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防 草シートならザバーン!防草シートザバーンの効果と使い方

防草シートならザバーン!防草シートザバーンの効果と使い方

雑草がたくさん生えてしまうと、「草取りに時間もかかる」「抜いても抜いても生えてきくる」など、「雑草処理をしているだけで休日が終わってしまった」ということもあるでしょう。

さらに、雑草がたくさん生えてしまうと、おしゃれなエクステリアの見た目も台無しになってしまうかもしれません。

「防草シート」は雑草対策に有効な手段です。

その名の通り、雑草が生えることを防ぎます。特に有名な防草シートが「ザバーン」です。

「防草シートといえばザバーン」と呼ばれるくらい有名ですが、「一体、他の防草シートに比べて何がいいの?」と疑問に思う人も少なくないでしょう。

そこで、本記事では、ザバーンの防草シートについて紹介します。

「キレイでおしゃれなエクステリアを保ちたい」「草取りに時間をかけたくない」という方は、ぜひ参考にご覧ください。

防草シートとは?

防草シートとは?

防草シートとは、草が生えることを防ぐシートです。

植物の育成には、光が必要です。

防草シートは、光を遮断し雑草が生えることを防ぎます。

防草シートのスペックを判断する材料の一つに、遮光率があります。

遮光率が高ければ、それだけ光を遮断し、雑草が生えることを防ぎます。

防草シート「ザバーン」とは?

防草シートザバーンとは?

防草シートで有名なザバーンは、米国のデュポン社が開発した防草シートです。

公園などの公共施設にも使われることもあり、実績や信頼性があります。

ザバーン®は、米国デュポン社で開発したポリプロピレン・4層スパンボンド長繊維不織布です。太い繊維を用いているため強度も十分です。

参考:ザバーン®防草シートとは

ザバーンの防草シートは、品質も高く評価されプロからも選ばれています。

ザバーンの種類

ザバーンの種類

ザバーンの防草シートにはいくつかの種類があります。

商品名の数字が大きいものほど、シートに厚みがあり防草効果が高まります。

一方で、効果が高い防草シートは価格も高くなります。

自宅の庭には、どれが最適なのか?選ぶのが難しいと感じる人もいるでしょう。

そこで、ザバーンの防草シート3種類を比較し、それぞれの性能をチェックしてみましょう。

ザバーン136 ザバーン240 ザバーン350
厚み 0.4mm 0.64mm 0.8mm
備考 スタンダードタイプ 強力タイプ特に耐紫外線を改良(H25.3~)※グリーン 高耐久・強力タイプ

公式サイト:商品詳細ページ

ザバーン136

3種類の中で、一番薄いタイプの防草シートです。主に砂利の下で活用します。

これから紹介する2つの防草シートより、薄いため光を通しやすくなっています。

薄さもあり遮光率も他の製品に比べて低いことから、細い葉が特徴的な雑草は防草シートを突き抜けて生えてくることがあります。

しかし、薄さがあるため、水はけが良いメリットもあります。

価格は、3種類の中で一番安くなっています。

ザバーン240

中間グレードは、ザバーン240です。

価格も防草シートの厚みも、ザバーン136より厚く、ザバーン350より薄いシートです。

そのため、ザバーン136より、遮光率が高く細い葉が特徴的な雑草が生えにくくなっています。

防草シートの上に砂利を引かなくても使用でき、強度もあります。

価格も中間なことから、どれにしょうか迷った場合、ザバーン240を選ぶ人が多いでしょう。

ザバーン350

最も遮光率が高く耐久性があるのが、ザバーン350です。

防草シートも厚みがあり、細い葉の雑草も通さない強度があります。

性能が一番高い防草シートのため、価格も他の2つのグレードの製品に比べて高くなっています。

一般家庭では、ザバーン240の使用で雑草対策は十分といえます。

「とにかく雑草を生やしたくない」「ザバーン240を貫通した雑草があった」という方は、ザバーン350の使用もおすすめです。

ザバーンが選ばれる理由

ザバーンが選ばれる理由

ここでは、ザバーンが選ばれている理由を紹介します。

1.雑草が生えにくい効果

グレードによって、防草シートの強度が異なるものの、一般的に生命力の強い雑草に対してもザバーンの防草シートは高い効果を発揮します。

他の防草シートに比べると、価格が高いと感じる方もいるかもしれません。

たくさんの種類の雑草に対応したザバーンの防草シートは、コストパフォーマンスにも優れていると言えます。

2.水を通しやすい

親水性も高いため、用途を選ばずに活用できます。

そのため、芝生の下に防草シートを敷き、雑草を防止しながら芝生を育成できます。

さらに、大雨が降っても水たまりができにくい点も特徴です。

3.耐久性が高い

耐久性が高いことも、ザバーンの防草シートの強みです。

ザバーン350・240ともに、約10年前後、または10年以上の耐用年数があります。

また、防草シートは紫外線に弱く、むき出しの状態で使用すると劣化スピードが高まります。

ザバーンの防草シートは、グレードにもよりますが、シートだけを広げて使うこともでき、かつ耐用年数も長いことが特徴です。

公式サイトのQ&Aのページによると、どのタイプの防草シートもシート上に砂利をしき、紫外線をカットすることで半永久的に劣化せず、長期間の使用が可能と記載されています。

4.使いやすい

好きな形に切り取りやすく、DIYにも優れた防草シートです。

ザバーン350は硬さもありますが、中間グレードのザバーン240はDIYにも適しています。

玄関横の小さなスペースから、芝生の下に敷く広いスペースまで幅広く活用できるでしょう。

効果のある防草シートザバーンの使い方

効果のある防草シートザバーンの使い方

ザバーンの防草シートを効果的に使うために、使い方を紹介します。

自身でザバーンの防草シートを利用する際は、以下の4つステップで使ってみてください。

事前に草取りをする

防草シートを敷く予定のスペースの草取りをしておきましょう。

根本からしっかり草取りをしておくことで、仕上がりが変わります。

もし、雑草が残っていると、雑草が防草シートの下から生えてきて、防草シートが凸凹になり見栄えもよくありません。

また、防草シートのめくれや破れる原因にもなるため、事前にしっかり草取りをしておくことがおすすめです。

表面の凸凹を平らにする

草取りの次に、地面を平に整えます。

凸凹した状態は、やはり見栄えが悪くなってしまいます。

さらに、地面が凸凹のまま、防草シートを敷いた場合、地面と防草シートに隙間ができてしまいます。

隙間は、雑草が生える原因にもなるため、聖地することが大切です。

ザバーンを強いてピンで設置する

草取り・整地の事前準備が終わったら、防草シートを敷きます。

ここでも、隙間に気をつけながら丁寧にシートを敷いていくことがポイントです。

防草シートを敷いたら、ピンで止めていきます。ピンの間隔は1mごとに打ち込みましょう。

また、隙間や穴を見つけた場合は、防水テープを利用して埋めておくと、防草効果を高く保てます。

砂利や砂をザバーンの上に敷き詰める場合

砂利や人工芝を防草シートの上に敷く場合は、防草シートを敷いた後に防草シートの上に敷き詰めます。

均一に丁寧に敷き詰めましょう。

まとめ

防草シートといえば、ザバーンと呼ばれるほど、プロからも信頼のあるザバーンの防草シート。

DIYもしやすい防草シートのため、一般家庭でも使われています。

ザバーンの防草シートにはグレードがあり、価格や性能が異なります。

中間グレードであるザバーン240であれば、一般家庭での十分な防草効果を発揮します。

しかし、中にはザバーン240を貫通して生えてくる雑草があるかもしれません。

そのような場合は、上位グレードであるザバーン350を活用することがおすすめです。

ザバーン350は最も遮光率が高く、シートに厚さもあります。

一方で、DIYしづらい点がデメリットですが、防草効果は一番高いでしょう。

DIYで設置できる防草シートですが、より効果的にしっかり防草シートを敷きたいとお考えの方は、プロに相談してみることがおすすめです。

草取りの時間を減らしたい。とお悩みのかたは、ぜひお気軽にご相談ください。

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