雨よけシェードはどんなものがある?選び方とは?
ベランダに洗濯物を干している時に急に雨が降って、洗濯物が濡れた。という経験がある人も多いのではないでしょうか?
「もし屋根があれば、洗濯物が濡れる前に慌てずに取り込めたかもしれない」と思うこともありませんか?
そこで今回は、雨よけシェードについて紹介します。
一般的にシェードは日除け対策として使われますが、撥水効果のあるシェードを使えば、雨よけとしても活用できます。どんな種類があるのか?使い方は?と気になる方は、ぜひ参考にご覧ください。
雨よけシェードとは?
雨よけシェードとは、防水や撥水効果のあるシェードのことです。
そもそもシェードとは、主に日除対策を目的に屋外に設置されます。
窓の上部から地面またはベランダやウッドデッキへ斜めに取り付けることで、日差しを遮り日陰を作ります。
そのため、夏の暑い日でも通気性を保ちながら、日差しや紫外線を遮断できることがメリットです。サンシェードと、呼ばれることもあります。日除け効果に加えて、防水や撥水機能のあるシェードを活用すれば、雨よけとしても活躍します。
シェードと似たような機能を持っているものに、オーニングがあります。カフェのテラス席の屋根に、いろとりどりのオーニングが備え付けられている風景を、イメージする人もいるのではないでしょうか?
オーニングも一般的には日除け対策として、設置されます。シェードは、オーニングと比べると取り付けしやすいタイプが多く、気軽に取り付けたい人や予算を抑えて日除け・雨よけしたい人に向いています。
雨よけシェードの種類と特徴
雨よけができるシェードにはどんな種類があるでしょうか?
ここでは、特徴と合わせて、3種類のシェードについて紹介します。シェードの選び方については、次の章で紹介しますが、目的や取り付け方法、機能性など、自身のライフスタイルにあったシェードを選ぶことでより快適に利用できます。
取り外し可能なシェード
シェードには、取り外し可能なタイプがあります。
「夏の期間だけ使用したい」「悪天候の際は簡単に取り外したい」など、シェードを取り外したい時がある場合は、手軽に取り付けられ取り外しも可能なシェードがおすすめです。
取り外し可能なシェードは、手洗いができるタイプのものもあり清潔に利用できる点もメリットです。取り付け方法は、専用の金具をサッシに取り付けて、シェードを固定します。ペグやマルチウエイトを使えば、お庭までシェードを広げて利用することも可能でしょう。
固定式シェード
手軽に取り外しができるシェードの他に、窓枠に固定し利用するシェードもあります。
固定式シェードは、あらかじめ窓上部にボックスを設置し、デッキなどに金具を取り付けておきます。ボックスの中には、シェードが収納されていて、シェードが必要な時に引っ張り出し、不要の際はボックスの中に収納します。
取り付け可能なシェードに比べて、シェード部分の出し入れが簡単です。
一方でボックスや金具をしっかりと取り付ける必要があるため、工事費用がかかるケースもあります。また、一度取り付けた部品は簡単に取り外せないため、日の入り方や利用したい目的によって、慎重に設置場所やシェードの大きさを決めることが大切です。
パーゴラ用シェード
一般的なシェードは屋外に斜めに取り付けますが、パーゴラと呼ばれる木材などで組み立てた棚にシェードをつけるタイプがあります。
パーゴラはつる性の植物を巻きつけて、ガーデニングのデザイン性を高めるものとしても活用されます。最近では、住宅のデザインのアクセントに取り入れられることもあります。そのパーゴラの屋根部分に、シェードを取り付けることで、屋根付きテラスのような見た目になります。
シェードの下には広い空間ができるため、椅子やテーブルを設置しお庭を見ながらゆったりとした時間を過ごせることがメリットです。
雨よけシェードの選び方
雨よけ対策にもシェードが活躍しますが、自分に合うシェードは一体どれか?悩む人もいるでしょう。
ホームセンターやインターネットにはたくさんの種類・デザインのシェードが売られています。次に紹介するポイントをチェックし、自宅や自身に合うシェードを選んでみてください。
サイズ
まずは、大きさをチェックしましょう。ベランダや窓枠など、設置場所に合わせてシェードの大きさを選んでみてください。窓のサイズにぴったりの大きさのシェードを選ぶと、日差しの向きによっては、日除け・雨よけ効果を得られないこともあります。そのため、やや大きめサイズがおすすめです。
材質
一般的なシェードは、日除けを目的としているため、紫外線カット率や遮光率などを重視しますが、雨よけとしてシェードを利用したい場合は、雨天でも利用可能な材質や耐久性にも注目しましょう。
例えば、TAKASHOで取り扱っているこちらの製品は、雨よけシェードとして、耐水性能が高く、サビなどに強い金具を使用しています。材質や機能を確認し、撥水効果の高いシェードを選べばより雨よけとして安心して利用できます。
デザイン
自宅の外観にマッチしたデザインがおすすめです。シンプルな色合いのシェードが多いですが、自宅の外観やテイストに合わせて、色を決めることでよりデザイン性が高まるでしょう。また、ライフスタイルや地域の天候によって、どんなタイプのシェードが適しているか考慮することがおすすめです。
シーズンごとに取り付けることが面倒と感じる方は、固定式タイプが快適に使えます。一方で、「一定期間だけ利用したい」「悪天候の際は取り外したい」ときは、取り外しができるシェードを利用するなどシェードの使う頻度や地域の気候によって、シェードのタイプを考えてみましょう。
雨よけシェードの設置方法
雨よけ効果もあるシェードを設置する方法は、2つあります。自身で取り付ける場合と業者に依頼する場合です。
DIY設置ガイド
取り外し可能なタイプは、DIYで設置が可能です。付属の部品をサッシに取り付け、ペグやウエイトを使って、地面に固定します。または、ベランダの柵に紐をくくりつけることで、簡単に固定できます。
上部に取り付ける部品は、ネジなどで固定するためサッシに傷がつくことがあります。物干し竿へ取り付けるタイプのフックもあり、傷をつけたくない場合はフックの種類を工夫することで、より簡単に取り付けられる可能性があります。
プロフェッショナルによる設置
固定式やパーゴラタイプのシャードは、しっかりとした設置が必要です。そのため、業者に依頼することがおすすめです。パーゴラタイプは、基礎工事が必要なケースもあります。倒壊や破損などのリスクを考えると、専門業者にしっかりと取り付けてもらうことで安心して利用できます。
設置したいシェードのタイプやデザインが決まったら、複数の業者から見積もりを取得がおすすめです。費用を比べられることが主なメリットで、さらに業者との相性をチェックするためにも、複数業者を見比べて信頼できる業者を選びましょう。
メンテナンスとケア
シェードを利用すると、ベランダや窓を覆うため、見た目にもインパクトがあります。しかし、シェードが汚れていた場合、住宅の外観の美しさを損なうこともあるでしょう。シェードを長く利用するためにも、定期的なメンテナンスがおすすめです。
軽い汚れであれば、水で濡らした布で表面の汚れを拭き取りましょう。落ちにくい汚れは、洗剤などを溶かした水でこすり洗いすることもあります。材質や汚れの種類によって、利用する洗剤は確認しましょう。
撥水機能が低下したと感じる場合は、撥水スプレーをすることで効果が戻ることもありますが、シェード材質をよく確認した上で使用してください。メンテナンス方法は、設置したシェードの説明書や業者に詳しく聞いておくことがおすすめです。
雨よけシェードの活用アイデア
雨よけシェードを設置すると、雨の心配を軽減しながら屋外で過ごすきっかけができます。
例えば、パーゴラにシェードを取り付けるとガーデニングやダイニングエリアとして、広い空間を楽しめます。
シェードを広げることで、子供たちが安心して遊べる場所にもなります。ベランダなどは、転落のリスクがあるためおすすめできませんが、お庭などにシェードを設置しレジャーシートを敷くと、ピクニックやキャンプ気分で遊べるでしょう。
洗濯物の雨よけ以外にも、撥水効果のある雨よけシェードを活用すると屋外活動の幅が広がります。
まとめ
一般的にベランダやお庭につけられるシェードは日除け対策を目的にしていますが、雨よけとしての効果もプラスすることで、急な天候の変化にも慌てずに対応できます。
固定式や取り外し可能なタイプなど、自身の使い方に合わせて選ぶことがポイントです。シャードのサイズは、やや大きめを選ぶことがおすすめです。日差しの向きによって日除けの効果が得られない状態を避けるためにも、大きめを選んでおくことで、日除けや雨よけとして効果を得られます。
固定式やパーゴラタイプシェードをご検討の方は、専門業者へ依頼することがおすすめです。しっかりと取り付けることが重要なため、専門業者が対応することで安心して利用できます。シェードの取り付けについて、どんなタイプがいいのか?設置依頼できる?などのご質問はお気軽にお問合せください。
外構・建築関連の会社で15年の勤務後に独立、埼玉外構を設立。お客様に喜んで頂けるよう、リーズナブルなエクステリアプランをご提案しています。