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外構工事トラブル

外構工事のトラブルを回避しよう!トラブル例と対策をご紹介

外構工事中は、トラブルなくスムーズに作業が進むことがいちばんです。

けれど「もしトラブルにあってしまったら?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は外構工事のトラブルについてまとめました。

トラブル例を事前に把握していると、トラブルの回避・早期解決のヒントになります。

ぜひ外構工事前は参考に、本記事をご覧くださいね。

外構工事のトラブル2種類

外構工事

外構工事の主なトラブルは2種類です。

  • 業者とのトラブル
  • 近隣住民とのトラブル

業者とのトラブルは、工事前の打ち合わせ〜工事終了後までトラブルになることがあります。

近隣住民とのトラブルは、工事中にトラブルになるケースが多いでしょう。

これから、業者とのトラブル事例・近隣住民とのトラブルの事例を紹介します。

トラブルの事例を事前に把握し、トラブルを未然に防ぎましょう

業者とのトラブル例

業者とのトラブルの事例を紹介します。

  • アフター保証がない
  • 見積り金額以上に請求される
  • 工期が伸びる
  • イメージが違う

アフター保証がない

工事終了後の保証がない場合のトラブルです。

多くの業者では、工事終了後に保証期間を設定しています。

保証期間中に不具合があった場合は、無料で修理やメンテナンスをおこないます。

けれど、保証期間が設定されてない場合や保証対象の事例が曖昧だった場合、修理してもらえなかったり、ケースによっては有償修理となったりトラブルになるケースがあります。

このようなトラブルを避けるために、打ち合わせでは以下のことに注意しましょう。

  • アフター保証がついているかどうか確認する
  • 保証期間や保証対象について十分に確認する
  • 業者との認識のづれがないように契約内容の不明点は必ず聞く

見積り金額以上に請求される

見積もり金額以上に請求をされてトラブルになるケースです。

工事中に「ここはこうしたほうがいい!」「ここには〇〇を使ったほうがいい!」と

見積もりに記載のない事柄を提案され、実際に施工されることで見積もり金額以上に請求されてしまうケースです。

善意で提案をしている場合でも見積書や契約書をよく見比べてから、提案を受けてください。

口約束・会話の延長で提案を受けてしまい、見積もり金額以上の請求がされてしまいます。

「見積書や契約書にない工事内容は断る」「もう一度見積もりをとってもらう」など、工事完了後に想定外の請求をされないよう注意しましょう。

工期が伸びる

工事期間が伸びてしまいトラブルになるケースもあります。

外構工事は、悪天候時の作業ができません。

そのため、余裕を持った工事スケジュールで作業を進めることがほとんです。

けれど、天候や近隣住民への配慮のため限られた時間で作業をする関係上、予定していたスケジュールより遅れてしまうケースがあります。

上記のような場合を除いた、業者の発注ミスによる大幅な遅延や契約書に期間の記載がないケースは工期の遅れによるトラブルになることがあります。

工事期間がはっきりしていないため業者のペースで工事が進んでしまい、「想定していた期間より工事が長くなってしまった」とトラブルに発展してしまいます。

契約時に工事期間の目安・遅れた場合の対処法など、あらかじめ確認しておくといいでしょう。

イメージが違う

「イメージが違う」と出来上がりに違和感を感じてしまうケースです。

事前にイメージを伝えていたのに、イメージ通りのデザインにならなかった場合トラブルにつながります。

業者と依頼者側のもつイメージの違いが、トラブルの原因です。

例えば、緑でも明るい緑色・暗い緑色・黄色みのある緑色・青っぽい緑色など、その人のもつ緑色の印象はさまざまです。

またカタログで見た商品イメージと実物の印象が異なるケースもあります。

フェンスの素材が思っていたより安く見えたり、住宅の外観と合わなかったりすることも考えられます。

イメージを伝える際は、できるだけ写真などを使い業者とイメージするデザインのギャップが少なくなる工夫をしてみましょう。

また、サンプルを取り寄せてもらうなど、現物に近いもので確認することもトラブルを回避できます。

近隣住民とのトラブル例

外構工事は外で行うため、近隣住民とトラブルになる例もあります。

  • 騒音
  • ゴミが迷惑
  • 境界線のフェンス設置
  • デザインが個性的すぎる

騒音

日中の工事は、騒音が気になる・うるさいといったクレームが近隣住民からくる場合があります。

工事によっては、大型の重機が入ったり大きな音を伴う作業をすることがあります。

騒音規制法があり夜間や早朝の工事は規制されています。

けれど近隣にお住まいの方には、夜勤明けの方や生まれて間もない赤ちゃんを育てる家庭、リモートワークの普及で平日昼間は自宅で仕事をされている方もいらっしゃるでしょう。

工事が始める前に、近隣住民の方への周知とニーズのヒアリングするなど可能な限り配慮しましょう。

ゴミの問題

作業中・後の埃やゴミで近隣住民に迷惑をかけてしまうケースです。

埃が舞いやすい地盤の工事や作業後のゴミの散乱が、トラブルになりやすいでしょう。

近隣住民へ粉塵が舞う工事の期間を事前に周知したり、ゴミを見かけたらすぐ片付けるなどの配慮しましょう。

境界線のフェンス設置

隣の家との境界線は、トラブルになりやすいポイントです。

フェンスを立てる場合は、自分の敷地内にフェンスを作る場合とお隣と共同で設置する場合があります。

お隣と共同で設置する場合は、設置時だけではなく、設置後修理が必要な場合もお隣との相談や承諾が必要になります。

また自分の敷地内にフェンスを建てた場合も、急に現れたフェンスに不快感をもたれる場合が想定されます。

設置したフェンスによって、日当たりが悪くなった・開放感を感じられなくなったなど、お隣からクレームが入るケースもあります。

境界線にフェンスを設置する際は、お隣に設置内容を伝えておきましょう。

デザインが個性的すぎる

デザインが個性すぎる場合、近隣住民よりクレームが来るかもしれません。

デザインにこだわりすぎ個性的な外観に仕上がった場合、周りの景観と合わないといった理由から近隣住民が不満を持つことがあります。

新興住宅地など景観を重視して、建築された住宅が立ち並んで知る地域は特に個性的すぎるデザイン・色使いはトラブルの元になってしまいます。

外構工事トラブル回避の対策

外構工事

業者や近隣住民とのトラブルの事例を紹介しました。

では、スムーズな外構工事・円満なご近所付き合いのためには、どんな対策や準備が必要でしょうか?

ここでは、トラブルを回避するためのポイントを解説します。

業者

業者とのトラブルを回避するポイントは以下の2つです。

  • 打ち合わせを十分に行う
  • 工事に立ち会う

打ち合わせを念入りにする

事前の打ち合わせは、納得ができるまで十分におこないましょう。

遠慮してしまい、不明点やわからないところを聞けなかったり「ちょっとイメージとズレてるかも」といった不安は、後々トラブルに発展しやすくなります。

遠慮せず、不明なことや疑問に思うこと、イメージの確認は、ご自身が納得できるまで確認するといいでしょう。

打ち合わせでは、工事内容・工期・保障内容なども明確にしておきましょう。

工事に立ち会う

工事が始まったら、工事に立ち会ってみましょう

工事期間中、ずっといることは現実的ではありません。けれど時間がある際は、工事が順調にスムーズにいっているか立ち会ってみてください。

  • 見積もりや契約内容以外のことをされていないか
  • イメージ図と工事内容はあっているか

など、現地で直接確認することで、トラブルを事前に回避できるでしょう。

また現地に立ち会った時には、工事に不安を抱えている近隣住民がいたら声をかけたり挨拶をしましょう。

近隣住民とのトラブルを未然に防ぐことも期待できます。

近隣住民

近隣住民は工事後も同じ地域で生活をし、顔を合わせる機会が続きます。

工事をきっかけに不仲にならないためにも、工事前の挨拶や説明が大切です。

  • 事前に挨拶をする
  • 丁寧な説明をする

事前に挨拶をする

工事が始まる前に、近隣住民へ挨拶をしましょう。

工事が始まると騒音や車両を駐車するため、近隣住民に少なからず不便を強いる場合があります。

何も知らされていないまま、騒音や工事車両の停車を見かけた場合、近隣住民の心情は穏やかではないでしょう。

事前にきちんと挨拶しておけば、工事に対して理解を示してくれます。

丁寧な説明をする

挨拶と同時に説明をしっかりしましょう。

  • 騒音が出やすい時間帯・スケジュールはいつなのか
  • 工事車両が多く出入りする時間帯や停車期間
  • フェンスやシンボルツリーによる日当たりの影響

外構工事により、近隣住民が心配にならないよう事前に説明しておくと、近隣住民も不安なく工事期間を過ごせるでしょう。

騒音も工事期間中であれば、仕方ないと一定期間は我慢ができるものです。

けれどいつまで我慢しつづればいいかわからないと、不満が溜まってしまい結果としてトラブルになってしまいます。

日当たりなど近隣に影響しそうなことも事前に話をしておくことで、住民も納得しやすくなります。

まとめ

外構工事

トラブルのないスムーズな外構工事をするために、トラブルの事例や回避するポイントを紹介しました。

トラブルの例

業者間

  • アフター保証がない
  • 見積り金額以上に請求される
  • 工期が伸びる
  • イメージが違う

近隣住民間

  • 騒音
  • ゴミの問題
  • 境界線のフェンス設置
  • デザインが個性的すぎる

トラブルを回避するポイント

業者間

  • 打ち合わせを十分に行う
  • 工事に立ち会う

近隣住民間

  • 事前に挨拶をする
  • 丁寧な説明をする

業者とは十分な打ち合わせと契約内容の把握、近隣住民には事前挨拶と説明をすることで、トラブルを未然に防ぎましょう。

外構工事のトラブルで、住みづらくなったり、快適に過ごせなくなったりしないように、今回の記事を参考にしてくださいね。

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