さいたま市|赤レンガの門袖と曲線のアプローチが映える、茶系でそろえた新築外構
建物のレンガ調の外壁に合わせて、門袖もアプローチも『レンガ』でそろえた新築外構です

埼玉県さいたま市。新しいお住まいの引き渡し後、外構一式のご相談をいただきました。間口が広く、道路との高低差もほとんどない平坦な敷地です。
建物は赤系のレンガ調サイディング。焼きの強い色と抜けた色が混ざった明るめの赤で、この外壁を基準点に、門まわりから足元の舗装まで色と素材を決めていきました。
ご相談の背景
敷地の境界には、既存のコンクリートブロックが全周に回っていました。前面道路際にはU字溝とグレーチング、地先ブロックも一部が残ります。使えるものは残し、その上に仕上げを載せる計画です。
打合せで具体的に伺ったのは、花壇を置きたい位置の日当たりでした。夏は太陽高度が上がって条件は良くなりますが、目隠しフェンスがある以上どこかで影は落ちます。日照時間より、何を植えるかのほうが結果を左右します。
ご要望
大きく分けると3つありました。
ひとつ目は、ウッドデッキを取りやめること。ただし掃き出し窓の前のコンクリートだけは残したい、というご希望でした。
ふたつ目は、色を建物の赤系『レンガ』に寄せ、濃い茶系でまとめること。目隠しフェンスは明るめのマロンと濃いワインブラウンの二択から、濃い方をお選びいただきました。土埃が舞う土地であることも理由です。
三つ目は、花壇をフェンスから離して置くこと。日当たりへのご不安を受けて、約1m離す形で合意しました。
ご提案のポイント

門袖は、当初ご提案していた塗り壁からレンガ積みに変えています。重量ブロックにジョリパットを塗る案でしたが、外壁がレンガ調である以上、そこへ寄せたほうが敷地全体がまとまります。基礎と下地ブロックの上に、グラヴィブリックウォールの組積材230×110×76をGチャートで14段、8m分積み上げました。
天端の表札は美濃クラフトのLL-15-HBK。半ツヤ黒に塗装したステンレスの切り文字で、幅290mm・高さ35mm。赤い壁に黒い一列だけが載る納まりです。脇には独立タイプのポスト、ボビ+ボビラウンドをボルドーで。
アプローチは曲線を描かせています。敷地全体が直線的で平坦なぶん、玄関へ向かうラインだけを弧に。舗装はプラーガブリックのセピア、縁取りの土間縁石だけをアカネに振り、色の差で輪郭を締めました。
フェンスは、建物に合わせるものと、厳密には合わせなくていいものを切り分けました。道路際に立つ3mの目隠しはF&Fのマイティウッド デコⅡ、ワインブラウンのH1800。家の顔になる場所なので色を厳選しています。境界を回るLIXILのハイグリッドフェンスUF8型とフェンスAB YS3型は、いずれもオータムブラウン。既存ブロックの天端に9カ所コア抜きし、積み直さず柱を立てました。
駐車スペースの土間コンクリートは47㎡を刷毛引きで。型枠を68m使って面を大きく割り付け、目地に砂利を。一枚の面がのっぺりと見えないようにするためです。水勾配は3.4%、建物際は砂利スリットで縁を切りました。デッキを取りやめた掃き出し窓の前は、幅2,600mmに整え直し、中央に割れ止めの目地を通しています。
植栽は、日照が短くても枯れにくいことを基準に選びました。シンボルツリーは株立ちのアオダモH2.5。足元はマホニアコンフューサとカレックス、赤みのあるコルジリネを一株。コルジリネはボルドーのポストと色がぶつかるため、一番端に外しました。黒い割栗石の中から下草が立ち上がる見え方に。
完成した外構の見どころ

赤い壁に、黒い切り文字とボルドーのポスト。一枚だけ立つ門袖が付け足した構造物に見えないのは、素材を建物に寄せたからです。
足元も同じ考え方です。セピアの舗装、アカネの縁石、白い砕石、黒い割栗石。素材は違っても、色は建物の系統から外していません。庭と建物まわりは防草シートと砕石でまとめ、草の管理の手間を軽くしています。
暮らしの変化
間口の広さをそのまま活かした土間は、停め方を選びません。道路際のグレーチングまで面が続き、雨の日も足元がぬかるみません。
境界はフェンスでぐるりと囲われ、土地の輪郭がはっきりしました。花壇は日当たりを確かめたうえで組積材4段で組み、黒土を1㎥。何を植えるかを選べる場所が、庭の側にできました。
さいたま市で、レンガの門袖をご検討中の方へ
建物の外壁という動かせない条件があるなら、外構の色はそこを基準にするほうが早くまとまります。さいたま市の外構工事ページでは、地域全体で多いご相談や他の施工事例も確認できます。
曲線のアプローチは乱形石を曲線で敷いた事例、境界の囲い方は敷地をぐるりと囲った事例もあわせてご覧ください。
施工概要
| 施工エリア | 埼玉県さいたま市 |
|---|---|
| 施工内容 | 駐車場工事:土間コンクリート刷毛引き47㎡(大割り付け)、地先ブロック(既存利用) アプローチ工事:インターロッキング10㎡(プラーガブリック/セピア)、土間縁石15m(アカネ) 門周り工事:門袖(グラヴィブリックウォール組積材14段8m/Gチャート)、表札(美濃クラフト LL-15-HBK)、ポスト(ボビ+ボビラウンド/ボルドー) 境界・フェンス工事:LIXIL ハイグリッドフェンスUF8型44.4m・フェンスAB YS3型18m(オータムブラウン)、F&F マイティウッド デコⅡ 3m(ワインブラウン)、コア抜き9カ所 庭工事:再生砂+防草シート(ザバーン136G)110㎡、土間コンクリート17㎡、レンガ花壇(組積材4段8m)、黒土1㎥ 建物まわり工事:6号石灰石50mm+防草シート94㎡ 植栽工事:アオダモ(株立ちH2.5)、コルジリネ、マホニアコンフューサ、カレックス、割栗石 |
| 価格帯(目安) | 300万円〜400万円 |
| 工期(目安) | 約4週間〜6週間 |
| 相談から完工までの特徴 | 建物のレンガ調の外壁を基準に、門袖も舗装もフェンスの色も同じ系統でそろえた新築外構一式の事例です。 |
| 担当プランナーコメント | 建物の色は動かせない条件です。門袖と舗装はその表情に合わせ、境界のフェンスは同じ茶系でまとめる。合わせ方に濃淡をつけると、全体が締まります。 |
建物が『レンガ』なら、外構の色は半分決まっています。さいたま市で新築の外構をお考えの方は、その基準点の見つけ方からご一緒に考えます。