外構BLOG

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外構の相見積もりのやり方|頼む社数・伝え方・内訳での比べ方

外構の相見積もりは、2〜3社に同じ条件(建物の図面・予算・希望する工事)で頼み、届いた見積もりを総額ではなく内訳で比べるのが基本のやり方です。相見積もりであることは、依頼するときに各社へ伝えてかまいません。

埼玉県三芳町の外構会社・埼玉外構が、見積もりをつくる側から見た頼み方と比べ方をまとめました。

相見積もりの頼み方(依頼の文例)

各社に同じ条件を伝えると、届いた見積もりを比べやすくなります。伝えるのは、建物の図面(配置図や平面図)、予算、希望する工事(駐車場の台数、門まわり、フェンスを付ける範囲など)、工事の時期です。見積もりは「一式」ではなく、項目ごとの数量と単価が分かる形で出してもらいます。

新築の外構工事の見積もりをお願いします。
建物の配置図と平面図をお送りします。
予算は◯万円までで、駐車場2台分の土間コンクリート、門柱、道路側のフェンスを希望しています。
引き渡しは◯月の予定です。
ほかの会社にも見積もりをお願いしています。項目ごとの数量と単価が分かる形でいただけると助かります。

同じ条件で頼んでも、提案の配置や数量は会社によって違うことがあります。見積もりが届いたら、工事範囲・数量・仕様の違いを確かめてから比べます。

外構相見積もりのやり方と社数の目安

相見積もりを依頼する社数は「2社から3社」が目安

比べる会社を増やしすぎると、各社の提案を見比べる時間が足りなくなります。まずは2〜3社を目安にします。

例えば5社以上に頼むと、見積書ごとの仕様の違いを確かめきれず、合計金額だけで選ぶことになりかねません。

一括見積もりサイトのデメリットと、専門業者へ直接相談するメリット

便利な一括サイトですが、成約した業者が運営会社に手数料を払う仕組みのサイトもあります。

外構の専門業者に直接相談すれば、こうした手数料はかかりません。

外構見積もりの依頼時に必要なものと打合せの注意点

見積もりを作るには、敷地の図面や建物の配置図・平面図・立面図など、現場の状況が分かる資料が要ります。図面があれば、敷地と建物の位置関係をもとに見積もりを作れますが、図面に書かれていない高低差や地中の状況は、現地で確かめる必要がある場合があります。

相見積もりの比較ポイントと、そろえる5つの条件

見積もりは、同じ項目どうしを見比べます。金額の差がどこから来ているかは、総額からは分からないためです。その前に、税込か税抜か、工事範囲、数量、仕様、別途費用の5つをそろえておくと、どの項目で差が出ているかが見えてきます。

比べるときは、次のような表に各社の内容を書き出すと、条件がそろっていない所が分かります。

比べるもの A社 B社 確認する質問
駐車場(土間) 面積・厚み・下地 面積・厚み・下地 数量と仕様は同じか
フェンス 型番・高さ・長さ 型番・高さ・長さ 基礎などは含むか
門まわり 商品名・型番 商品名・型番 同じ商品か、別の商品か
別途費用 書かれている内容 書かれている内容 どんな条件で追加になるか
税・諸経費 税込か税抜か 税込か税抜か 諸経費に何が含まれるか

カーポートを付けるなら、申請費が見積もりに入っているかも確かめます。カーポートは建築確認申請が要る場合があり、確認を受ける義務は建築主(施主)にあるためです。

項目名だけでは分からない仕様の差を確かめる

一見同じように見える見積書でも、駐車場の下地(砕石の種類と厚み、ワイヤーメッシュの有無)のように、完成後には見えなくなる項目で差が出ることがあります。当社は、路盤にバージン砕石C-40を10cm敷いて転圧し、ワイヤーメッシュ入りのコンクリートを10cm打つのを基本にしていて、標準仕様を公開しています。

数量や単価が書かれていると、工事範囲や金額の根拠を確認しやすくなります。「一式」の項目も、含まれる作業、数量、追加費用が発生する条件を説明してもらいましょう。

【表1:見積もりの書き方と、確かめたいこと】

見積もりの書き方 足りない情報 業者に聞くこと
「土間コンクリート 一式」 面積、厚み、下地の砕石の種類と厚み 「何㎡で、厚みと下地は何cmですか」
「フェンス 一式」 商品名・型番、高さ、長さ、基礎の有無 「型番と長さを教えてください。基礎は含まれますか」
「残土処分 一式」 処分する土の量(㎥)と単価 「何㎥を見込んでいますか。増えたらどうなりますか」
「諸経費」 含まれる内容 「諸経費には何が含まれますか」

合計金額だけで選ぶと、仕様の違いに気づかないまま決めてしまうことがあります。すべての項目が具体的に書かれていれば、契約前に工事の中身を確かめられます。

使用部材のメーカー名と型番が明記されているか確認する

フェンスやカーポートは、見た目が似ていてもメーカーや型番によって、耐風圧性能などの仕様が違います。

使う部材の商品と型番がそろっているかを確かめてから、価格を比べます。

型番が書かれていないと、どの商品が入るのかを契約前に確かめられません。

アフターフォローや工事保証の有無を比較対象に含める

外構は、完成したあとに不具合が出たときの対応も比べる項目です。

保証の範囲や期間が書面に無いと、不具合が出たときの直し方や費用の負担を、あとから話し合うことになります。

契約前に、保証の範囲と期間、不具合が出たときの連絡先と対応を書面で確認しておきましょう。

見積もり後の打合せで確かめること

相見積もりは、価格を比べるだけでなく、各社の提案を聞いて希望を整理する機会でもあります。

優先順位の伝え方で見積もりの納得感を高める方法

「これだけは譲れない」という軸を明確に伝えることで、限られた予算をどこにかけるかを判断しやすくなります。

例えば、防犯は譲れないが庭の装飾は後回しにするなど、意図が伝われば、どこを削ってどこを残すかの提案を受けられます。

【表2:優先したい暮らしと、先に工事する所】

優先したい暮らし 先に工事する所 あとから足すときの注意
車の出し入れと、雨の日の乗り降り 駐車場の土間、カーポート カーポートをあとから付けるなら、柱を立てる位置と建築確認申請の要否を先に確かめる
防犯と夜の足元 門まわりや通路の照明 照明をあとから足すなら、配線の通り道を先に決めておく
目隠しと庭の使いやすさ 目隠しフェンス、ウッドデッキ フェンスの基礎や高さの条件を先に確かめる
手入れの手間を減らす 防草シートと砂利、土間 植栽を足す場所を残しておく

予算が足りないときは、駐車場や門まわりなど毎日使う所を先に工事し、植栽や照明をあとから足す「2期工事」にする方法もあります。あとから足す工事がある場合は、配管や配線の通り道、基礎の位置を最初の工事で計画しておくと、あとで掘り返す範囲を抑えられます。当社の工事の内容と予算帯は、施工事例の一覧で見比べられます。

パース図や施工事例から完成後のギャップを埋める

図面だけでは把握しにくい完成イメージを、過去の施工写真や立体的なパース図を活用して具体化していきます。

日光の当たり方による素材の見え方の違いなどは、実際の施工例の写真で確かめておくと、完成後のイメージとの違いを減らせます。

現場のプロに聞く「メンテナンス性」を考慮した素材選び

見た目の美しさだけでなく、完成後の掃除のしやすさや雑草対策など、将来の負担を軽減する視点が大切です。

埼玉の気候や土地柄に合わせた素材を提案してもらえるか、業者の実務経験を測る質問を投げかけてみましょう。

「10年後にどのような状態になるか」を聞いておくと、将来の手入れまで含めて比べられます。

相見積もりであることを伝えるのはマナー違反ではない

他社と比べていることを伝えても、マナー違反にはなりません。

伝え方で気をつけたい点をまとめます。

他社の図面をそのまま見せて「安くして」と頼むリスク

他社の図面をそのまま別の会社に渡し、同じ内容で安くしてほしいと頼むのは避けましょう。

図面は、その会社が打合せと現地の確認をもとに考えた提案です。そのまま渡すと、ほかの会社がどんな案を出すかを比べる機会もなくなります。

「他社ではこのような意図の提案があった」と希望として伝えれば、各社がそれぞれの考えで案を出せます。

予算は先に伝えておく

予算を伏せたまま商談を進めると、設計の基準が定まらず、希望とかけ離れた高額なプランが提示されることがあります。

あらかじめ具体的な予算の上限を伝えることで、業者はその範囲で使う部材や工事の範囲を考えて提案できます。

「この金額内で理想のイメージを実現するには、どの素材を置き換えるべきか」という対話ができれば、検討の二度手間を防ぐことも可能です。

予算を伝えておくと、その範囲でどこに費用をかけるかを、業者と一緒に考えられます。

相見積もりで選ばなかった会社への断り方と例文

断りの連絡は、依頼先が決まった時点で早めに入れます。見積もりのお礼を添え、「家族で検討した結果、今回は別の会社にお願いすることにしました」のように結論を短く伝えれば足り、理由を細かく説明する必要はありません。電話で理由を聞かれたら、価格や保証内容など決め手を一つ挙げ、「もう決めましたので」と丁寧に伝えます。

LINE・メール・電話で使える例文と、連絡のタイミングは見積もりの断り方の記事にまとめています。

ハウスメーカーの提携業者を断る際の外構ローンの注意点

提携業者以外に外構を頼んでも、外構費用を住宅ローンに含められる場合があります。

外構費を住宅ローンに含める場合は、必要な書類と提出の期限を、借入先に早めに確認してください。外構の見積書や請負契約書などが必要になる場合があるため、その期限から逆算して依頼先を決めましょう。依頼先を決めたら、工事内容と代金の内訳、保証の範囲が契約書に書かれているかを見てください。契約書で確かめる項目は、別の記事で説明しています。

ハウスメーカーと専門業者の「相見積もり」で見るべき差

ハウスメーカー経由と専門業者では、窓口の会社と、図面を描いて工事をする会社が同じかどうかが違います。

見積もりの中身を比べる前に、費用の仕組みを押さえておきましょう。

ハウスメーカー経由の外構費用と、中間マージンの仕組み

ハウスメーカー経由では、窓口はハウスメーカーの営業担当で、工事をするのは提携先の外構業者です。見積もりには、提携先の工事費に、ハウスメーカーの管理費や紹介料などが加わる場合があります。

専門業者に直接頼む場合、住宅会社を窓口とする管理費や紹介料はかかりません。専門業者の見積もりにも設計や施工管理の費用は含まれるので、工事範囲と仕様をそろえて比べましょう。

ハウスメーカー経由の見積もりも、内訳を出してもらえれば、専門業者の見積もりと同じ手順で比べられます。

同じ予算で、見積もりの中身はどう変わるか

同じくらいの予算でも、駐車場の広さや下地、門まわりの商品、フェンスの長さと高さなど、何にどれだけかけるかは見積もりごとに違います。内訳で並べると、その違いが見えてきます。

ハウスメーカー提携先の見積もりが150万円だった方に、当社が税込で約140万円の見積もりで提案した内容は、ハウスメーカー経由と専門業者を比べた記事で紹介しています(提携先の見積もりは内訳が分からないため、同じ条件での価格の比較ではありません)。

住宅会社からの「提携外だと保証がつかない」という言葉への対応

住宅会社から外構をセットで勧められるときに、「提携外だと保証がつかない」と言われることがあります。

新築住宅の構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分は、住宅品確法により、引き渡しから10年間、建築を請け負った会社や売主が瑕疵担保責任を負います。外構をほかの会社に頼んでも、この責任がなくなるわけではありません。外壁に照明や防犯カメラを取り付けるなど、建物に手を加える工事がある場合は、保証の条件を事前にハウスメーカーに確かめてください。

保証の範囲を確かめておけば、外構の頼み先は自分たちで選べます。外構の工事の保証は、外構を工事する会社に、範囲と期間を確かめます。

埼玉外構の見積もりと契約の進め方

見積もりを比べるときの参考に、当社の進め方を挙げます。

  • 初回の打合せから2〜3週間かけて、3Dパースと内訳付きの見積もりをつくっています。
  • 見積もりを確認していただいてから、契約を結んでいます。
  • 支払いは、着工前に半金、完了後に問題がなければ残りの半金です。
  • 完了後は、担当者が立ち会って現地を確認しています。
  • 工事の欠陥は、約款に基づいて施工をやり直すと定めています。
白い塗り壁の門袖とヤシの木がある正面まわり
白い塗り壁の門袖にヤシの木を合わせ、表をリゾート風にまとめた正面まわり。この外構の施工事例

着工前の近隣へのあいさつや、作業後の片付け・清掃まで含めた手順は、ご依頼の流れに載せています。

外構の相見積もりのまとめ

相見積もりは、2〜3社に同じ条件で頼み、内訳で比べ、決めたら早めに断り、契約書で中身を確かめる、の順に進めます。

相談のときは、外構の予算、希望する工事、引き渡しの予定日や工事の希望時期を、分かる範囲でお知らせください。打合せは現地かオンラインで行い、予算と希望に合わせたプランをご提案しています。

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