玄関アプローチをDIYでつくる2つのポイントと注意点
「すてきな玄関アプローチを自分でつくりたい」
「玄関アプローチを自分でリメイクしたい」
最近はDIYが人気です。玄関アプローチも自分でつくってみたい!と考えている人もいるのではないでしょうか?
今回は、玄関アプローチをご自身でつくるポイントと注意点をご紹介します。
ぜひ素敵な玄関アプローチづくりの参考にしてくださいね。
玄関アプローチのDIYのポイント
玄関アプローチをつくる前に、玄関アプローチのデザインと必要な素材を決めましょう。
- 目的とイメージを決める
- 素材選び
目的とイメージを決める
まず、玄関アプローチの目的やデザインを決めます。
目的を決める
玄関アプローチのデザインは、目的から考えてみましょう。
- 駐車スペースや門から玄関までの移動をスムーズにしたい。
- 門を作ってプライバシーを確保したい。
- 防犯対策のために照明を設置したい。
など、玄関アプローチをつくる目的があるとデザインがしやすくなります。
デザインを決める
目的が決まったら、デザインイメージを考えます。
玄関アプローチは、住宅の外観と合うデザインを考えるといいでしょう。
玄関アプローチと住宅の外観の印象が、ちぐはぐにならないようにデザインします。
- 奥行き感を出すために、アプローチの形や植栽の配置
- デザインに合う素材やシンボルツリーなどの植物を選ぶ
などデザインや素材を決めてから、玄関アプローチづくりに取りかかりましょう。
玄関アプローチのデザインについて、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
素材選び
玄関アプローチに使われる素材をご紹介します。
玄関アプローチのデザインが決まったら、素材を選びます。
それぞれの素材の特徴を、デザインイメージに合わせて上手く活用しましょう。
- レンガ
- 敷石
- 枕木
- コンクリート
- 洗い出し
- 砂利
- 芝
- 植物
レンガ
洋風なデザインには欠かせないと言っていいほど、よくマッチするレンガ。
大きさが均一なレンガを組み合わせて使えるため、初心者でもデザインに個性を取り入れてDIYを楽しめる素材です。
一般的な赤レンガより大きめのオーストラリアレンガや、デザイン性が出やすいアンティークレンガなどの種類があります。
取り扱い店やレンガの種類にもよりますが、価格はレンガ1個あたり100円前後〜販売されています。
参考記事:レンガを使って玄関アプローチをDIY!詳しいやり方を解説
敷石
敷石は、色や素材によって和風・洋風どちらのイメージでも使用できる素材です。
敷石の種類は、自然石・コンクリート平版・素焼きなどがあります。
自然石を砂利と組み合わせて和風なデザインや、コンクリート平版でモダンな印象に、赤みのある素焼きの敷石で洋風のデザインにも仕上がります。
敷石の価格は、種類やサイズにより1枚数百円〜数千円とさまざまです。
敷石の種類や使用するスペースの大きさを考慮し、必要数を決めてから購入しましょう。
枕木
枕木は、線路のレールで使われていた木材です。アンティークな質感と雰囲気があり、ガーデニングの素材としても人気があります。
枕木には、天然木枕木・中古枕木・コンクリート枕木・樹脂製のFRP枕木があり、それぞれの素材の特徴が異なります。
例えば、人工的なコンクリート枕木・樹脂製のFRP枕木は、天然木や中古枕木に比べ、防虫効果や耐久性があります。
メンテナンスの必要性や使用する場所により、枕木の種類を選びましょう。
種類や大きさで価格は異なりますが、枕木の価格の目安は、1本数千円〜です。
コンクリート
コンクリートは、シンプルな印象でモダンなデザインの玄関アプローチに仕上がります。
また耐久性・強度があり、駐車場や玄関アプローチなどいろいろな場所で使われます。
コンクリートの種類の中には、濡れると滑りやすいものもあるため購入時には注意してください。
コンクリートには、ひび割れが気になるデメリットがあります。けれど、ワイヤーメッシュを入れてコンクリートを塗り固めれば強度が増し、ひび割れ防止になります。
コンクリートは、セメントに砂・砂利・水を混ぜてできています。
セメントの価格は、種類や量によりますが、3kgあたり1,000円前後〜購入できます。
洗い出し
洗い出しとは、コンクリートやモルタルに砂利を混ぜ、固まる前に表面のコンクリートやモルタルを水で洗い出す技術です。表面を洗い出すと、混ぜた砂利が美しく浮き出てきます。
和風のデザインによく使用される洗い出しですが、砂利の種類やビー玉や貝殻などを混ぜれば洋風なデザインにも応用できます。
強度もありデザイン性も優れた洗い出しですが、職人技が必要なためDIYには向いていません。工数が多く難易度も高いため、美しい洗い出しに仕上げるには業者や職人に依頼するのがおすすめです。
業者に洗い出しを依頼した場合の相場は、1㎡あたり20,000円前後〜です。
業者によって価格が異なりますので、事前に複数社から見積もりを取得するなどよく検討してくださいね。
砂利
砂利は、防犯の面でも活躍するエクステリアの素材です。歩くたびに音がなるので、不審者の侵入を防ぎます。
また、雑草対策として砂利を使用します。
砂利はさまざまな種類があるため、どんなデザインイメージでも活用できるでしょう。
しかし、重さがあるため、砂利を購入後の運び入れる作業や玄関アプローチに敷き詰める作業はとてもハードワークです。
必要量を検討してから購入するなど、なるべく体に負担をかけずに作業しましょう。
砂利は、10Kg 500円前後〜販売されています。
芝
芝には、天然芝と人工芝の2種類があります。
一面グリーンの彩りは見た目が美しい上、クッション性もあります。
天然芝は植物です。雑草の除去や水やりなど、メンテナンスが必要です。また茶色く枯れてしまうデメリットもあります。
天然芝は、1㎡あたり500円前後〜と人工芝より安く手に入ります。
人工芝は、天然芝ほどメンテナンスの必要はありません。
ですが、天然芝より人工芝はコストがかかります。また天候による劣化があり、平均で5年〜10年ごとに張り替えが必要です。
人工芝の価格は、1㎡あたり500円前後〜10,000円前後と品質や耐久性によって異なります。
植物
花壇やシンボルツリーなどの植物を、玄関アプローチに取り入れます。
高く成長するシンボルツリーを植えたり、玄関や門には鉢植えやフラワーボックスを使って花々を楽しめるように配置するのもいいでしょう。
常緑樹と落葉樹をミックスして配置すれば、冬の季節も緑を楽しめます。高木や低木を組み合わせれば、よりナチュラルな雰囲気のアプローチができます。
日当たりや乾燥など配置する場所の環境と植物の特徴をよく考えて、配置しましょう。
失敗しないためのポイント
玄関アプローチをDIYでつくる場合の、失敗しないポイントを紹介します。
- しっかり計測する
- プロに相談する
計測する
しっかり計測してサイズや形を把握しましょう。
計測しないまま、作り始めるとさまざまな問題に直面します。例えば、以下の問題が考えられます。
- 材料が足りなかった・無駄になってしまった
- サイズが中途半端でキレイに仕上がらなかった
時間と労力を使って仕上げた玄関アプローチが「なんだか残念な印象になってしまった」とならないために、しっかり計測しましょう。
相談する
専門業者に相談するのも、失敗しないポイントです。
時間・労力・費用をかけて、DIYで玄関アプローチを全て作り上げることは、とても大変な作業です。費用も時間もかけたのに思い通りに仕上がらず、結局業者に依頼したとなってはお金も倍かかってしまいます。
例えば、プロの技術が必要な箇所は専門業者へ依頼し、そのほかの箇所をご自身でつくることも検討してみましょう。
- 門から玄関までのアプローチはキレイに仕上げたいため、業者に依頼する。
- 洗い出しやコンクリートなどは、職人に基礎をしっかり作り上げてもらう。
- モザイクタイルを家族で貼る
DIYと組み合わせは可能か専門業者に相談してみましょう。
埼玉外構では無料相談をしています。お困りのことがありましたらお気軽にご相談くださいね。
まとめ
玄関アプローチを自分でつくるときのポイントをご紹介しました。
玄関アプローチのDIYには、事前準備が大切です。つくり始める前に、以下の2つのポイントを決めましょう。
- 目的とイメージを決める
- 素材を選ぶ
失敗しないためのポイントは以下の2つです。
- しっかり計測する
- プロに相談する
ご自宅の外観の印象を大きく左右する玄関アプローチ。
今回の記事を参考に、想いのつまった玄関アプローチづくりにチャレンジしてみてくださいね。
もしお困りのことがありましたら、お気軽に無料相談よりお問い合わせください。
外構・建築関連の会社で15年の勤務後に独立、埼玉外構を設立。お客様に喜んで頂けるよう、リーズナブルなエクステリアプランをご提案しています。