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外構 エントランス

外構のエントランスデザインアイデアと設計のポイント

外構のデザインを考える際、エントランスのデザインに悩んでいる人はいませんか?エントランスは自宅の第一印象を左右させるポイントです。使用する素材やデザインのテイストによって、外観の印象が左右されるため、慎重にデザインを考える人も多いのではないでしょうか?さらに、デザイン性だけでなく収納や門から玄関までの導線も大切です。

今回は、エントランスの設計のポイントやデザインアイデアを紹介します。エントランスのデザインにお悩みのかたは、参考にご一読ください。

エントランスの重要性

エントランスは、自宅の第一印象を決めるだけでなく、家族が快適に過ごすためにも重要な場所です。また、自宅の安全を確保するためにもセキュリティ面も大切にする必要があります。

例えば、住宅の外観とエントランスのテイストがマッチしていない場合、訪れた人は好感をいただきにくいかもしれません。また、毎日の通勤や通学で利用する玄関から門までの導線が悪いと不便に感じてしまいます。

そのためにも、住宅のデザインテイストとマッチしたエントランスと毎日快適に利用できる導線が必要です。

エントランス設計のポイント

玄関アプローチ

エントランスの設計のポイントを4つ紹介します。見た目と機能性を兼ね備えたエントランスは、毎日利用する家族も来客にも魅力的なエントランスになるでしょう。

玄関アプローチに必要な幅は、一般的に1.2mと言われています。1.2mの幅が確保できると、荷物をもった大人2人がスムーズにすれ違えられます。しかし、エントランスのスペースが限られている場合は、1.2mの幅の確保が難しいこともあるでしょう。狭いスペースの場合は、少なくとも90㎝ほどの幅の確保がおすすめです。

統一感

デザインの統一感も重要なポイントです。外壁の色やデザインのテイストなど、エントランスやアプローチのデザインも住宅にマッチしていると、より印象に残ります。もし、黒を基調としたモダンでスタイリッシュな住宅に、暖色系のナチュラルテイストな門がデザインされていたら、どちらのデザインも魅力的に感じられないのではないでしょうか?

このように、住宅と外構・エントランスのデザインは統一感があることで、全体的な印象をより魅力的に見せてくれます。

プライバシー保護

エントランスを設計後に、「玄関扉を開けた際に、家の中が見えてしまう」と後悔するケースがあります。例えば、宅配便の受け取りや来客があり玄関扉を開けた際、外から家の中まで簡単に見えてしまうと、使いにくさを感じてしまいます。

門から玄関までのアプローチが直線的である場合、外から家の中まで見えてしまうことが考えられます。交通量が多い道路が近い時は、アプローチを曲線状にする・角度をつける・フェンスで視界を遮るなどの対策が必要です。

エントランスを設計する際は、デザインだけでなくプライバシーも守れることも大切です。

安全性

プライバシーを守ることに加えて、防犯対策も重要です。

玄関扉の鍵などセキュリティに加えて、照明を取り付けるなど工夫してみましょう。例えば、人感センサー付きライトは、夜間人が通った時に電気がつく仕組みです。そのため、不審者の侵入を防ぎます。普段は、夜間の帰宅時の照明として利用できますが、同時に防犯対策としても役立ちます。

防犯砂利など、人が歩くとより大きな音がする素材などの活用も検討し、安全性を高めるエントランス作りも気をつけたいポイントです。

機能性

エントランスを設計する際は、機能面にも注意しましょう。門から玄関までの導線や駐車場から玄関、ポストの位置など、ライフスタイルに合わせて快適な導線を考えることが重要です。帰宅時にポストを通って玄関に入る、駐車場からスムーズに荷物を持って玄関に入れるなど、日常生活をより快適にするデザインにすると満足度の高いエントランスに仕上がります。

エントランスデザインのアイデア

門から玄関までを含むエントランスには、さまざまなアイデアが活用できます。スペースが十分にない場合でも、アイテムを組み合わせることで、デザインの幅が広がりセンスの良さを感じられるデザインにできます。

門・門柱

門には、クローズドタイプやオープンタイプがあります。クローズドタイプは、門扉があり視線を遮られるためセキュリティ面でも安心です。オープンタイプは、門扉がなく門柱だけを設置することで、開放的なエントランスデザインになります。

ポスト

門のデザインや機能に合わせてポストを設置します。ポストには、独立型・埋め込み型・壁掛け型の3種類あります。独立型ポストは、柱タイプのシンプルなデザインが特徴です。埋め込み型ポストは、門柱などに埋め込み設置します。壁掛け型ポストは、門柱に引っ掛けるタイプのポストで手軽に設置できます。

フェンス

クローズドタイプの外構ではフェンスが利用されます。フェンスは外部の視界を遮りプライバシーを確保できます。さらに、お子さんやペットの急な飛び出しを防ぐなど安全性も高まります。

オープンタイプのデザインでも、視界が気になる箇所には部分的にフェンスを設置するケースもあるでしょう。閉塞感や圧迫感を感じられないように、フェンスのデザインや高さを検討しながら設置することがおすすめです。

階段・スロープ

階段やスロープは利便性に加えて、エントランスに高低差や奥行きを感じられるデザインに仕上げます。道路と敷地の境界線に門があると、窮屈な印象になることもありますが、階段を設置し奥行きをプラスすれば空間にゆとりが生まれます。

また、スロープの設置はバリアフリーのイメージがありますが、自転車やベビーカーでの移動も楽になるメリットがあります。勾配や幅に気をつけながら設計することがポイントです。

素材

エントランスのデザインには、さまざまな素材が使用されます。タイルやコンクリート、砂利や人工芝などです。これらの素材を組み合わせることで、過ごしやすく印象的なエントランスをデザインします。

アプローチなどに使用する素材は、雨の日でも滑りにくい素材を選ぶことがおすすめです。タイルやコンクリートは水に濡れると滑りやすい素材もあるため、アプローチ用に加工された素材や滑りにくい素材(洗い出しやインターロッキング)などを選ぶと安心でしょう。

植栽

植栽は、エントランスに緑を加えて景観を美しく保ちます。シンボルツリーなどを植えれば、高低差のあるデザインに。また、植栽を活用してプライバシーを守ることも可能です。植物の葉や枝は視界を遮ります。しかし、植物の温かみや葉や枝の隙間や光を感じられ、フェンスなどの人工物で感じられる圧迫感を軽減できるメリットがあります。

照明

照明はエントランスの夜間のデザイン性もアップさせます。例えば、シンボルツリーをスポットライトで照らしたり、門や門柱をライトアップさせたりデザインします。さらに、夜間使用時の安全性も高めます。もし、ライトが少ない場合足元が見えずに転倒するリスクが考えられます。アプローチの横にライトを設置すれば、足元がよく見え歩きやすくなるでしょう。

駐車場に人感センサーライトを設置して、夜間でも利用しやすい駐車場が出来上がります。

駐車場・カーポート

駐車場やカーポートも目立つポイントです。特にカーポートを設置する場合は、お住まいの地域の天候に合わせてカーポートを選びながら、住宅や外構のデザインテイストにあったものを選ぶことで、デザイン性が増すでしょう。

また、玄関までの効率的な導線の確保も大切です。たくさんの荷物がある場合、導線が悪いと不便に感じます。駐車場から玄関までの距離や経路をチェックしておきましょう。さらに、雨の日でも濡れないようにカーポートや屋根の位置を工夫することもおすすめです。

エントランスはDIYできる?

エントランス周りの外構デザインはDIYでも可能なケースがあります。
しかし、美しい景観を保つには丁寧な下準備が必要な作業もあり、時間と手間がかかるでしょう。DIYはコストをおさえることもできますが、その分時間がかかったり失敗したりするリスクがあります。

簡単にできる一部の作業をDIYにするなど、基本的には専門業者に依頼することがおすすめです。経験や知識が豊富な業者に依頼すれば、ライフスタイルに合わせた導線作りや統一感のあるデザインのエントランスが出来上がるでしょう。

エントランス事例

最後に埼玉外構で手がけた事例を紹介します。

さいたま市S様邸【トータルデザイン】

レンガやタイルなどの組み合わせが美しいエントランスです。

上尾市F様邸【トータルデザイン】

シンプルモダンに仕上げたエントランスです。植栽も目につくことで温かみも感じられます。

上尾市F様邸【トータルデザイン】

さいたま市デザイン新築外構工事一式

住宅デザインとの外構デザインがマッチし、上質な空間を感じられるエントランスです。

まとめ

エントランスは、自宅の顔となる箇所です。デザイン性や防犯面に加えて、日々の利用が快適に過ごせるように設計することがポイントです。素材やアイテムを組み合わせることで、オリジナリティのあるエントランスに仕上がります。

エントランスのデザインについてお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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