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ブロック塀の撤去費用・補助金対象のケースについて解説

ブロック塀の解体費相場

古くなったブロック塀を新しくしたいと考えた時に、気になってくるのは費用ではないでしょうか。
どのくらいの規模かでも撤去の費用は変わってきますが、だいたいの平均では1平方メートルあたり5,000円から8,000円になる場合が多いです。
広くなってしまえばその分高くなりますし、そんなに範囲がなければリーズナブルに行えます。

解体費用も業者によって見ている点なども変わってくるので、少しずつ差が出てきます。
よく見られている点では塀の厚さや高さ、擁壁の有無、ブロック塀の場所や形を見て判断しているのです。
作業がしにくいと感じられる場所にあると、その分が上乗せされてしまいます。
重機の運搬費などもプラスされる可能性もありますので、その分も費用として考えておきましょう。
掛かる費用の中には、ブロック塀を純粋に撤去する金額のほかに、人件費、運送費、廃材処分費も入っています。

少しでも費用をお得にしたいと考えている方も多いと思いますが、そのためには複数社に見積もりを依頼して比較するようにしましょう。
良心的でリーズナブルな業者もどこかわかってきますし、見積もりを行いことで対応の仕方やその業者との相性もわかってきます。
ほかにもいくつもの業者を挟むようなところではなく、中間マージンが少ない業者を選ぶようにもしましょう。

ブロック塀解体で補助金が出ることも

あたらいいブロック塀にしようとすると、ある程度まとまったお金が必要です。
正直安いとは言えない金額になりますので、危険なブロック塀を使っていて変えたいと思っていてもなかなか手を出せずにいる方もいるのではないでしょうか。

全部自費で行うのが難しい方は、自治体にまずは相談してみましょう。
耐震対策として倒れてしまう事故を防ぐために、一部の金額を補助してくれるのです。
その自治体によって補助してくれる金額は変わってきますが、撤去費用の約1/2も持ってくれるケースも多いです。

耐震上問題ない場合はこの補助金が使えないのですが、昔からのものを今も使っていて問題があれば利用できます。
申請書を出し審査に通過すれば補助金交付決定通知書が発行されるのです。
解体などがすべて終わり、完了報告届の審査もクリアできれば銀行口座に補助金の振り込みが行われます。

補助金対象の危険なブロック塀とは

危険なブロック塀というものがあり、こちらはほぼ補助金対象となります。
その判断基準としては、見た目からもひびが入っていて何か大きな地震などの力が加わったら倒れそうな場合、高さや厚さが基準よりも超えている、元々自宅を建てた時と同時に作っていて、すでに築年数が30年以上経っている場合などです。

傾きやぐらつきがあるものも、危険な対象として見られます。
自宅にあるものがこの何かに該当する場合は、補助金対象になる可能性が高いのでまずは自治体に相談しましょう。

解体作業でのトラブルを避けるために

住宅地の場合は必ず近隣の方に挨拶をすることや塀の所有権がどちらにあるのかを確認するのも重要です。
後々からトラブルになってしまうと、お互い気まずい思いをしてしまいます。

解体の前に事前にできることを行っておけば、後からお互い嫌な思いをすることもないですし、近所でのトラブルも避けられます。
もし可能であれば解体工事をすることを塀のある側の家の方に一緒に立ち会ってもらえると、大きなトラブルを避けることが可能です。

しっかりと話を聞いて納得してもらえるので、できれば時間を空けて立ち会ってもらえるようにしてもらいましょう。

塀の所有権を確認する

よくあるトラブルの中でも多いのが、どちらが所有権を持っているかどうかです。けっこう昔に建てたものだと、正直どちらに所有権があるのか忘れられているケースも多いです。
そのまま曖昧にしたまま自分たちだけの考えてで行ってしまうと、後から大きなトラブルへと発展してしまいます。

当時住宅を建てた時の資料なども確認しながら、まずはどちらの所有になっているか確認しておきましょう。
自分の場合は問題ありませんが、お互いが所有者となっている場合は折半するのが理想です。
万が一自分たちのものだと思っていたものが隣人だった場合は、自分たちで勝手に撤去はできません。
自分は危険と感じていても相手も同じように思っていない場合もありますので、まず話し合いが必要です。

近隣への事前説明を行う

撤去作業を行う時には、頭の中で考えている以上の騒音が鳴り響きます。たまたま近所の方のたまにの休みになってしまう場合など、特に迷惑をかけてしまいます。

そのためまずは作業に取り掛かる前に必ず挨拶に行ってから、撤去作業を行うようにしましょう。
ほかにも粉塵が舞い上がりますし、作業車もある程度大きいものが来ますので出入りなどでも迷惑をかけます。

しっかりと事前に話をしておくだけで、近所の人たちも心積もりができます。
そのため撤去から終わるまで把握してもらえ、大きいトラブルも防げるでしょう。

撤去作業にかかる期間

ブロック塀の撤去を行う際は、作業にかかる期間はその規模などによっても変わります。
あまり範囲がない場合は早ければ1日で終わりますし、もう少しかかったとしても3日くらいで終わります。

もし規模が大きい場合は、1週間くらいかかってしまうケースもあるでしょう。マーキングやコンクリートカッター入れをし、本格的に解体工事へと移っていきます。
重機を使うことや手作業も交えながら撤去していき、コンクリートのガラを処分、小口補修や最後の掃除を行っていきます。

まとめ

ブロック塀の撤去費用は1平方メートルあたり5,000円から8,000円になるケースが多く、状態によっては危険と判断されて補助金が出る場合もあります。
撤去費用のうち多いと1/2の補助が受けられますので、上手に利用しましょう。

解体の作業を行う際には近所でのトラブルを避けるためにも、塀の所有権を確認し近隣への事前説明もしっかりと行うようにしておきましょう。
ブロック塀の解体工事は早ければ1日で終わりますし、長くても1週間程度で終了する工事となります。

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