目隠しフェンスはDIYできる!方法や注意点を解説!
玄関前や浴室前などの、人目が気になる部分だけを隠せる「目隠しフェンス」。自分で設置できたら費用も抑えられるので、できればDIYしたいですよね。
目隠しフェンスは手順に沿って作業を進めれば、初心者でもDIYすることができます!
今回は、目隠しフェンスを設置する方法と注意点を説明します。必要な道具や手順に目を通してみて、DIYができそうなのか判断しましょう!
目隠しフェンスをDIYするときに必要な道具と購入方法
目隠しフェンスをDIYするとき、据え置きタイプのものであれば道具は必要ありません。対して、しっかりと地面に埋め込むタイプの場合は準備する道具が意外と多いので、ここでは必要な道具を確認してみましょう。
目隠しフェンスのDIYに必要な道具
目隠しフェンスをDIYするときに必要な道具は以下の9つです。
- 砂利
- モルタル
- シャベル
- 水平器
- 水引糸
- バケツ
- コテまたはハケ
- 養生テープ
- メジャー
これらの道具は、すべてホームセンターで揃えることができます。フェンスを設置するだけなのに、必要な道具が以外と多くて驚きますよね。
とくにあまり使うことのない水平器にお金をかけるのは、もったいない気がするかもしれません。しかし、水平器で水平をとっていないと、フェンスが傾いて見栄えが悪くなってしまう可能性があります。
水平器は1,000円前後で購入できるので、必ず購入してください!
目隠しフェンス本体を購入する方法
目隠しフェンス本体は、ECサイトやエクステリアメーカーから購入することができます。重量があるので送料がかかることもありますが、送料無料のショップもあるので、まずはサイト内で検索してみましょう。
「目隠し フェンス」「フェンス DIY」などの単語を入れて検索したら、DIY用のフェンスが結果表示されます。
目隠しフェンスを設置するときの注意点
必要な道具を確認できたら、設置するときの注意点を頭にいれておきましょう。
据え置き型のフェンスは風が強い場所には向いていない
道具が必要ない据え置き型のフェンスですが、沿岸部や山間部などの風が強い地域には適していません。突風が吹いたときに倒れたり、飛ばされたりする可能性があるからです。
そのため風が強い地域に住んでいる方は、埋め込み式の目隠しフェンスを設置してください。据え置き型のフェンスが適しているのは、花壇周りや庭と駐車場の仕切り、ペットの脱走防止などです。
背の高いフェンスはDIYするのが難しい
人目を完全に遮断できるほど高さのあるフェンスを設置したいときには、業者に依頼しましょう。
背の高いフェンスは安定を保つために、地中に埋め込む支柱の長さが「30〜50cm」ほどになります。単に埋め込むだけではなく、基礎ブロックを埋め込む作業が必要になるため、素人が設置することは困難です。
そのため、150〜200cmの背の高いフェンスを設置したい方は、まずはエクステリア業者に相談してみてくださいね。
目隠しフェンスのDIYの手順
必要な道具と注意事項の確認ができたので、いよいよ手順を説明していきます。大まかな流れは、基礎石を地中に埋める→フェンスを設置→固定です。
では、詳しく見ていきましょう。
基礎石を地面に埋める
まずはフェンスの支柱を立てる部分に、基礎石を埋めるための穴をシャベルで掘ります。少し大変ですが、穴は少し大きめに掘っておくと調整がしやすくなります。
掘った穴に基礎石を仮置きして、設置位置の最終確認をしてください。設置位置に問題なければ、水平器を使って基礎石の水平をとります。
このときに水平を測れていないと設置後にフェンスが傾いてしまうので、きちんと水平になっているか確認しておきましょう。しっかりと水平をとれたら、基礎石の高さに合わせて水糸を張ります。
ここでも水平器を使って、水糸が水平になっているかを確認しておきましょう。水平をとれたら、水糸の高さに合わせて、もう一つの基礎石をここまでと同じ手順で埋めていきます。
基礎石の周りに土をかぶせるときには、押し込むようにしてしっかりと土を固めてください。だいたい基礎石の天面近くまで土をかぶせたら、OKです!
このまま基礎石を土に埋めるだけでも問題ありませんが、より強度を出したい方は土にモルタルを流し込んで固めておきましょう。
モルタルを流し込む場合は、モルタルが固まってから次の作業に移ってください。モルタルが完全に硬化するまでには、24時間程度かかります。
基礎石に砂利を入れて高さを調整する
基礎石をしっかりと固定したら、基礎石のなかに砂利を入れて高さを調整します。基礎石の天面から砂利までの高さが「30cm」になるように、メジャーで測りながら砂利を入れてください。
フェンスを差し込んで水平を確認する
基礎石内の高さが30cmに調整できたら、いよいよフェンスを設置します!基礎石にフェンスの支柱を差し込み、水平器を使って水平を確認してみましょう。
水平が確認できたら、フェンスを連結ボルトで固定します。連結ボルトは別売りになっていることがあるので、フェンスの付属品も購入時に確認しておきましょう。
基礎石の隙間にモルタルを入れる
フェンスが固定できたら、基礎石の中にモルタルを入れて支柱を固めます。このとき基礎石内に隙間ができないように、棒でつつきながら入れてください。
基礎石内に隙間ができていなことを確認したら、天面部分が平になるようにコテを使ってモルタルを整えます。
最後に水に濡らしたハケや布を使い、フェンスの支柱に付着したモルタルを拭き取っておきましょう。
ここまでが、目隠しフェンス設置のDIY手順です!スムーズに作業を進められたら、数時間で設置することができます。
目隠しフェンスは初心者でもDIYできる!
今回は目隠しフェンスに必要な道具や注意点、作業の流れを説明しました。
「難しい」と感じましたか?それとも「これならできそう」と思いましたか?揃える道具も多く、文章にすると難しく感じますが、一般的な目隠しフェンスであれば初心者でもDIYできます。
費用を抑えて目隠しフェンスを設置したいと考えているのなら、DIYにチャレンジしてみてください!
外構・建築関連の会社で15年の勤務後に独立、埼玉外構を設立。お客様に喜んで頂けるよう、リーズナブルなエクステリアプランをご提案しています。