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レンガを使って玄関アプローチをDIY!詳しいやり方を解説

ガーデン風のアプローチ、憧れますよね。けれど「費用がかかるから」と、諦めている方も多いのではないでしょうか。

レンガを使えば、初めての方でもガーデン風のアプローチをDIYすることができます。もちろん費用も抑えられます!

今回は、レンガを使ったアプローチのDIYの手順を詳しく説明していきます。
「アプローチをリフォームしたい」「ガーデン風にしたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください!

玄関アプローチをレンガにするために必要な道具

DIYの手順を説明するまえに、まずは必要な道具を確認しておきましょう。

  • レンガ
  • 川砂または珪砂
  • モルタル(縁石をする場合)
  • 目地砂
  • 転圧機またはタンパー
  • 防草シート
  • U字ピン
  • レンガタガネ
  • トンカチ
  • シャベル
  • 水平器

これらの道具はすべて、ホームセンターやネット通販で購入できます。

転圧機は地面を平らに整地する際に使いますが、購入となると1〜2万円程度はかかり、レンタルでも1日1,000〜4,000円ほどかかります

購入するには高額すぎますし、レンタルしに行く手間もかかるので、広範囲でなければ「タンパー」で十分です。タンパーはホームセンターで3,000〜5,000円程度で購入することができます。

玄関アプローチをレンガにする前の下準備

アプローチのDIYで大切な工程。それが整地をはじめとした、下準備です。
下準備によってDIYの仕上がりに大きな差がでます。

ここでは、レンガを敷く前の下準備の手順を説明します。

地面を整地する

まずは地面を整地します。
雑草が生えていたり石やゴミが落ちていたりしたら、すべて取り除いてください。

ここで、一つ確認しておきたいことがあります。それが「水はけ」です。
地面の水はけが悪い場合には、コンクリート下地が必要になる可能性があります。コンクリート下地のDIYは初心者には難しいので、業者に相談してみてください。

地面に問題がなければ、地面を掘っていきます。
掘る深さは「レンガの厚み+下地分」なので、レンガがの厚みが5cmだとしたら10cmの深さに掘りましょう

地面を掘ったら、全体が平らになるように転圧していきます。
転圧機を使えば作業がスムーズですが、先述したようにアプローチ部分のみの狭い範囲であれば、タンパーで十分です。

防草シートを敷く

地面が平らになったら、レンガの隙間から雑草が生えてこないように防草シートを敷いていきます。
防草シートを敷いておけば手入れが楽になるので、ここで一手間かけておきましょう。

防草シートの選び方や敷き方は、こちらの記事を参考にしてください。

 

敷き砂をする

防草シートを敷いたら、その上に「敷き砂」をしていきます。
玄関アプローチの高さに砂がくるように敷き砂をしたら、全体が平らになるように、もう一度転圧をしてください。

転圧をしながら、アプローチの高さと敷き砂の高さを調整しておきましょう

縁石をしておく

初心者がDIYをするときには、レンガを敷く前に「縁石」を作っておきましょう。
レンガを敷く範囲を1cm単位でしっかりと測り、両端にレンガを並べてモルタルで固定しておきます。

※敷く範囲がアバウトな場合には縁石は不要なので、レンガの敷き方によって手順を変更してください。また、縁石をしない場合にはモルタルは不要です。

玄関アプローチをレンガにする手順

地面の下準備が終わったら、いよいよレンガを敷いていきます。

レンガを好きな大きさに割る

まずは「レンガタガネ」という道具を使って、レンガを好きな大きさに割ります。
レンガを割る部分に鉛筆で印を入れ、そこにレンガタガネを当ててトンカチで少しずつ打ってください。

初めは力加減が少し難しいかもしれませんが、コツを掴めば簡単に割れるようになります。

レンガを敷く

いよいよDIYのメイン。レンガを敷いていきます。まずはどんな並べ方にするのかを決めましょう。
レンガの敷き方には「パターン」といって、以下のようなものがあります。

  • ランニングボンド
  • ヘリンボーン
  • バスケットウィーブ

パターンについての詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてください。

【レンガでお庭をイメージチェンジ!】レンガ敷きのパターン

パターンを決めたら、その形になるようにレンガを並べていきます。
初心者におすすめなのは、レンガを横一列に並べる「ランニングボンド」です。

高低差を確認する

好きなパターンにレンガを敷いたら、高低差を確認します。
水平器を使い、隣同士のレンガの高さが揃っているかをしっかり確認しておきましょう。

高低差ができてしまうと、デコボコして歩きづらくなったり、つまずきやすくなったりして危険です
少し手間に感じるかもしれませんが、高低差は必ず確認してください。

レンガに目地砂を入れる

高低差ができていなことを確認できたら、目地砂を入れていきます。
レンガが動かないように注意しながら、隙間に目地砂を入れましょう。

一般的な目地砂は「川砂」ですが、おしゃれにしたいのなら「珪砂(けいしゃ)」がおすすめです!
目地の色が白くなるので、仕上がりが明るいイメージになります。

珪砂は白色だけではなく、ピンクやイエローなどポップな色もあるので、庭のイメージや好みに合わせて選んでみてください。

水まきをして完成!

目地砂をまいたらレンガが動かないようにホウキを使って砂を掃き、レンガの隙間に砂を埋めていきます。
砂の量が不十分だとレンガが動いてしまうので、砂が目地上まで埋まっていることを確認しながら掃いてください

砂が足りなければ、ここで足しておきましょう。目地上まで砂が埋まったら、レンガ全体に水をまいてください。水をまくことによって、砂とレンガが固まります。

水まきができたら、作業完了です!

まとめ

レンガを使ったアプローチは、手順さえ守れば初心者でも簡単にDIYできます。
DIYすれば業者に依頼するよりも、費用をかなり抑えることができることもうれしいポイントです。

レンガは劣化しやすい素材ですが、苔が生えたり少し欠けたりと、経年劣化していく様子を楽しむことができる奥深い素材でもあります。

自分でDIYしたのなら、なおさら愛着がわきそうですよね。
この記事を参考に、ぜひアプローチをレンガにDIYしてみてください!

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