とくに木製の門扉は、水分や紫外線によって劣化しやすいため、しっかりと保護しましょう。

仕上げのポイントは以下の通りです。

  • 木材には屋外用の防腐塗料やウッドステインを塗布
  • 金属製には防錆スプレーや耐候性の塗料を使用
  • 2〜3年に一度は再塗装を行い、美しさと耐久性を保つ

また、日常の点検も大切です。ネジの緩みや塗装の剥がれを早めに発見すれば、大きな補修は不要で済みます。

最後のひと手間を惜しまないことで、DIY門扉は長くきれいに保てるのです。

門扉DIYの費用相場とコストを抑えるポイント

門扉をDIYする際は、どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。

材料費や工具代に加え、設置に必要な部材をそろえると意外に金額がかさむことも・・・。

だからこそ、あらかじめ価格帯を把握し、無理のない予算を立てることが大切です。

ここでは、キットやパーツごとの相場感、プロ依頼との比較、そしてコスパよくおしゃれに仕上げる工夫までを解説します。

市販キット/パーツ別の価格帯と特徴

出典:楽天市場

※上記のセット内容は、木製シンプルゲートセット(楽天市場)の一例です。

門扉のDIYに必要な材料は、キットまたは個別パーツでそろえる必要があります。

どちらも一長一短があるため、予算や目的に合わせて選ぶのがポイントです。

項目 価格帯の目安 特徴
木製DIYキット 約10,000〜20,000円 加工しやすくナチュラルな印象。屋外用防腐加工付きが安心
アルミ門扉セット 約20,000〜40,000円 軽量で錆びにくく、モダンな外観に最適
ヒンジ・金具類 約1,000〜3,000円/個 扉の安定性を左右する。強度の高い素材を選ぶと安心
支柱(単品) 約2,000〜5,000円/本 コンクリ地面用、土用など用途に応じて種類を選ぶ必要あり

たとえば、木製門扉を1セット自作する場合、全体で15,000円前後がひとつの目安になります。

通販やホームセンターを比較し、必要なパーツだけを選んで購入するのもコスト削減のコツです。

DIYとプロ依頼の比較/費用メリット

DIYと業者依頼では、費用に大きな差が生じます。

自分で作業を行う分、労力はかかりますが、材料費と工具代だけで済むのがDIYの魅力です。

比較項目 DIY プロ業者依頼
費用総額の目安 約15,000〜30,000円 約70,000〜150,000円(材工込み)
工期 1〜2日(慣れれば半日) 1日〜数日(予約・立会いが必要)
カスタマイズ性 自由にデザインできる オプション対応に制限があることも

たとえば、木製門扉を業者に頼むと10万円以上かかる場合もありますが、DIYなら半額以下で収まることも!

時間と手間を惜しまなければ、費用対効果は非常に高いといえるでしょう。

安く見せない!おしゃれな門扉を作るコツ

出典:楽天市場

DIYで安く仕上げたいからといって、見た目まで安っぽくなるのは避けたいところです。

工夫次第で、予算を抑えながらも高見えする門扉を作ることができます。

たとえば、以下のようなポイントを意識してみましょう。

  • 色は落ち着いたグレー・ダークブラウン・マットブラックが高級感を演出
  • 塗装前に目地処理や研磨を丁寧に行うと仕上がりが格段に美しくなる
  • ヒンジや取っ手などの金具を黒アイアン調で統一すると引き締まった印象に
  • 植物や照明と組み合わせることで、門扉全体の雰囲気が引き立つ

特に“安く見せない工夫”は、DIY門扉の満足度を左右する重要なポイントです。

少しのこだわりが、全体の印象をグッと引き上げてくれるのです。

門扉DIYでよくある疑問【Q&A】

DIYを進めるなかで、「ここってどうするの?」と迷う瞬間は意外と多いものです。

ここでは、初心者の方から特によく寄せられる質問をピックアップし、実践に役立つ回答をわかりやすくまとめました。

門扉の設置方向は?右開き・左開きの決め方

門扉の開き方向は、動線や障害物との位置関係をもとに、開けやすい方向で決めるのが基本です。

たとえば、玄関から外へ出る流れに沿って開くようにすると、使い勝手がよくなります。

事前に周囲との干渉をシミュレーションしておくと安心です。

スライド式やアコーディオン門扉はDIY可能?

スライド式やアコーディオンタイプはDIY可能ですが、水平調整やレール設置などやや高度な作業が求められます。

初心者の方は、市販のキットや簡易スライド式を活用することで、取り組みやすくなります。

まずは片開きタイプで経験を積むのも良い方法です。

強風対策や防犯対策はどうすればよい?

強風対策には、支柱を30〜40cm以上しっかり埋め込み、モルタルで固定するのが基本です。

防犯面では、内鍵や南京錠をつけたり、重みのある扉素材を選ぶことで抑止力が高まります。

人目につきやすい門まわりにすることも効果的です。

門扉DIYのまとめ

門扉はDIYでも、しっかり手順を踏めば初心者でも十分に設置できます。

素材選びや基礎の施工、仕上げの工夫によって、見た目も機能も満足のいく仕上がりに・・・!

コストを抑えつつ、自分好みの門まわりを叶えられるのがDIYの大きな魅力といえるでしょう。

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