憧れのウォーターガーデンの魅力を紹介
水の音が聞こえるウォーターガーデンに、憧れている人もいるのではないでしょうか？
水が流れる音は、癒し効果があります。デザインによっては、高級リゾートのような非日常的でエレガントな空間を作ることも可能です。
しかし、「費用はどのくらい？」「メンテナンスは必要？」など心配になる点もありますよね。今回は、憧れのウォーターガーデンについて解説します。
ウォーターガーデンとは？
ウォーターガーデンとは、池や噴水、滝などの水を使ったエクステリアのことです。
水の音に癒されるという人は多いでしょう。
日本の伝統的なお庭にあるししおどしも、水の流れる音でリラックスやリフレッシュできる効果があると言われています。
水を取り入れるとウォーターガーデンは、大規模な工事や設備が必要と感じることもあるかもしれません。
しかし、小型の池や噴水などもあるため、予算やお庭のデザインに応じたウォーターガーデンにすることが可能です。
また、ウォーターガーデンは和風だけではなく、洋風のデザインにも適しています。
お庭の池と聞くと和風なイメージがありますが、ウォーターガーデンは壁泉や噴水などを使って洋風・リゾート風に仕上げることも可能です。
ウォーターガーデンは、こだわりひとつでオリジナリティのある、印象的なエクステリアになります。
ウォーターガーデンの魅力
水を使ったエクステリアが印象的なウォーターガーデン。
このほかにも、「リラックス効果・高級感・子どもと楽しめる」といった魅力があります。
リラックス効果
水があることで、より一層リラックス効果を感じられます。
夏の暑い日は、水の流れる音を耳にするだけで、涼しげな気分になる人もいますよね。
水の流れる音を聞いたりキラキラとした水面を見るだけで、気持ちがリフレッシュできる効果が期待できるでしょう。
高級感
ウォーターガーデンと聞いて、「お金持ちのお庭」といったイメージをもつ人もいるのではないでしょうか？
広いお庭に大きな池、色とりどりの鯉がいる日本庭園やプールがある洋館をイメージする人もいるでしょう。
このように水を取り入れたお庭は、高級感を感じさせます。
小さなスペースでも、水盤や噴水を設置するだけで、高級感を与える空間を作り出せる点がウォーターガーデンの魅力のひとつです。
さらに、ライトを設置すると、夜も幻想的な空間を楽しめます。
子どもと楽しめる
子どもは水遊びが好きです。池や噴水がお庭に設置されることで、子どもたちのお庭での楽しみが増えるでしょう。
浅い池は安全性も考慮できるウォーターガーデンです。
池の周りや中にいる生き物、植物に触れる機会が増えます。身近なお庭でたくさんの生き物を触れ合える貴重なひと時でしょう。
ウォーターガーデンの種類
ここでは、ウォーターガーデンの種類について紹介します。
自然
ウォーターガーデンでは、自然をそのままお庭に表現できます。
例えば、池や小川、滝といった自然環境をお庭に取り入れます。
庭に取り入れる池や小川の形状を自然と同じように、再現します。川の流れや池の形状にこだわれば、オリジナルティのあるウォーターガーデンが出来上がるでしょう。
池の形をしたプラスチック製の成形池を使えば、お庭に穴を掘り埋めるだで池が簡単に出来上がります。
ポンプを使って、小川と池の水を循環させるように作ることで、水道代を節約しながらウォーターガーデンを楽しむことも可能です。
自然に近いデザインのウォーターガーデンは、植物や生き物にもこだわると小さなお子さんも楽しめる空間になるでしょう。
睡蓮などの植物は、池に四季の変化を与えます。
また、池の中で水草や魚などを一緒に楽しむことで、より自然に近い世界をお庭で楽しめるでしょう。
人工的
タイルや壁泉、噴水を活用した人工的なウォーターガーデンも人気があります。
例えば、洋風なデザインです。タイルを使った壁泉は、モダンでスタイリッシュなウォーターガーデンに。レンガや天然石、噴水を使ったデザインは中世のヨーロッパをイメージさせるウォーターガーデンになります。
壁泉やタイルを使ったウォーターガーデンを見ると、南国リゾートをイメージする人も多いのではないでしょうか。
また、つくばいやししおどしなどの日本庭園を感じさせるアイテムも、和風のウォーターガーデンにはぴったりです。
先述した、自然の雰囲気があるウォーターガーデンにも、つくばい・噴水などのアイテムはアクセントとしても効果的です。
ライト
ウォーターガーデンにライトも設置すると、幻想的な夜の雰囲気も楽しめます。
洋風なデザインはリゾートホテルを感じる空間に。和風なウォーターガーデンは料亭や旅館に来たような気持ちになるでしょう。
ライトを設置して、夜の時間も楽しめるウォーターガーデンは、昼間とは違う印象的なウォーターガーデンになります。
ウォーターガーデンの費用
水のあるお庭に憧れがあるけれど、費用が気になるという人も多いでしょう。
ウォーターガーデンも、設備や規模によって費用は大きく異なります。
まず、なるべくコストをおさえたい方やウォーターガーデンにできるスペースが限られている人は、数万円〜始められるウォーターガーデンのアイテムの購入がおすすめです。
例えば、大規模な工事が必要なく、手軽に設置できる噴水などのアイテムは数万円〜購入が可能です。
和を感じる陶器の水盤やつくばいを設置すれば、日本庭園のような落ち着いた雰囲気のウォーターガーデンができるでしょう。
一方で、大きな壁泉の設置、水を循環させるためのポンプや夜のライトなど、大規模なオリジナルのウォーターガーデンは約500万円前後〜が主流です。
壁泉のデザインに合わせて、周りにタイルを貼り直したり、壁や水盤を作る場合が多く、費用も高額になるケースがあります。
ウォーターガーデンを取り入れる際は、施工後の維持費がどれくらいかかるかもチェックしておくと安心です。
水道代や電気代など、使用する設備が増えるほど維持費もかかります。
施工後も安心して楽しめるように、維持費も忘れずにチェックしておくことがおすすめです。
ウォーターガーデンについてよくある質問
最後に、ウォーターガーデンについてのよくある質問を2つ紹介します。
虫は出る？
虫対策は必要です。
自然をデザインしたウォーターガーデンは、水草や水生植物、さらに周りの鉢植えなど、緑と水が揃った環境になります。
その結果、生き物にとってすみやすい環境が出来上がるでしょう。虫も例外ではありません。
さらに、水の入れ替えをしない・循環がされていない水では、ボウフラなどの住処になってしまう心配もあります。
対策として、水を綺麗に保つ薬を使用したり循環させて水が高温になることを防ぎます。
また、メダカを飼育すると虫を食べてくれる効果が期待できます。
水を循環させる環境を整えたり、メダカを飼うなど、水を綺麗な状態に保つと虫を防ぐ効果が期待できるでしょう。
水の入れ替えは必要？
定期的に水を入れ替えることがおすすめです。
ポンプなどで水を循環させている場合は、水の腐敗を防ぐ効果があります。
しかし、半永久的に汚れない水を循環させることは不可能なため、定期的に水を入れ替えることで美しいウォーターガーデンを保つことができるでしょう。
水の入れ替えは手間に感じるかもしれませんが、災害時の水として活用することも可能です。
定期的に水を入れ替えて、綺麗なウォーターガーデンを楽しみましょう。
まとめ
暑い日も増えてきた時期は、水の音や水辺でリフレッシュしたいと考える人もいますよね。
ウォーターガーデンは、自宅で手軽に水を楽しめるお庭を実現できます。
デザインも日本庭園のようなウォーターガーデンや南国リゾートを感じる壁泉などさまざまです。
噴水や水盤を取り入れて、数万円から楽しむこともできるウォーターガーデン。ぜひ、ご自宅のデザインに合わせて、ウォーターガーデンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
外構・建築関連の会社で15年の勤務後に独立、埼玉外構を設立。お客様に喜んで頂けるよう、リーズナブルなエクステリアプランをご提案しています。
