新築の外構は実際いくらかかる?当社の見積5件で見る費用の中身【埼玉】
「新築の外構は、実際いくらかかるのか」。埼玉県三芳町の外構会社・埼玉外構が直近1年に完工した工事を並べると、金額の中央値は税込200万円前後で、300万円を超える工事もおよそ3割あります。駐車場の土間コンクリートを軸に、門まわり・建物まわりの砂利・フェンス・カーポートなどを組み合わせた外構は、この記事で取り上げる当社の見積5件では税込213万〜467万円でした。金額を大きく動かすのは、土間コンクリートの面積、カーポートの有無、目隠しと境界の長さの3つです。
この記事では、見積書5件の中身と、2026年8月以降にお受けした初回相談29組の打合せ記録をもとに、金額の決まり方、希望の予算と見積が離れたときの削り方、他社の見積と比べる所をまとめます。金額は見積書の税込の合計を万円に丸め、明細は税別の金額を税込に換算しています。
新築の外構は実際いくらかかる?当社の完工工事で見た分布
中央値は税込200万円前後です。当社が2025年8月から2026年7月までの1年に完工した工事の契約金額を税込に換算して並べると、半数近くが200万円以上で、300万円を超える工事がおよそ3割でした。金額の小さな工事も含めた数字で、新築の外構だけの分布ではありません。
検索で出てくる全国向けの相場表は幅が広く、平均の数字も、どの工事を数えたかで変わります。自分の敷地に当てはめるには「何が入っていくらか」を見る方が早いので、次に当社の見積5件の中身を並べます。
見積5件で見る、金額ごとに入っているもの
200万円台は何かを外し、300万円台で門まわりとデッキまで入り、400万円台で境界を長く回すかカーポートが入ります。5件とも2026年7〜10月に当社が発行した見積で、金額は税込です(1件は道路際にあった既存のコンクリートを壊して打ち直す工事を含みます)。
| 総額(税込) | 中身(金額は税込換算) |
|---|---|
| 約213万円 土間33.5㎡(約73万円) |
入っているもの:タイル貼りのアプローチ兼駐車スペース14.3㎡(約54万円)、高さ1.6mの目隠しフェンス約11m(約60万円)、仮設・諸経費(約26万円) 入っていないもの:門柱・ポスト、植栽、建物まわりの砂利 |
| 約247万円 土間18.3㎡(約43万円) |
入っているもの:玄関ポーチの平板(約18万円)、宅配ボックス付きの機能門柱・表札・アルミ枕木7本(約39万円)、高木3本と下草(約26万円)、照明7灯と電気工事(約37万円)、物置(約13万円)、建物まわりの砂利と花壇の縁石(約26万円)、駐輪場の土間とフェンス・立水栓とガーデンシンク(約19万円)、仮設・諸経費(約26万円) 入っていないもの:カーポート、目隠しフェンス |
| 約340万円 土間50.6㎡(約108万円) |
入っているもの:タイル貼りの門袖壁(約35万円)、緑化ボーダーと乱形石のアプローチ(約30万円)、ポスト・表札・千本格子(約24万円)、樹脂の目隠しフェンス(約31万円)、人工木のデッキ(約21万円)、上下式のポール5本(約24万円)、照明(約14万円)、植栽1本(約6万円)、建物まわりの砂利(約12万円)、仮設・諸経費(約34万円) 入っていないもの:カーポート(見積では数量0で別途) |
| 約427万円 土間51.0㎡(約108万円) |
入っているもの:境界の重量ブロック約26mと化粧ブロック12.5m(約80万円)、縦スリットのフェンス12.5mとメッシュフェンス約26m(約57万円)、宅配ボックス付きポスト・門柱スタンド・表札・目隠しの縦格子3枚(約61万円)、乱形石のアプローチ4.5㎡(約24万円)、建物まわりの砂利36.6㎡(約28万円)、植栽(約13万円)、照明(約16万円)、仮設・諸経費(約41万円) 入っていないもの:カーポート、デッキ |
| 約467万円 土間67.7㎡(約151万円) |
入っているもの:2台用カーポート一式(梁を延長した本体約108万円、組立約61万円、人感センサー付きダウンライト6か所約20万円、袖パネル・表札・ポスト約22万円、電気工事約9万円、建築確認申請の代行約23万円)、建物まわりの砂利(約9万円)、カーポート基礎の掘削(約11万円)、既存土間の解体(約2万円)、仮設・諸経費(約51万円) 入っていないもの:門袖壁、目隠しフェンス、植栽 |
200万円台の2件は、どちらも何かを外しています。213万円の例は目隠しフェンスを優先し、門柱と植栽を入れていません。247万円の例は車1台分の土間ですが、門まわり・植栽・照明・物置までひと通り入れたため、1台分でも250万円近くでした。300万円台の例は車2台分の土間を含む約50㎡に、門袖壁・目隠し・デッキ・照明が入ります。400万円台の2件には、境界のブロックとフェンスを長く回したものと、2台用のカーポートを入れたものがあります。
金額を決める3つの要素は何?
一つ目は土間コンクリートの面積です。当社の見積では、掘削・残土処分・型枠を含めて1㎡あたり税込2万円台前半で、車2台分を含む約50㎡なら約108万円です。明細を項目ごとに見ると、5件とも土間コンクリートが最も金額の大きい項目でした。
二つ目はカーポートです。製品と大きさで幅があり、2台用は製品・施工・確認申請を含めて100万円前後と打合せで目安を示した例があります。見積では、2台用で梁を延長する製品に照明・組立・建築確認申請の代行まで含めて約243万円の例があります。屋根の面積が10㎡を超えるカーポートは建築確認申請の対象で、防火地域・準防火地域では10㎡以下でも必要です。打合せでは申請の費用20万〜30万円、許可まで3〜4か月と説明しています。
三つ目は目隠しと境界の長さです。高さ1.6mの目隠しフェンス約11mで約60万円、境界の重量ブロック約26mと化粧ブロック12.5mで約80万円に、その上のフェンス2種で約57万円という例があります。打合せでは、目隠しフェンスの本体は1枚あたり約3万〜4万円強で、隙間のあるタイプが安く、ルーバーやラッピングの仕様は高い、と説明した例があります。
そのほかに動く項目は、門柱・照明・植栽・砂利です。門柱は造作の門袖壁で約35万円の例があり、打合せでは機能門柱は10万円前後、宅配ボックス付きの一体型ポストは約13万円と説明しています。照明は約14万〜37万円、植栽は1本で6万〜13万円(高木3本で約26万円)、建物まわりの砂利と防草シートは15〜37㎡で12万〜28万円でした。敷地に高低差があると、打合せで、土留めと階段を足すと30万〜40万円増える見込みと説明した例があり、隣地より80〜90cm高い敷地の鉄筋コンクリートの擁壁は最低100万円程度と説明しています。メーカーの価格改定(2026年は10月)も見積に反映されます。
希望の予算と見積が離れたら、何から削る?
削り方は3つで、効き目が大きいのは面積、次に後回しにできるもの、最後に仕上げです。初回相談29組のうち、最初に口にした予算が200万円以下だった方が13組、200万円前後から300万円が6組、300万円以上が7組でした(3組は金額の発言なし)。当社は最初のプランを希望を全部入れて作るので、最初の見積が予算を上回ることがあります。希望100万円に対して約247万円、希望150万円に対して初回の概算が約316万円、当初約200万円に対して約280万円、目標300万円に対して約459万円という例です。
当社が打合せで提案している削り方は、次の3つです。一つ目は面積を減らすことです。打合せでは、資材のグレードを下げても削れるのは1割程度で見た目が大きく変わるので、駐車場を3台分から2台分に縮める方が効く、と説明した例があります。タイヤが乗る所だけコンクリートにして残りを砂利にする方法も、同じ考えです。二つ目は、後から足せるものを後に回すことです。目隠しフェンスは隣家の建ち方を見てから、照明・立水栓・宅配ボックスは住んでから、カーポートは確認申請の要らない大きさのサイクルポートに、という整理です。三つ目は仕上げを替えることです。石張りや乱形石をコンクリートと植栽に、人工芝は下地まで当社が施工してお客様が貼る、といった形です。
この順で見直した例では、約280万円の見積から引き戸を開き門扉に替え、目隠しと照明を見送って210万円を目標に再見積にした件や、459万円の見積からカーポートをサイクルポートに替え、コンクリートを減らし、芝の工法を変えて約395万円まで下げる試算をした件があります。
いくらが適正?他社の見積と比べる所
総額だけでは適正かどうかは分かりません。同じ「土間コンクリート」でも、完成後には見えなくなる下地で中身が違うからです。当社は天然砕石C-40を10cm転圧し、ワイヤーメッシュを入れてコンクリート10cmを打つ仕様を見積の明細に書いています。再生砕石(RC-40)は不純物が混ざって締まりにくく、施工後1週間から1か月で大きなひびが入った例を打合せで説明しています。厚みを5cmや7cmで打つ業者もある、と打合せで説明しているので、「厚100mm(10cm)」としか書かれていない見積は、砕石の種類と厚みを聞いてください。
比べるときにそろえる項目は、ほかに5つあります。土間が「一式」ではなく㎡数と単価で書かれているか。掘削・残土処分・型枠・諸経費が同じ項目として入っているか。カーポートの確認申請の費用が入っているか(入っていない見積を持ち込まれた例があります)。メーカー品の掛け率はどうか(当社は定価から5割前後引いて見積に入れている例を説明しています)。防草シートの品番は何か(当社は厚手のザバーン240)。どれも聞いて確かめられる項目です。
保証も比べる所です。当社の施工保証は最長10年で、構造物は10年、土間コンクリートは5年、ブロック塀などは3年、フェンス・カーポートなどは2年です(2026年10月15日以降の契約)。土間については、幅0.5mm以下で段差・沈下を伴わない亀裂、乾燥伸縮・温度変化による使用上支障のない亀裂・隙間、色むら・白華は免責です。詳しくは保証・アフターのページと、下地の考え方をまとめた品質のページにあります。
予算はどう伝えると、見積がぶれない?
最初の打合せで伝えていただきたいのは、予算の上限と、優先するもの・後回しでよいものです。打合せでは「駐車場の土間と門柱は必須、目隠しは住んでから」「カーポートは価格次第」のように分けていただくと、見積を項目ごとに分け、後から外せる形で作れます。当社は見積を「一式」にせず、土間・カーポート・デッキなどを分けて金額を出し、ブロックとフェンスを「あり・なし」の2パターンで出すこともあります。
ハウスメーカーや分譲会社の施工範囲も先に確かめてください。初回相談29組のうち8組で、玄関ポーチ・階段・立水栓・門柱・外周のブロックのどれかが建物側の工事に入っていて、外構の見積に何が残るかで総額が変わります。見積の作成には2〜3週間かかり、打合せでは、プランの修正は1回まで無料と説明しています。予算を外して希望を全部入れたプランを先に見て、そこから削っていく進め方を勧めています。流れと支払い(着工前に半金、完了後に半金)は工事の流れのページにあります。
予算帯で見る施工事例


施工事例のページには予算の欄があります。自分の予算に近い事例から、何が入っているかを見比べてください。施工事例の一覧
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100万円でどこまで入るかは外構100万円の記事、ガレージを建てる場合の金額はガレージの相場の記事にまとめています。複数の会社の見積を並べるときは相見積もりのやり方、ハウスメーカーの提携業者と専門業者のどちらに頼むかは新築の外構はどこに頼む?、契約前に確かめる所は外構工事の契約書で確かめることをご覧ください。
LINEで相談するときは、予算の上限、希望する工事、引き渡しの予定日を書いていただくと話が早く進みます。打合せは現地かオンラインで行い、予算と希望に応じたプランと見積を出しています。
この記事について
埼玉外構がお客様と実際に行った打合せの議事録をもとに書いています(2026年8月1日〜11月2日、予算が話題に出た初回相談29組と、プラン提示後の打合せ11回)。5件の金額は2026年7〜10月に当社が発行した見積書で確かめ、税込に換算して万円単位に丸めています。金額の分布は、2025年8月〜2026年7月に完工した工事の契約金額を税込に換算したものです。写真は当社の施工事例で、本文で紹介した相談とは別の現場です。お客様が特定できる情報は載せていません。

